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雪に因んだ和歌を

皆さん、こんばんは
美智子「みちこ」でございます

今日は、「クリスマスイブ」

明日は、クリスマス・聖なる夜ですね

今日は、奮発してしゃぶしゃぶを作ろうかと思っております

あす、ショートケーキとチキンを食べゆっくり過ごしたいと思います


今日は、「雪」に因んだ和歌を一首取り上げたいと思います

因みに、和歌は一つや一個などにして読まず「一首」と読みます
読み方は、「いっしゅ」でございます

それでは、いきますね

・光明皇后「こうみょうこうごう」

・我が背子に二人見ませばいくばくかこの降る雪の嬉しからまし

・意味
簡単に訳すと、夫のあなたと一緒に見れば、この美しい雪景色も嬉しいでしょうにです

この句は万葉集の中ではめずらしく「二人」と詠む句になっております
なので、なかなか貴重な一首でございます

解説
・背子=夫・旦那を意味差します
・ませば・まし「反実仮想」です
「反実仮想」とは事"実"に"反"する事を"想"定し"仮"に想像する事を意味差します
・「ませ」は「未然形」であり「まし」は「終止形」です
・もしそうであったら〜の仮定を表します

少し、難しいですかね?

ですが、一つ覚えて頂きたいのは

「もし〜ならば」や「〜であろうに」が出てきたら「反実仮想」=事実と反対の事を想定する事だと頭に思い浮かべてみて下さい

そうしたら、訳も簡単に理解出来るのではないかと思います
今回は、光明皇后の和歌を取り上げてみましたがいかがでしたでしょうか?

まだまだ、至らぬもので、間違いなどあったらご指摘願います

それでは、クリスマスイブの夜をお楽しみ下さいね

美智子「みちこ」

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