”正直”にこだわれ!
お世話になります、トヨザネです。
今回は【鎌倉シャツ魂のモノづくり】という本を読みました!
読んでみて、「シャツ」という製品にここまでこだわりを持つことができていてすごい!と感じると同時にこの会社の信念にとても感銘を受けたので、共有してみたいと思います!
鎌倉シャツとは?
僭越ながら会社のことについてご紹介させていただくと、1993年にコンビニの二階・13坪の広さで始まったシャツショップで、創業当時から現在まで『世界で活躍するビジネスパーソンをシャツで応援する』をモットーにされております。
高品質・低価格を実現するためにムダ・ムリ・ムラを取り除くことを徹底し、多くの人から愛される会社になっているといえます(おそらく)。
”正直”へのこだわり
そんな鎌倉シャツさんは、創業時から大切にしていることがあるそうです。
それは取引先工場との取引で、リスクは全て自社が負うという姿勢です。
具体的には
ということです。
小売店が上で、メーカーが”下請け”として皺寄せを食っていた当時の洋服屋としては画期的で、リスクを小売店側が取るのは非常に珍しいそうです。
でも、こうしてもらえれば作る側も安心して納入できるますよね。
この”正直さ”がメーカーの信頼を勝ち取り、鎌倉シャツは高品質・低価格のシャツを販売することができているそうです。
クライアントへの”正直”とは?
鎌倉シャツは、さらにクライアントへの”正直”にもこだわっています。
今まで僕は”正直”とは「嘘をつかない」というだけのようは心がけ程度のことに思っていたのですが、鎌倉シャツさんは違いました。
まさにこだわりの”正直”なのです。
まず鎌倉シャツさんにとっての”正直”とは「自分の商品を自信をもって売る」ということです。
で、自分の商品に自信を持つためにはこだわりがなくてはいけません。
鎌倉シャツでは縫製・外観についてのチェックポイントがたくさんあり、さらに生地の糸についても多くのこだわりを持っています(詳しくは本をチェック!)
さらに自信をもって売ることにもこだわっています。
社員が商品に自信を持つことはもちろんですが、お客さまにスムーズに商品を手に取ってもらうための基本的な立ち居振る舞いまできちんと文章にして共有しています。
社員の自助努力に任せるのではなくきちんと文章にするところに、全てのお客さまに絶対に満足してもらうんだという会社のこだわりを感じました。
そういう会社だからこそ製品への愛着も生まれ『入社当時から同じ品番のシャツを毎年買い続け、毎年の着心地を確かめる』社員も出てくるのでしょう。
僕ならそんな販売員からシャツを買いたいと思いますね。
昨今、”こだわりの品質”という言葉ばかりが蔓延り、何を信用して良いのかわからない世の中になってきている中で、こういう本気で”正直”をやっている企業もあると思うと、僕もやっぱり本気で”正直”であろうと強く思いました。
言うだけなら誰でもできちゃいますからね。
まとめ
今の時代はブランディングが必須と言われ、そのためのテクニックも多く紹介されていますよね。
でも、本当のブランディングはそうじゃない。
クライアントのニーズに対応し、こだわりの商品を熱意を持って販売し続けることにこそ信頼はついてくる。
それも1年や2年でなく、何年にもわたって。
小手先のブランディングテクニックよりもまず自分が作るものに自信・こだわりを持つ。
何よりもそこが大切だと気付かされる一冊でした!
ということで今回は以上になります!
また別の記事でお会いしましょー✋
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