見出し画像

岡村隆史さんの発言が大批判にあっていること~信用経済を加速させている~

こんにちは。片山史哉です。

先日の岡村隆史さんの

「お金を稼がないと苦しい女性が風俗にくることは楽しみ」

という発言に対して世論がざわついています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200501-05010062-sph-ent

発言を擁護するわけではありませんが、このくらいの発言がこんな大事になって、ここまでの労力を注がなくてはならないことになる。
言葉を切り取り、本質的な話ができないことがオンラインサロンなどの鎖国的なコミュニティ活性化の流れを加速させているように感じたのでお話したいと思います。

誰もが発信できる時代

この発言に対して著名人からも批判があります。
藤田孝典さん、相方の矢部浩之さんなど

相方の矢部さんの説教は相方として。
藤田孝典さんは福祉の世界の人間として。

これらの何百倍、何千倍、何万倍という数のツイート、コメントが一般の方からでています。

岡村さんの対応

「僕の発言によってたくさんの人たち、特に女性に不快感を与えたことにまずは心から謝罪させていただきます。本当に申し訳ございませんでした」

と謝罪しています。

建設的な議論

発言の内容や言い回しはさておき、実際に生活困窮になって風俗に流れる女性は少なからずいるわけです。

この緊急事態宣言が続けば生活に困る方は増えていきます。

一定数の方は風俗という選択肢にはなるでしょう。そして、それは本人の意思で決めることで誰の悪でもないということです。

発言を振り返る

女性に不快感を与えた
本当にそうでしょうか。職業選択が自由な今、仕方なく風俗で働くというのは選択肢の一つです。
これが男だったら。まぐろ漁船?深夜の交通整備?
稼げる男の仕事ってあまり思い浮かびませんがそうゆうことですよね。
この発言によって誰かを傷つけたでしょうか。
風俗嬢?生活困窮になりそうな女性?ファン?

楽しみ
岡村さんは「お金を稼がないと苦しい女性が風俗にくることは楽しみ」と言っていますが、これはどう考えても「楽しみ」だけはリップサービスだったのは明らかです。

岡村さんの選択肢

岡村さんだけではありませんが、一瞬の行動、ふとした一言を切り取られ大事になり、かなりの時間と労力を要し謝罪し、精神的にも大きな傷を負う方は少なくないと思います。
ぼくも、そのような経験が何度もあります。
そんなとき
「話すだけ無駄」
「疲れた」
「めんどくさい」

などと思うわけです。

ぼくのような普通の会社員では難しいですが、岡村さんのようにダイレクト課金してくれるパトロンがいる場合、その方とだけ話したい話をすればいいわけです。

それがオンラインサロンなどの閉鎖的なコミュニティです。
閉鎖的なコミュニティと聞くとネガティブなイメージかもしれませんが、実際にはすごい力を持っています。

オンラインサロンの魅力

今回の発言をオンラインサロンなどで岡村さんが発信した場合、人権侵害のような扱いをする人はいないわけです。
むしろ、感染が終息した後、生活困窮になる女性はどのような方法で生活していくのだろうか。
やはり、風俗など、自らが望まない職業に就く人が続出するのか。
などと、建設的な議論ができるわけです。
つまり、無駄な批判をする人がいないのです。

画像1

批判も必要なのでは

批判から得るものがあるという意見もあるでしょう。
もちろん、そのようなケースもあります。
しかし、オンラインサロンの中での批判は建設的です。
その可能性もあるよね、そこを解決するには・・・
となるわけです。
つまり、サロンオーナーのことを理解していれば、議論やミーティングを止める人がいないのです。このスピード感はかなり強みになります

信用経済を深くする手段

これは完全に鎖国ですね。
岡村さんがこれまで挫折を経験し、なんとか芸能界という地に戻ってきました。再び築いてきた信頼、人気をこの一件で断片的に切り取られたことによって大きく失速することになりました。
いや、もしかしたらこれは偽物のファンを切ることができたというべきでしょうか。
ファンというのはピンチの時に応援してくれる人のことだと定義して間違いないと思います。
逆に岡村さんの本当のファンたちはこの一件で絆が深まり、苦しい時こそ応援しようと感じていると思います。
この人たちと岡村さん、この人たち同士が強くなれば強くなるほど、コミュニティの絆は深くなります。

もうその流れになってるよね

画像2

先日紹介したホリエモンも、キングコング西野さんも大人気のサロンを運営しています。
中身はこの閉鎖的なコミュニティに入っている人だけが知り、結束し、応援し、行動しているのです。

オンラインサロンという形でなくても小さなコミュニティというのはぼくたちの周りにいくつもあり、そのリーダーがいます。それがあなたかもしれませんよね。
それを考えると周りに自分を知ってもらうこと議論のスピードにブレーキをかける人から離れることを意識した方がいいなと感じます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?