「AIベンチャー」を他人事で終わらせたくないあなたへ。【入社エントリ】
こんにちは!
FastLabel Developmentチームの大野です。
2023年8月にFastLabelへジョインしました。
「AI未経験だがAI業界に転職してみたい」
「エンジニアとして機械学習に携わりたい」
そんな思いをお持ちの方に、FastLabelの魅力をお伝えできればと思います!
この記事の対象読者
・機械学習に携わりたいエンジニア
・ベンチャー企業に興味があるエンジニア
FastLabelが提供しているプロダクトについては、ぜひホームページをご覧ください!
これまでの経歴
FastLabelに参加するまでの経歴を簡単に振り返ってみます。
私立大学 経済学部
「政治・経済の分野から日本を良くするんだ」という思いで入学。
1年生の夏に書店でAIに関する本に偶然出会う。
AIが今後世界に与えるインパクトのあまりの大きさに衝撃を受ける。
AI業界にエンジニアとして進むことを決意。
プログラミングを独学で学び、iOSアプリの個人開発・リリースを行う。
株式会社Works Human Intelligence(WHI)
(株式会社ワークスアプリケーションズに新卒入社。会社が分割しWHIに移籍。)
メイン製品の開発に従事する。
社内で最も新しいサービスの開発チームに異動し、設計・開発の日々を送る。
転職のきっかけ
WHIには「新卒1社目は3年で辞める」という覚悟で入社していました。
「居心地の良い場所に身を置くと、どんどんと外に出る勇気を失っていくだろう」と予想していたためです。
社内異動により予定より1年延びましたが、入社から4年が経つタイミングで転職活動を始めました。
FastLabelを選んだ理由
転職の軸
転職においては、以下の2つを軸にしていました。
AI企業のエンジニア
ベンチャー企業
AI企業のエンジニアを軸とした理由
大学時代から、AI業界にいつか身を移したいと思いつつ、なかなか挑戦の勇気を持てずにいました。
ただ、機械学習に関する話題が世間を日々賑わせる今日において、「この業界に飛び込むなら今だろう、むしろ今を逃すべきではない」と考えました。
ベンチャー企業を軸とした理由
ベンチャー企業に挑戦してみたい思いを、以前から持っていました。
大企業においては、物事や開発プロセスなどが良い意味でも悪い意味でもきっちりと固まっており、身動きはあまり取りやすいとは言えないかと思います。
自分で課題を見つけて、改善のために自分から動く、という経験が自身の成長のためにも重要だと考えていたため、それが可能なフェーズの会社を探していました。
この2つの軸とFastLabelがマッチしたため、カジュアル面談を受けてみることにしました。
FastLabelのどこに魅力を感じたか
カジュアル面談の前に、会社のHPとそこから辿れるリンクをほぼ全て見たのですが、見れば見るほど、自分もこの製品の開発に携わりたいと感じるようになりました。
製品が好きかどうか、というのは開発者のモチベーションとしてとても重要な要素だと考えています。
加えて自分勝手な理由を一つ述べると、機械学習の数あるフェーズの中で、重要だが難しさを抱えているアノテーションの部分について、仕事をしながら知識を深めていけるというのはなんと良い環境だろう、と思ったというのもあります。
実際にFastLabelに入社してみて
自身の業務内容
7月半ばから副業として参加していたので、FastLabelにジョインしてから約1ヶ月が経ちました。現在は、製品の機能強化・修正をしながら製品・ソースコードの理解を深めている段階です。
製品は触っていてとても面白く、日々の実装がとても楽しいです。
(改善したいところももちろんありますが、そこもベンチャー感があって最高です。)
参考として大変な点も挙げてみると、対応への素早いスピードが求められる点です。
FastLabelの製品はすでに多くのお客様にご利用いただいており、その中では様々な問題・機能要望が常に発生します。
これらの案件を数日中に対応してリリース、できれば今日中、などのスピード感で対応する必要があるので、気を抜ける瞬間というのは少ないように感じます。
(個人的にはその分、多くの経験を詰めると捉えています。)
働き方
勤務はリモートでも出社でもどちらでもよく、リモートで働いている人がとても多い印象です。
前職では3年間フルリモートだったので、転職後は久しぶりに出社して働いてみよう、と思っていましたが、この3年間で出社する習慣というものを完全に喪失してしまったので、リモートで働くことの方が多い今日この頃です。
(習慣というのは中々変わらないですね。)
部署の特徴・雰囲気
エンジニアの数はまだまだ少なく、10人ぐらいです。
入って数日で全員の顔を把握できる状態でした。
穏やかで優しい方が多く、すでに居心地の良さを感じています。
MTGは少なく、アサインされた案件の実装を個人ベースで進めていく、というスタイルです。
黙々と実装を進めるのが好きなので、とても仕事がしやすいように感じています。
その一方で、案件で困ったり悩んだりする部分が出た際は、チームメンバーに気軽にMeetで相談ができ、チームメンバーの方も親身に相談に乗ってくれるので、孤独に対応しなければならない、といったことは全くないです。
部署の推しポイント
製品自体がまだまだ開発途上の段階なので、やるべき案件がたくさんあり、望めばいくらでも開発ができるような環境です。
製品の現在までのコアであるアノテーション機能の機能拡充・利便性強化といった案件から、機械学習に関するプロセスを幅広く対応できるようにするための機能追加など、issuesのリストは見ていて飽きません。
製品を成長させていくフェーズの開発を経験できる今は、とても良い時期だと感じています。
エンジニアの募集は積極的に実施していますので、ぜひ今来てください!という気持ちです。
FastLabelのパーパス&バリューについて
FastLabelが掲げるパーパス&バリューがとても好きで、FastLabelを選んだ理由の一つになっています。
その中でも、個人的に特に好きなのが「Customer Geek」です。
「お客様の成功が我々の成功である。誰よりもお客様のことを理解し、信頼に足る存在であり続ける。」
開発者として製品を見て日々接していると、良い仕様も悪い仕様も、固定的なものとして捉えてしまいがちです。
しかし、
「お客様はこの仕様に仕方なく従っているだけで、実は不便に感じていたりしないだろうか」
「もし、製品に初めて触るお客様だったらどう感じるだろう」
といった、お客様の目線に立ってみると製品の改善・強化する部分が見えてきたりします。
製品を実際に使ってくださるお客様のことを常に考え改善していくことが、製品をより良く成長させていくこと、そしてお客様に気に入っていただける製品を生み出していくことに繋がると考えています。
今後の展望
これからFastLabelでチャレンジしたいこと
個人としては、機械学習エンジニアとアプリケーションエンジニアを兼ねるエンジニア・マネージャーを目指したいと考えています。
片方のみの知識を持っていると、もう片方のやっていること・潜在的にできること、について見誤ると考えています。
製品を成長させていくには、機械学習でできることを把握した上で、それをアプリケーションとしてお客様のメリットに結びつけるにはどうしたらいいか、というのを考えられる力が必要です。
個人としてはその力を身に付けながら、FastLableにおいては、FastLabelのアプリケーションを、世界で戦えるアプリケーションに成長させていきたいと考えています。
日本のアプリケーションで世界に出ていくものが少なく、海外で作られたアプリケーションを日々消費する毎日に、幾ばくかの虚しさを感じているためです。
FaslLabelのパーパスでは以下を掲げています。
「AIインフラを創造し、日本を再び「世界レベル」へ」
このパーパスを達成するためにもまずは、FastLabelが世界レベルのアプリケーションを創り出していく必要があります。
そのためにも、少しでもご興味を持たれた方がいらっしゃれば、ぜひお力を貸していただければと思います!