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薬を使わない血圧の下げ方
こんにちは!
この記事では
「薬を使わずに血圧を下げる方法」
について解説していきます。
こんなお悩みないですか?
健康診断で血圧が高めと指導された
何をしても血圧が下がらない
血圧を下げるために何をすればいいのかわからない
減塩するのがつらい
最近体重も増えてきた
薬はできれば飲みたくない
人によっていうことが違って何を信じればいいのかわからない
今回の記事では、そんな血圧や健康に関するお悩みを解決していこうと思います!
本当は怖い高血圧
知っていますか?
高血圧は、世界中で毎年900万人もの命をうばっている
とても怖い病気なんです。
日本も例外ではなく、
厚生労働省の「リスク要因別の関連死亡者数(2019)」によると
日本人が命を失う一番の原因が高血圧だとわかっています。
なんと、喫煙よりも多いんですね!!
![](https://assets.st-note.com/img/1709065968278-pi0WFZo04h.png?width=1200)
実際、高血圧は命に関わる多くの病気の原因につながると考えられています。
例えば
がん(腎臓、食道、膵臓など)
心臓病
脳卒中
腎臓病
認知症
これらの病気のリスクが上がることがわかっています。
高血圧はありふれた病気ですが、放置するととても怖い病気なんです。
高血圧になったらどうする?
健康診断などで血圧が高いことがわかったら、病院への受診を勧められることがあります。
そこではどのような治療を受けるのか、高血圧治療ガイドラインのフローチャートをご紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1709066423120-QsqOaZRMRA.png?width=1200)
血圧の状態や、他の病気の有無によって判断は異なりますが
基本的にまず行うことは
「生活習慣の改善」です。
ここで効果不十分と判断されたり、サボってしまうと
お薬での治療が開始されることになります。
薬を使いたくないと思われるのであれば
この「生活習慣の改善」に全力を注がなければなりません。
薬、できれば使いたくないですよね?
ここでやっと本日の本題。
何をすれば血圧が下がるのか、ご紹介していきますね。
薬を使わず血圧を下げる方法
血圧を下げる方法はいくつかあって
それぞれどれくらい血圧が下がるのかは研究により明らかとなっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1709066868734-G05RDfE5Ah.png?width=1200)
これらの中で
取り入れやすいものを選んでいただくだけでOKです。
どうですか?めっちゃ地味じゃないですか?
よくテレビやSNSで見かけるような
【〇〇を食べるだけで血圧が下がる!!】
といった情報はよく目立ちますが
本質的な解決にはつながりません。
健康を作るために必要なのは
体に良いものを食べ、悪いものを出し、よく運動し、よく遊び、よく休むこと。
僕が昔好きだった「ドラゴンボール」の永遠の師匠
亀仙人の名言にも似た言葉があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1709067304125-ZMQr98Ecss.jpg?width=1200)
何が言いたいのかというと
健全な生活習慣によって健全なカラダと精神が育てられる
ということ。
一種の修行みたいですね。
でもこれを乗り越えることで、病気に悩む人生から脱却することができるんです。
実際何からすればいいのか、わからない人もいるともいますので
中でもおすすめのものを2つだけご紹介して
この記事は終わりにしようと思います。
おすすめの方法2選
取り組むことが多くなると人間は行動できなくなる傾向にあります。
血圧を下げるために確実に行動していただくため、
今回は特に取り組んでほしいことを2つに絞り説明します。
減塩する
なんといっても、やはり減塩は欠かせないところです。
全世界的に減塩は積極的に勧められていて、日本でも例外ではありません。
むしろ、日本の基準は非常に甘いところもあります。
日本の減塩目標
・男性:7.5g未満
・女性:6.5g未満
WHO(世界保健機構)の基準
・全ての人が5g未満
アメリカ心臓協会
・ナトリウムとして1,500mg以下(食塩として3.8g以下)
イギリス国立医療技術評価機構(NICE)
・2025年までに3g未満
食塩のリスクは血圧だけにとどまらず、
糖尿病、尿路結石、胃がん、動脈硬化、慢性腎臓病、骨粗鬆症
など多くの病気と関連しています。
血圧を下げる目的でなくても
減塩は健康維持のために必要なんです。
食塩と血圧について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください
簡単に減塩と言っても
具体的に何をすればいいのかわからないという人のために
減塩のコツを3つご紹介しておきますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1709068238694-1USXziN0Ak.png?width=1200)
良質な食事をとる
食塩だけでなくどんな食事を食べているのか、
食事の「質」も大切になってきます。
食事の質の低下が心血管系疾患リスクと強く関連している
と、アメリカ心臓協会が発表しています。
「質」とは何を指しているのかと言いますと
・ビタミン
・ミネラル
・食物繊維
・シンバイオティクス
・ファイトケミカル
これらの栄養素をどれだけ摂れるか、ということになります。
それぞれの栄養素の説明は別の記事に任せるとして
この栄養素を確保するための"超簡単な"食事についてお話しします。
それは
野菜や果物をたくさん食べること
実際、野菜中心の食生活をすることで高血圧や糖尿病、心血管疾患の発症リスクを下げられることが研究により明らかとなっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1709068682733-ebrItugCVb.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1709068712689-x9UZFWHMFc.png?width=1200)
ベジタリアンやヴィーガンほど、徹底的に野菜や果物だけで生きていくまではしなくても大丈夫です。
数日ならまだしも、ずっと継続することは難しいでしょう。
(健康に良いことは確実なので、したい人はどうぞ)
毎日必ず野菜と果物を食べること
まずはここから始めてみられてはいかがでしょうか。
どれくらいの量を食べたらいいのか。
最後にハーバード公衆衛生大学院の「健康的な食事プレート」をご紹介して終わりにしたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1709069380901-1e1jzYwKE2.png?width=1200)
こちらのプレートは
1食で食べる食材のバランスをワンプレートで表しています。
野菜と果物でプレートの半分を占めていることがわかるかと思います。
やはり、野菜と果物をしっかり食べていくことはとても大切なようです。
それ以外にも、大切なポイントがいくつか記載されていますので
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
裏ワザや画期的なものはなくて
がっかりでしょうか?(笑)
誰もが健康にいいよねとわかっていること。
でもなかなかできないのが私たち人間です。
この健康習慣をどのようにご自身のライフスタイルに落とし込んでいくか。
これが一番大切だったります。
今回は特に大切で、取り入れていただきたいものをご紹介しました。
全てを完璧にする必要はありません。
まずは週に1日だけでも、取り組んでいただけると嬉しいです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
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