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コットンキャンディー

ふわふわと揺れる甘い糸

いつの間にか大きな白い塊になって

螺旋を紡ぐ美しくも脆い譜面を描く


口の中で奏でられるメロディーは甘ったるくて

脳に栄養を与えて与えて与える


すぐに溶けて消える儚さに合間見える美しさ

私の胸も顔もその美しさで溶けて緩んでいく





蜜の甘さに吸い寄せられる蜂や蝶のように
私はあなたの元へと駆け寄りたかった。








コットンキャンディーのような罪深いあなたに。


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