【CBが蹴れるって大切】蹴れるCBがチームにもたらす効果とは?| FBase マガジン #7
現代サッカーにおいて、CBに求められる能力は多くなり、CBの役割は進化していっています。
デカくて強い、強靭さが求められるポジション。
プラスα細かな動きが求められる俊敏性、速いアタッカーに対応するスピードも求められるようになってきました。
そして現代サッカーにおいてCBには守備だけではなく、攻撃の起点となる能力も求められるようになってきています。
世界トップレベルのCBは高い攻撃的要素も標準装備しているようになってきましたね。
CBのビルドアップ能力はチームに与える戦略や戦術に大きな影響を与えます。その中でも今回は【CBの蹴れる力】に焦点を当てたいと思います。
このnoteでは、
【CBが蹴れる】能力がチームに与える効果を理解できます。
それによりサッカーをプレイしている能力は向上し、サッカーを観戦する人には新たなサッカーの見方に出会えるはずです。
指導者の皆さんにはチーム戦術や指導法に参考になる部分も多いと思います!
【CBが蹴れる】定義は?
言葉の通り、CBがボールを蹴ることです。
それだけでは説明不十分ですよね。
これに加えて両足蹴れたらもっと最高ですね。
この4点を今回の内容では、【CBが蹴れる】と定義します。
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なぜ?50メートル以上?
CBが逆サイドにサイドチェンジをパスする距離、相手最終ライン裏へのパスの距離を考えた時に、50メートル以上は必要!と推測した結果です。
試合の中でCB蹴る最も長い距離を想定して、50m以上は必要だと思いました。もちろん、その距離より短いパスのスキルも重要です。
また、たとえキックの精度が欠いたとしても、50メートルを超える飛距離のあるボールが蹴れるだけで相手の脅威となります。チームラインを押し上げたり、プレッシングの合図にもなります。
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なぜ?早いボール?
例え正確な50メートル以上のボールがサイドや相手の背後に通ったとしても、ボールがフワリとスピードが遅い場合には相手のアプローチを受けやすくなる為(長いボールの移動中に、相手に寄せられてボールを奪われたり)。
なので、出来るだけ早いボールが蹴れた方がいいよね!と定義。
対角線に蹴れる、直線に蹴れる。
これも重要ですね。対角線には蹴れるけど、直線は苦手って選手もいるはず!
蹴れるボールの種類が多ければ、選べる選択が増えてチームに与える効果も増えるはずです!
これらをまとめて、
スペースや人に、
正確かつ早いボールを、
対角線、直線的に、
50メートル以上の距離のボールを
蹴れること。
をこの記事では【CBが蹴れる】定義とします。この定義を元にこれから話を進めていきます!
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