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「普通のはずが、なぜか違った――境界知能が私の人生に刻んだ影」

1. 導入:違和感を抱き始めた瞬間


みなさん、お久しぶりです!

今日は『境界知能』としての自分の経歴を振り返りたいと思います。
私自身、長い間「普通」だと思って生きてきましたが、いつしか「何かが違う」と感じるようになりました。そんな私の経験を通して、境界知能がどのように私の人生に影響を与えてきたのか、お話ししていきます。


『最初の違和感』

私は小学生の頃、他の子と同じように過ごしていましたが、勉強だけはどうしてもついていけませんでした。

特に算数が苦手で、授業中に先生の説明を聞いても、理解力がないのかよく分からないまま授業を受けていました。

クラスメートがスラスラと問題を解いているのを見て、焦りや不安を感じたのを今でも覚えています。

今でもメートルや計算のような単位に関する項目は苦手で、何度も確認しなければ安心できないことが多いですね。

2. 境界知能の影響を感じた時期

『学校生活での葛藤』

小学校高学年になると、勉強が本当にできなくなり、親が進研ゼミや塾に通わせてくれました。

しかし頑張っても成績が上がらず、無力感を感じていました。
親からは「努力が足りない」と言われ、その言葉が重くのしかかっていました。限界を感じつつも、どうすればいいかわからず、「これ以上頑張れない」という思いが常にありました。

「なぜ自分だけがこうなのか」を考えても答えが見つからず、努力し続ける辛さは言葉にできないほどでした。

その後、中学を経て地元の高校に進学しましたが、そこで再び勉強に躓いてしまいました。
特に苦手な科目が増え、どんなに努力しても理解が追いつかず、結果として気づいたら進級に失敗し、留年してしまいました。

この時は、本当に自分がどうすればいいのか全くわからず、絶望感に包まれていました。

その後、両親が私のことを気にかけてくれ、別の学校に転入させてくれました。
親には本当に迷惑をかけたと感じています。今でも、その時の両親の支えには感謝してもしきれません。

その後、2年の月日を経て美容の専門学校に進学しましたが、これも境界知能が原因だったのかはわかりませんが、極度の人見知りで非常に苦しみました。

クラスメイトと自然に会話することができず、はっきり受け答えすることができないことも多々あり、逆に自分の意見を頑なに貫こうとしてしまうこともあり、クラス全員に迷惑をかけていたことを今でもよく覚えています。

あの時は、どうしても自分の気持ちを整理することができず、周りとのコミュニケーションに大きな問題を抱えていました。

そして2年後、美容師免許を取得するための試験を受験しましたが、今度は筆記試験に落ち、実はこの時にはすでに就職先の会社に免許を取得した状態で入社する予定だったため、会社に凄い迷惑を掛けてしまいました。
その後会社には頭を下げてバイトとして契約を変更してもらうことになりました。


今でも当時のことを思い返すと、あの時の気持ちがよみがえりますし、自分の判断を振り返ると「よくやったなあ」と我ながら思います笑

その後無事に免許を取得し、正社員として働き始めましたが、ここからが本当の試練でした。毎日ミスばかりで怒られ、改善も見えず、ただ疲れ果てる日々。
なぜこうなるのか答えが見つからないまま、時間だけが過ぎていきました。


その後、美容という仕事自体があってないのでは?と考えて他の業種を転々としましたがやはり前述のようなミスばかり繰り返し、2年後には無理が祟って適応障害を発症してしまいました。
この時、諦めて障害者枠等行けば良かったのですが、昔親から言われた事を思い出し根性論で乗り切ろうとしてたのが原因だと考えています。

現在は回復してまた別の職場で働いていますが適応障害が完治したわけじゃなく、いまだに入力ミスや認知の弱さから来る勘違い等でミスをしてしまいます。

3. 境界知能との向き合い方


『診断までの道のり』

新社会人になった際、人より浮いてる事が気になったのと当時『発達障害』の概念が普及し始めたのがきっかけでした。

診断結果が下りた際、自分の中の付き物が取れたような感覚と、自分のスペックが平均より低いとハッキリ数字で出てたのが酷くショックを受けてたのはよく覚えてます。


『日々の工夫と改善策』

ここからは個人的に境界知能とわかってから取り入れて良かったライフハックを紹介していきます。

1.朝水を飲む

朝起きたら、まず水を飲むことから始めています。水分補給をすることで、身体を目覚めさせ、頭がスッキリとします。
また人間は就寝中、大量の寝汗をかいてて脱水症状を防ぐ効果等もあります。


