畑違いのエンタメ業界からAIスタートアップへ!【入社エントリ】
はじめまして。2023年9月よりFastLabelに入社し、 AI Data Operation 部門の PM の担当となります高橋と申します。
まだ入社して間もない状況ですが、
エンタメ業界の人間がなんでほど遠いAI業界に入ったの?
スタートアップ転職への葛藤はなかったの?
といった疑問へは、少しはお答えできるかなと思い、筆を執ります。
エンタメ業界を選んだファーストキャリア
就活生なら誰しもが悩む自己分析。私も例にもれず悩みました。
昔から、TVやラジオ、映画にYouTubeに、と幅広く興味をもっており、
大学時代の卒業論文には好きな映画会社をテーマに据えるほどでした。
一方、クリエイティブな活動をしているわけではなく、学部選び(商学部)も「自分のやりたいこと<社会に必要な人材」という意識が選択理由でした。
趣味が活きる仕事をするか?安定や社会貢献を重視した仕事をするか?
どちらも捨てきれなかった私に縁があったのは、前職である動画配信会社でした。
エンタメ業界の要素は多分に含みながら
実際の業務ではビジネスとして汎用的なIT系の色も強い
という、当時の自分の考えにマッチした会社だったと思います。
会社や社会を支えるポジションを魅力に感じるようになる
その会社では戦略策定・プロモーションなど複数の部署を経験しました。
そのなかで、一番性に合っているなと感じたのは、社内の業務フロー策定・効率化/標準化を担う部署でした。
先の入社理由の中でも会社を下支えするようなビジネス的な部分の私が顔を出したわけですね。
そこでは、背景整理・要件定義→部署間調整、というPMのような仕事を経験し、これをもっと深めていきたいと考えるようになりました。
一方で、
影響が自社サービスの範囲に限定される部分
会社も大きくなり、たこつぼ化を感じはじめた部分
など思うところもあり。
ちょうど年齢的にも区切りのいい時期だったので、新しい環境での挑戦という選択肢も含めて、キャリアをあらためて考え直してみようと思いはじめました。
※こんな疑問・悩みも持ってました。
1社で仕事しているだけでは見えない、汎用的なスキル・意識とはなんなのか?
それを知ることで、会社に依存しないビジネススキルを身に着けたい
FastLabelとの出会い
そんななかで登録していたスカウトサービスにて、弊社人事の小池からメールをもらいました。
はじめは、アノテーションの「ア」の字も知りませんでしたが、そんななかでも、入社に対して前向きになれたのは3つの要素が大きかったなと思います。
①前職の業務との共通点
調べていくなかで、「情報をデータ化して、その運用方針を定義する」という前職との共通点を感じ、
という期待感を持てました。
②自分が成長する要素
新たな挑戦として
クライアントワーク
顧客課題の解決
成果物を納品する
という要素を持つ仕事を経験できるという点で成長できると感じました。
③会社のパーパスへの共感
一個人が大げさに語りますが、いまの日本の、生産人口・競争力が減っているさまには憂いを感じます。
微力ではありますが自分の力がそうした状況を変える役に立てばな、という思いはずっと心の中にあり、転職先を考える材料にもなっていました。
FastLabelの掲げるパーパスとして「日本を再び世界レベルに」という点はそこに合致しており、その手段が「AI『インフラ』を創造」するという部分も、「社会全体」の縁の下の力持ち、という意識に前部署との共通点を感じていました。
スタートアップ転職、エンタメから離れることへの葛藤
もちろん、不安もありました。
スタートアップなので、どっしりと安定した財政基盤ではないし、こだわっていたエンタメへの心残りも確かにありました。
ただ、一部を除いて安定などはない今の時代、どこで働くかより、どういう仕事をできるようになりたいかが大事だと考え(にしてもシリーズAは挑戦的ですが)、
前職の最後の方は業務的にエンタメ色は少なくなっていて「案外、必ずしもエンタメに触れていなくても、やりがいを感じられるんだ」
という自分に気づいたこともあり、今回の転職に至ることになりました。(最終的には「エイヤ!」でしたが笑)
実際に入社してみて
入社直後ではありますが、「人」に恵まれているなと感じることが多いです。
おもしろいバックボーンを持つ方々が多いですし、なにより皆さん優しい方ばかりです。
特に質問をしてはいけないという雰囲気もないし、Slackでコメントを残せば爆速で丁寧なレスポンスがあるし、リアクションも多い。
1つ1つは基本的ですが、相手を思いやって行動するからこそなのかなと感じています。CEO上田含め古くから活躍しているメンバーがワークスアプリケーションズという会社の出身なので、「その雰囲気になじめるかな?」という不安はありましたが、職歴に起因するような風土はなく、FastLabelの雰囲気ができているように感じます。
これからもまだまだ色は変わり続けていくんじゃないかなという柔軟性も感じます。
それも、
会社がまだまだ発展途上で一丸となって事業を進めていこうという雰囲気が強い
社会のインフラを創造するという縁の下ポジションに共感した人が多い
新しいメンバーも含め同世代(20代後半~30代)が多い会社
このあたりがそういう雰囲気を形成している理由なのかなと、入社して間もない人間が考察しております。
最後に、自分が携わるADOという組織について少し。
入社を決めた理由の通り、かなり幅広い業界との接触機会があります。
社内でも営業~開発まで多くの人と連絡をとるので、スケジュール的な調整だけでなく、コミュニケーション的な調整も必要な要素だと感じています。
会社の中でも主力事業なので、人員の拡大も盛んです。
これからもっとにぎやかになってくるのではないかと楽しみです!
今後の展望
AI利活用に関する知識
クライアントワーク
PMとしての振舞い
まだまだ学ぶことがたくさんあります。これらすべてを吸収し、PMとして一人前になること。これが自分の今のチャレンジです。
FastLabelの「日本を再び『世界レベル』に」というパーパスを胸に、より多くの産業の成長を支えるAIの利活用をコンサルできる存在として立っていけるようになりたいと思っています。
これをお読みの入社を決められた方々、お会いできるのを楽しみにしています!