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無農薬の発酵発芽玄米、はじめました

2021年の夏に東京から八ヶ岳は原村のペンションに移住してきて、ペンションの管理人をやりながら、畑あそぼ村FARMY、株式会社ハタケホットケ、NPO法人親子育などに携わり、現在は主に発酵スムージーや自家製のジンジャーエールをキッチンカーで販売しています。FARMYのキッチンカーFARMY KITCHEN担当「いけっち」こと池田幸久46歳です。

東京から原村に移住してきて1年になります。まだ10月なのに、朝晩の気温は2度まで下がります。なかなか、この寒さには慣れません…

移住してきて一番変わったのは食生活

東京では外食ばかりしてきた私でしたが、なんせ、ここ原村は夜に開いているお店が少ないので、自炊をするようになりました。

自分達で育てる野菜はとにかくそれだけで美味しいし、野菜だけでも十分に満足できるだけの栄養がたっぷり。そんな野菜を
たくさん取り入れられるので、毎日健康的な食生活に変わりました。

食生活の変化について、特筆したいのは「発酵発芽玄米」取り入れるようになったことです。

自分達で作った無農薬のお米を食べるようになり、玄米を発芽させて作る発酵発芽玄米を食事に取り入れて行くようになりました。

意外と手間要らずな発酵発芽玄米

発酵発芽玄米はお米とお好みで黒米・もち麦(お米1合に対し10gづつ)を少しお米の傷をつけるように金ザルや泡立てで右回りにかき混ぜて、6時間~10時間(寒い季節は10時間位)水につけておくとお米がぷっくり膨れるので、膨れたら、小豆をお米に対して10%、塩は1合に対して2gを入れて、炊飯にかけるだけ、3日~4日間おくと、もっちもちの発酵発芽玄米の出来上がり。

毎日こんなことできないと思っていましたが、なんと、こうしてできた発酵発芽玄米は発酵しているので、保温しておくと2週間~3週間どんどん熟成されて美味しくなります。なので、一度に10合位たくさんつくりおきできて、毎日「炊く」作業がなくなります。しかも食べたい時にいつでも食べれる。実は毎日の食事をとっても楽にしてくれます。

なんとなく、玄米で食べた方が栄養がありそうな気はしていましたが、あの硬くて、ボソボソな玄米はなかなか食べにくく、どうしても好きになれませんでした。発芽させることで酵素が活性化され、お米に甘みと旨味が加わって、外皮も柔らかくなるので玄米特有の固さやボソボソした食感が気になるどころか、もっちもちのお赤飯の様な食感になります。

ダイエット効果あり?

玄米は白米よりもビタミン、ミネラルや食物繊維などがたっぷりと含まれ、完全栄養食品とされていることもあり、それだけで、お腹の満足感があります。

発酵発芽玄米にすると、お味噌汁と漬物さえあればもう十分満たされるので、私は主食を発酵発芽玄米に変えてからおかずの量がぐっと減り、それだけで2ヶ月で5kg痩せました。

カロリー自体は白米と変わらないので、たくさん食べれば太るのですが、おかずもいらなくなる位、たくさん食べなくて良くなるんですね。

しかも玄米にはカロリーにならない部分であるヌカや胚芽に、たくさんの食物繊維が含まれているため、腸内環境の改善をサポートしてくれます。
特に食べた後の血糖値の上層度合いを表すGI値も白米より圧倒的に低く、脂肪を合成するインスリンの量を白米よりは抑えられると言われていて、更に糖質と脂質の代謝を良くしてくれるので、燃焼も早いということです。

食物繊維とポリフェノールの効果

小豆と一緒に炊くことで食物繊維、ビタミンB群、ポリフェノールなども同時に摂取できるのです。

食物繊維は腸まで届いて腸内のビフィズス菌や乳酸菌のエサになって、善玉菌達を元気にしてくれます。これがとーっても大切で、私達はヤク◯トやヨーグルトなどで、乳酸菌やビフィズス菌を加えることで増やそうとしますが、そんなことはあまり意味がなく、それよりも、もう既に腸内に住む善玉菌達を元気にするエサつまり、食物繊維を接種することの方がよっぽど大切なのです。

ポリフェノールには抗酸化作用があり、酸化を防いで老化を防ぎ、元気な体を維持するのに役立つと言われています。このポリフェノールが小豆にはたっぷり含まれています。

良いことだらけやん!

私の友人のワン(犬)ちゃんはなんと23歳…人間で計算するとの168歳生きていることに!信じられますか?14歳の時に病気で死にそうになってから、エサを発酵発芽玄米に変えたそうです。そこから、10年近くも生きていいるんです!これはまさに発酵発芽玄米のお陰ではないかと思っています。

これだけ素晴らしいこと盛りだくさんの発酵発芽玄米。

やってみたら意外と簡単にできますので、ぜひぜひ試してみてください。

この発酵発芽玄米を食べるようになってから、発酵を取り入れたメニュー開発をするようになりました。

次回私の記事では旨みを簡単に作れる発酵調味料について、お伝えしていきたいと思います。

FARMY 池田幸久

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