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【選手と「巧っ!」と言うタイミングを合わせたいよね】|サッカー現場の話|Fbase マガジン #78

割引あり

2023年7月だけで4回も国立競技場へ向かいました(厳密に言うと1週間に4回!笑)。その目的は欧州王者マンチェスター・シティを見に行くため。当然お金も時間もかかってしまいましたが、行ってよかった。本当に行ってよかった。心の底からそう思える体験をすることができました。

そんな話はこちらでどうぞ。

私は4回共に独り身で観戦。家族は家庭に置いて一人でいかせていただきました。家族には大感謝です。これから大いに家族サービスへと励みたいと思います。

私と同様に一人で観戦している人もちらほら目撃しましたが、ほとんどがペアで、サッカー談義を楽しみながら、ピッチで繰り広げられる世界最高峰の選手たちの練習や試合に一喜一憂しながら楽しんでいました。

グリーリッシュやデ・ブライネ。ハーランドはピッチに現れるだけで大歓声。公開練習で一番盛り上がっていたのは、怪我で別調整中のデ・ブライネが他の選手たちが紅白戦中に始めたシュート練習。ズドンというキックから強烈なシュートが突き刺さるたびに大歓迎。私も思わず紅白戦を横目にデ・ブライネのシュートシーンに目が行ってしまいました。(笑)

このように色んな場面で人それぞれ違う要素で、サッカーに一喜一憂できるのはサッカーの素晴らしいところだと思います。

私の様にペップ・シティを戦術的な観点で観戦する人。ペップの試合中の振る舞いを観察する人。ビックネームたちの姿をみにきた人。友達に誘われてきた人。シティのファンではないけど、欧州王者がどれほどのものか興味本位できた人etc…

この様に国立競技場に集まった人たちの目的は十人十色違ったはずです。しかしサッカーを通して集まったのは確か。それもまたサッカーの持つ大きな力だと思います。

それでは前置きはこの辺にしておいて、今回の話の本題に入っていきたいと思います。

今回はサッカー現場で感じた話をしたいと思います。

サッカー現場で感じた子供達とのズレ

前置きのようにサッカーを見て感じることは十人十色で人それぞれ違うようね。でもみんな違ってみんないいんだよね!みたいな話をしました。

しかし、同じ共通意識を持った選手たちが集うクラブではそんなサッカーで感じる感情や、サッカーを見る眼は揃えたいはずです。その理由はこれから話していきますね。



私が関わるサッカー現場でのとある場面の話になります。

ベンチに座る選手たちが、試合に出ている仲間のプレーを見て
「あいつ巧っ!今のプレー巧すぎだろ!おお」

と盛り上がっていました。

しかし私はここで違和感を感じました。

その違和感の正体は、

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