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THE HANON(電子音楽)の活動

初めに

Python-Djangoの勉強日記をnoteに書いたのがちょうど1ヶ月前の11月29日。
その間、「THE HANON 電子音楽」の活動として音楽を作って発表したので今日はそのことについて書きます。

ニンテンドー3DSの「KORG M01」というソフトで音楽を作ることができるのですが、2012年ごろ、これで作曲して遊んでいました。
その時作った曲がまだソフトに残っていたのでこれをあらためて修正、
新たに曲の追加もして9曲入りのアルバムとして、Tunecoreで配信をしました。

音楽配信までの主なタスクはこちら。

1. アルバムコンセプト設計
2. 楽曲制作
3. アルバムタイトル開発
4. メインビジュアル制作
5. 配信手続き
6. WEBサイトリニューアル
7. SNS運用
8. アクセス解析

アルバムコンセプト設計

コンセプトは「ニンテンドー3DSで作った音楽」です。3DSがたまたま出てきたので、全曲3DSで作るという縛りで制作することにしました。

楽曲制作

過去に作った6曲の調整と、別の3曲を3DS用に編曲して9曲まで揃えました。

曲名開発

「M01」の仕様上、曲名の文字長は8文字です。例えばTECH-M-I は、`Techno Is Marching In` という曲名なのですが、名前をつけて保存をする際に8文字内に収めるしかないので「TECH-M-I」にしました。他の曲名も、原題を無理やり8文字に圧縮した綴りになっています。

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元のタイトルと3DS曲名の比較はこちら。
1. Techno is marching in >>> TECH-M-I
2. Organ Beep >>> ORGN-BEP
3. Contemporary Music Age >>> CTMP-M-A
4. Legacy System >>>  LGCY-SYS
5. Spending my days >>> SPND-M-D
6. Valuable Synthesizer >>> VAL-SNTH
7. A Farewell to 8bit >>> FWL-T-8BT
8. Daily Song >>>  DILY-SNG
9. Young Fresh >>> YNG-FRSH

あと、FWL-T-8BT ですが。3DSに保存した曲名はFW-T-8BTです。
Tunecoreに登録するときに間違えてしまい、この曲だけ1文字多く使っています。
このように、自分で決めたルールが守られない出来事もあったりします。

メインビジュアル制作

赤いグランドピアノの搬出をする機会があり、滅多にないことなので写真を撮りためておきました。3DSで曲を作っているところだったから、グランドピアノと3DSのショットもいくつか押さえておきました。

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今回のアルバムジャケットやWEBバナーは、この時の写真を派生して作っています。

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配信手続き

全ての楽曲ができたら、Tunecoreという配信代行サービスを使って各種ストリーミングサービスなどに一括配信をかけます。
個人でもCDの量産ができるようになったのが90年台の後半、現在は個人でも多数の国に向けた音楽配信ができるようになりました。とても助かります。

アルバムタイトル再開発

『THE HANON PLAYS KORG M01』というアルバムタイトルに決めていました。クラシックのレコードでよくある「アシュケナージ プレイズ ショパン」のようなフレーズです。これをTunecoreに登録して審査を待っていると、NGが返ってきてしまいました。

第三者が権利を有している名称やロゴが記載されている可能性があるから、というのが理由です。確かにそうですね。
KORGっていうブランド名はNGなので、別案を考えました。

* 3DS、携帯ゲーム、ということで「Portable Game」
* KORGがダメなら外して「HANON PLAYS M01」
* 携帯ゲームのシステム「Handheld Work System」
* 作曲はCompose、タッチペンはStylus…これで何かないか。
* HANONがペンにタッチ「HANON Touches the pen」

それとも
* 「日記のような音楽」ということで「Music like reading back a diary」
* 「Music like an old diary」
* 「Songs composed like a diary」

昔の3DSの曲を作り直したアルバムなので、
* 過去の日記「Past Diary」
* 過去の日記を書き換える「Rewrite the past diary」
* 日記を書き直す「Rewrite the diary」

それとも
* 8文字に圧縮する曲名開発の手法を使うと「HNN-PLY-KRG-M01」
ちょっと良さそう。でも長いから
* 「PLYS-KRG」
* 「PLYS-K-M」

3DSをプレイするので
「PLAY 3DS」
 さらに圧縮して「PLYDS」
これでプレイズと読む。

PLYDS。
タイトル完成。

WEBサイトリニューアル

farewellto8bit.comというサイトは元々作っていたので、これを全面的に改修しました。

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アーティスト名でのSEO
THE HANON 電子音楽
このワードで検索したときに、自分のサイトが上位表示されるように、全ページのH1、titleタグへ「THE HANON Official Website 電子音楽,テクノ,エレクトロニカ」を記述しました。

アルバム名でのSEO
「THE HANON PLYDS」検索での上位表示。
PLYDSが特殊な文字列なので、上位表示は難しくないはずですが、文量が少ない。もっとPLYDSに関する言葉の量をインターネット上に増やす必要はありそうかとおもってます。

ページ構成 

/TOP
 ├ discography/
 │ └ PLYDS/
 │ └ ...

トップページにProfileとDiscographyとお問合せフォームを設置、下層にはアルバム情報だけがあるとてもシンプルな構成。もしあとで追加するとしたらブログです。

SNS運用

独自ドメインのWebサイトを持っていても人は集まらないので、SNSを活用します。Twitter、Instagram、Youtube、Pinterest、Facebookを対象としました。

告知用画像。
画像、テキスト、リンク、ハッシュタグを準備。

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「THE HANON 電子音楽」の音源告知です。
ニンテンドー3DSの「KORG M01」で作成した9曲を収録した「PLYDS」
2020-12-24 配信予定。
https://linkco.re/xbNgBrMN
#PLYDS #THE_HANON #KORG_M01 #3DS #KORG #nintendo #detune #電子音楽 #electronicmusic #テクノ

このようなメモを用意しておいて、定期的に投稿しました。

プロモーション動画制作

動画は得意ではないのですが、手段としてやらないわけにはいかないので、まずは作りました。

デジタル一眼レフを用意、三脚立てて3DSの画面を狙います。
結果的には、フォーカス調整している時のノイズ部分を採用しました。
FWL-T-8BTの一部をBGMに使い、メインビジュアルで締める15秒の映像です。

アクセス解析

オフィシャルサイトはGoogle Analyticsで計測するとして、各種SNSは
Twitter アナリティクス
Instagramインサイト
YOUTUBEアナリティクス
などそれぞれの計測ツールが用意されているので、これらをながめることができますが、点在するデータを総合的に集計する準備はこれからです。

このほかに、「リンクコア アナリティクス」があります。
リンクコアというのは、Tunecoreの配信サービスの一つ。各種音楽プラットフォームの売り場へのリンク集のようなページで、ここからダウンロードやストリーミングに遷移することができます。
よって、このページへの誘導を少しでも増やすことが、WEB上のゴールになります。

まとめ

ここまでで、およそ1か月。
まだ数字はぜんぜん伸びていないです。計画上、実施できていないところもあるので、また活動後に書いてみようと思います。

以上です。
駄文にお付き合い頂きありがとうございました。

追記:リンク
PLYDS / THE HANON
https://farewellto8bit.com/discography/album/2020/plyds



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