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公園のジレンマ

一般社団法人 家族の絆|Family Bonding Association
代表のKORNです。

こんな風刺があります。

賑わう大きな公園
ボール遊びはどこに飛んでいくか予測出来ずに危ないと
ボール遊びが禁止になりました。
子どもが遊具で怪我をして
遊具が撤去されました。
鬼ごっこをしていた子が転んで怪我して
走り回るのが禁止になりました
犬が怖いと苦情が来たので
犬の散歩が禁止になりました。
喋り声がうるさいと苦情がきて
おしゃべり禁止になりました。

公園には誰もいなくなりました。


コロナで色々な規制が敷かれる中、この風刺の感想と同じような思いを
皆さんあらゆる場面でしていると思います。
会社、学校、子育て、イベント、飲み会などなど

リスクを嫌うばかりに本来あるべき姿が失われていく。

負のスパイラルに陥らなくするためには何が必要でしょうか?

ここでもウェルビーイングの考え方が生きてきます。
ウェルビーイングをおさらいすると
『個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念』
簡単に良いければどこを切り取っても良い感じな状態

仮に公園のウェルビーイングを
利用者が多く、トラブルなく、皆が楽しめる綺麗な公園とし、
踏まえて原則と例外を整理していくと答えが見つかってきます。

ボール遊びを1例に取り考えてみると🏐⚽
ボールで遊ぶことは問題ありません。(原則)
ボール遊び以外の人も公園を楽しむ(原則)
ボールが在らぬ方向に飛び遊んでいる人以外が怪我をすること(例外)

案)
原則を守り例外をなくすには、
公園の遊ぶ場所を限定する。
時間貸切にする。
フェンスを高くする
などなど両方が共存するシステムを考えることができます。

もしボールに当たって怪我人が出たらどう責任取るんだ!!
なんて言う人が出るかもしれません。

そこでも、公園利用者のウェルビーイング原則と例外、で考えてあげれば良いと思います。

対処されている状況。ルール(原則)
その中でそれが起こり得る状況(例外)

不意にボールが飛んでくる場に入ったのか?
ルール外のところでボール遊びをしたのか
などのどこかしらにルール違反が起きている状況と考えれます。
で有ればそのルール違反を犯した人の責任になります。

悪いのは、ルール違反をした人で、公園でも、ボール遊びではありません。

この様に考えれば、多くの人が享受できる公園利用の楽しみを奪うことなく
共存していけるのです。

ざっくり超簡単に説明しましたが。考える項目が増えるだけで基本的な考え方は上記のような感じになります。

また全体最適、部分最適や機会損失、逸失利益も含め考え考えるとより良くなっていきます。
https://www.profuture.co.jp/mk/recruit/strategy/17208


今、法制審議会で家族法改正に向けて動いています、https://www.moj.go.jp/shingi1/housei02_003007

そんな中、民間でも家族法に対する中間試案が出されました。


ウェルビーイング。原則と例外。
全体適正・部分適正。機会損失・逸失利益
それぞれの視点で見てみると、より深く読み解くことが出来ると思います

未来を明るくする為にどんな未来が考えられるか?
色々考えていきたいと思います!