百恵さん来りて足るを知る
前回の続きです。
ディナーランチ企画3日め。
3月3日日曜日。
飲食店にとって日曜日は書き入れ時です。
そして、朝から大雪。
わたしの脳内に山口百恵さんが降り立ちました。
音もしなやかに雪が降る。
白く透き通った雪が降る。
人の~よごれた~心を~~
埋めていく~~~ように~~~。
わたしは一切を諦めました。
来る、来ない、帰らない、帰る~
ひなげしの花cvアグネス・チャンは
もうやめよう。
今日は予約があるけど
基本ノーゲ(注:No guest)でヨシ!と
腹をくくったのです。
はたして….
OPEN直後、お客様が次次と
ご来店。
予約もあります。
しかしいつもの勢いはありません。
そして12時過ぎ
雪の降雪量に比例するように
ぴたりと来店が止りました。
ふと外に目をやると
兵庫出身で寒さに弱い
力シェフが黙々と雪かきをしています。
繊細なデザートをつくれるだけあって
ママさんダンプの軌跡の美しいことよ。
気づいたらわたしも外にいました。
ママさんダンプを動かしているうちに
またしても百恵さんが光臨。
♪ねえ~キレイなまま生きることは~
ムリなのかしら~
(キレイを知るには
キタナイもないとねわからないよね)
♪ね~愛し合うと~わたしたちも~
いつかは~汚れて~しまうのかしら~
(愛し合うとは何を指してるかはアレだが
生きてたら汚れる権利もあるおんね)
雪かきをしながら
ジタバタあがくことの滑稽さに
思い至ります。
全ては大いなる自然の流れにあって
キレイとかキタナイとか
来るとか来ないとか
帰るとか帰らないとか
お店が続くとか終わるとか
そもそも、どっちでもいいだもんね。
最後のひとかき。
ママさんダンプの雪を卸した途端
降りてきた言葉は
「ありがとう、あなた」
でした。
するとどうでしょう。
次々に駐車場に車がやってくるではないですか。
13時過ぎ。
ピークタイムはここからでした。
質問
いったいどうして
現実がうごいたのでしょうか?
その理由を3つ記述してください(100文字)
GoKigeN社長高橋そうべえの
公式LINEにご登録いただいた方には
解説をお伝えしますね!
まだまだ結果はこれから。
3月いっぱいこの実験の経過観察&レポートしますね!
ではまた。
PS
スタエフでも同テーマで話しています
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