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日記

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書く習慣を取り戻したい。ただそれだけのために書く、クオリティの保証ナシの文章たち。毎回1,500字以上目標。
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#読書

【2023.07.08土】「近年は弱さを見せられるようになった」と思い込んでいた自分は、果たして「無防備」にはなれているのだろうか

【2023.07.08土】「近年は弱さを見せられるようになった」と思い込んでいた自分は、果たして「無防備」にはなれているのだろうか

教えてもらったナスとトマトの豚バラ挟み蒸し、初めてつくったけどとても美味しかった。しかもすごく簡単。

まさか自分がレシピを書く日がくるとは……もう料理がない人生なんて考えられないくらい、この1年で好きになってしまった。

今日は原稿編集と筋トレも。『ラテに感謝!』を読み終え、選書相手から教えてもらった『正欲』がすごく気になったので、70ページほど読んでみた。

「認められる多様性なんて、しょせん

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【2023.07.06木】季節の入り口に記憶が待っている

【2023.07.06木】季節の入り口に記憶が待っている

朝起きてゴミ捨てに行くと、かすかに雨。夏の雨のにおい。

お気に入りの温泉のリニューアルが完了していたので、夕方は少し足を伸ばして西大宮の清河寺温泉へ。

リストバンドによる後払い会計、食堂の注文は各座席のタッチパネルに、ワーキングスペースの充実化、そして露天風呂のチェア数増加……それでいて元の旅館的な雰囲気は保ち、かなりいい感じ。心なしかシャワーの勢いは弱まっている気がしたが。

しっかり3セッ

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【2023.07.05水】献身とは、生きる妨げとなる分別を忘れ去ることだ

【2023.07.05水】献身とは、生きる妨げとなる分別を忘れ去ることだ

夏のミョウガうますぎ問題。そーめんよりも、薬味を楽しんでいる自分がいる。ミョウガとかパクチーとか紫蘇とか、昔は香りが強いものが苦手だったけど、いまは大好物。

苦味や強い匂いは毒を想起させるため、免疫が弱い幼少期は防衛のために味覚や嗅覚が敏感に反応しすぎてしまう、と聞いたことがある。美味しく食べられるということは、その味覚や嗅覚がちょうどいいくらいに老化した、ということなのかもしれない。

そんな

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【2023.07.04火】痛みを痛みとして認める。これは痛んでいる本人にとって、とても難しい場合がある。

【2023.07.04火】痛みを痛みとして認める。これは痛んでいる本人にとって、とても難しい場合がある。

今日は原稿編集の時間をかなり確保できたのだけど、進捗を測るとページ数としてはあまり進んでいない……焦る。

翻訳書なので、訳者さんの文章だけでなく、原書の文章も確認する必要がある。できるだけ丁寧にやりたいけれど、もう少し効率を考えねば。

あるきっかけがあって、この本のことを思い出していた。

大好きな天童荒太さんの小説。

「包帯クラブ」とは、町の人々の「痛み」を見聞きしながら、その痛みが生まれ

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【2023.07.02日】家族に誇れる仕事をさせてもらえたことに感謝。

【2023.07.02日】家族に誇れる仕事をさせてもらえたことに感謝。

寝起きが悪い。奇妙な夢も続く。

すっきりとは起きれなかったけれど、午前中は本の編集作業を少し進め、午後は買い出しと作り置きの料理を。玉ねぎの南蛮漬け、じゃがいものサブジ(玉ねぎと一緒にカレーとクミンで炒める&蒸し焼き)、カブの浅漬け、きゅうりの塩昆布和え。

夕方は髪を切りに行き、電車での移動中は昨日から読んでいる『ラテに感謝!──転落エリートの私を救った世界最高の仕事』(マイケル・ゲイツ・ギル

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【2023.07.01土】病の経験をしたことも、いまではある種の特権になっていることを忘れてはいけないと思う。

【2023.07.01土】病の経験をしたことも、いまではある種の特権になっていることを忘れてはいけないと思う。

「推し本を紹介しあう」というイベントを、先月社内でおこなった。参加者の一人が紹介していた本を編集長が読み、「とてもよかった、ゆうやくんの選書候補にいいかも」と貸してくれた本を、いま読んでいる。

大手広告会社のエリート街道をひた走っていた著者が、ある日とつぜん解雇を言い渡される。高給だったとはいえ、子どもが多く学費がかさみ、貯金に余裕はない。そんななかで、出来心に負けて過ちを犯し、家族とも離別。一

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【2020.06.19】読書のスタートは「ゆっくり、ていねい」に

【2020.06.19】読書のスタートは「ゆっくり、ていねい」に

今日はある方との対話のなかで、「本」についてではなく「読書」という行為そのものについてのお話しが盛り上がった。

僕は読書が大好きだけれど、それでも「ものすごく読めるとき」と「全然読み進められないとき」のブレはけっこう大きい。だから、「いかにして読めなくなっていくか」「いかにして読めるようになっていくか」というテーマは、一度どこかでゆっくりまとめてみたいと思った。

そのときのためのメモとして、一

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