2.朝散歩をする

日光を浴びながら20分程の中〜強度の運動をすると、抗うつ作用を持つセロトニンが分泌されます。
これはエビデンスもあり、医学的に証明されています。
最初20分も無理な人は、10分だけでも大丈夫だと思います。
とにかく最初は始めることが大事なのです。


3.運動する

30分以上の運動を毎週3日以上すると、脳内でBDNFが作られます。
これは『脳のタンパク質』とも言われており、記憶力が良くなる等の効果があります。
2の朝散歩と組み合わせて一緒にやると効率的だと思います。


4.瞑想する

瞑想は、心を落ち着け、内面の集中やリラックスを促進するための精神的なエクササイズです。瞑想にはさまざまな形式がありますが、共通しているのは、心を静かにし、意識を現在の瞬間に集中させることです。
自分も7年以上やっていますが、頭の中もクリアになりとても良いです。
まずはアプリを落としてみて、自分に合った瞑想の仕方を探るのをオススメします。


5.ジャーナル、Todoを書く

日々のタスクや思ったことをジャーナルに書き出すことで、頭の中を整理し、忘れ物や仕事の抜けを防いでいます。Todoリストを作ることで、視覚的にタスクを把握しやすくなり、達成感を感じることができるのも大きなポイントです。
また紙に書き出し事で、認知機能の改善にも繋がります。


5.昼寝する

昼寝には認知機能向上や認知症リスク低下などの効果が期待できます。(ただ昼寝の質や時間の長さによっては逆効果になる可能性もあるので注意してください)
昼休みの時間に短い昼寝を取り入れることで、午後の集中力を高めることができます。

6.音読する

音読を行うと、脳の神経細胞が一斉に活性化し、脳の血流がどんどん高まって、大脳全体の70パーセント以上が活動しはじめることがわかっています。
僕個人は音読は疲れるので大事な日の前はしないようにはしていますが、基本頭がスッキリするので毎日取り入れています。


7.チャットGPTに質問する

境界知能の方は言語化能力が低くかったり考えが纏まらなかったりで、何をどうしたら良いか分からない方も多いと思います。(僕もその1人です)

自分が分からないことや悩んでいることを、気軽にチャットGPTに質問することで、迅速に情報を得られます。これにより、自己学習が進むだけでなく、特定の課題に対して具体的なアドバイスをもらえるので助かっています。

また逆算して目標までのロードマップも作ってくれるので非常にオススメです。


8.ポイ活で貯めたポイントを投資に回す

僕が今回最もお伝えしたかった部分です。
境界知能や発達障害を持っていると、金銭管理が難しく、気づかないうちに全額使い切ったり、マイナスになってしまうことがあります。僕自身、これを自力で改善するのは難しいと感じています。

そこで僕は、副業としてハードルの低いポイ活を活用し、得たポイントをポイント投資や高配当株に回すという方法を実践しています。これにより、短期間で無理なく資金を増やすことができています。

実際に僕は、2〜3年間で約30万円の資産を貯めることができました。この方法は、金銭管理が苦手な境界知能や発達障害を持つ人にとっても、効果的に資産を形成する手助けとなると感じています。


ポイ活で得たポイントを使って、少額の投資を始めることで、資産を増やす手助けをしています。これにより、金銭管理が得意ではない境界知能当事者でも、無理なくお金を増やすことができています。
ポイ活でいかに稼ぐかはまた次回話そうと思います。

4. 現在の状況とこれからの目標

『現在の生活』

現在、実家で暮らしながら夜勤のサービス業に従事しています。あと2年で30歳になるため、今の生活に変化が必要だと感じています。

ADHDや境界知能の診断は、親に伝えていません。伝えると喧嘩になる恐れがあり、悩んでいるからです。
しかし、このままでは将来に向き合えないとも感じ、いずれは話す必要があるかもしれません。

未来への希望と目標

現在は年収300万円ほどで、境界知能でもできることを示すために年収400万円を目指しています。貯金100万円も目標にして、支出も徐々に減らしています。

また今まで仕事で苦労してきたので、1人で稼ぐ力をつけたく、副業に力を入れています。
特に今現在はnoteでの収益化も考えて努力しています。

5.最後に

これからも、自分に合った方法で目標に向かって進んでいきます。

境界知能やADHDを持つ人でも、少しずつ努力を積み重ね、同じような悩みを持つ方々に役立つ情報を発信し続けたいと思います。

これからもこの道を歩み続け、発信を通じて同じような悩みを抱える方々に少しでも役立つ情報を届けていきたいと思います。
それではまた!


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