見出し画像

PTSDと記憶  #note大学新入生

こんにちは。メンタルコーチの田代裕貴です。

PTSDというと何をイメージしますか?
例えば、自然災害、事件に巻き込まれたときの記憶を思い出して苦しんでいなどでしょうか?

日常では考えられないような命の危険にあったときに、その記憶を強烈に覚えていて、すでに危険な時期は過ぎているのにわずかな刺激で思い出してしまうということが見られます。

自分の意志とは関係なく、かすかな物音、におい、シーンなどで当時の記憶がよみがえり、まるで同じことが今、起こっているかのように脳の中でリアルに体験してしまうことなんです。

二度と思い出したくもないような出来事を記憶の中で何度も体験するのはとても苦しいし、辛いし、怖いことですね。

人はこのようにこれまでの生きた「記憶」でできているんです。

ある解剖学のお医者様が、ご遺体を解剖しても、どこにもその人らしさを見つけることができなかったそうです。

臓器やDNAはもちろんあります。

でも人柄を物語るもの、例えば田代裕貴という人間がどんな人間か、は解剖しても出てこない、と言っているのです。

確かに身元の確認は所持品の確認ですし、臓器に名前が書いてあるわけでもない。

つまり、自分とはなにものかはこれまで生きた記憶そのものなんですね。

記憶の中でも命を脅かすもっとも危険な出来事を記憶して思い出させるのはフラッシュバック。

でも、それは安心安全な状態になって初めて起こり始めるのだそうです。
つまり回復の兆し、でもあるのです。

辛い経験を忘れるためにビジネスを始める人たち

資格をとってビジネスを始める人たちの中には少なからず「辛い経験を忘れるため」「自分の辛い経験を解決するため」という方にこれまでもよくお会いしました。

こんなに苦しいから心理学を学ぼう、どうせなら本格的に、と思って私も心理学も脳科学も学びました。

知識欲を満たす、という満足感はありますが、実際に使っていくと、実はトラウマがわんさかあらわれるもの。

これは心理以外でも起こっていると思います。

だからうまくいかせないように、マネーブロック(お金を受け取ってはいけない)が発生します。

基本的に人は「幸せになりたい」という願いを持っています。
でも同時に変わりたくないという脳の仕組みも持っています。

つまり、理想も望む未来も持っていても、いざ、そこに向けて努力をしようとすると、全力で自分をこれまでの自分に引き戻そうとする力が働くのです。

そこであきらめてしまったり、コンサルタントについている方だと契約切れになることが多いと思います。

でも安心してください。
感情としては辛いと思いますが、実はその現象が出たら「うまくいっている」証拠。

前進すればするほど、以前の自分にしがみつきたくなる葛藤も強くなります。
その葛藤の一つがマネーブロック。
単純な脳の仕組みです。

そういう時にはどうしたら良いかはまたお伝えしますね!

無料メール講座受付中です!

最近なぜか人気のメール講座

メール講座の中で以下のテキストをプレゼントしています。
「HSP・アダルトチルドレンのための落ち込むときの対処法!」
「もう完璧主義もコンプレックスも不安も気にしない!森田療法」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?