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シャニマスのバレンタインで貰ったお菓子を「現実」で貰ったことにしちゃおう!

ごきげんよう。皆はバレンタインをどのように過ごしただろうか。

今の僕にとってバレンタインとは、彼女が彼氏にチョコを渡すだけのカップル限定イベントだ。

今年のバレンタインも僕のような人間は誰かから貰えるはずもなく、1人寂しくシャニマスのバレンタインコミュを見ることくらいしかやることもなかった。


誰かチョコくれないかな...シャニマスでは貰えるんだけどな...


ん...!?


シャニマスでアイドルたちから貰ったお菓子を現実で貰ったことにしちゃえばいいんじゃん?


そんなことは可能なのか...!?


結論から言うと、可能である。
いや、不可能だとしても可能にしてみせる

①シャニマスでアイドルたちから貰ったお菓子を現実で作る。
②自分でお菓子を作った記憶を消す。
③現実でアイドルたちから貰ったと思い込む。

すると、シャニマスでアイドルたちから貰ったお菓子が現実で貰ったことになる。

天才か...!?

自分で作ってみると、アイドルたちの気持ちを理解することにも繋がるかもしれないし、プロデューサーとしてやってみる価値はあるだろう。

思い立ったら即行動!

アイドルたちから貰った手作りのお菓子を再現するのに必要なチョコの数を算出し、予備のチョコも含めたら、かなりの量のチョコを買うことになってしまった。

この写真に「おまいらが買えないように今のうちに買い占めておいた」という文章を添えてツイートしたが、僕がTwitterの1発のネタのためだけにチョコを大量に購入するような人間だと思ったら大間違いだ。

僕には「シャニマスのバレンタインで貰ったお菓子を現実で貰ったことにする」という大きな野望がある。

ちなみに、買い占めたら迷惑になってしまうかもしれないということも考慮して5店舗で少しずつに分けて購入している.........と言えば聞こえがいいが、シンプルに1つの店舗で大量に購入するのが恥ずかしかったというのが正直なところだ。

ダイソーのバレンタインコーナー、恋する乙女たち、男は狂気に満ちた目をした僕1人だけ。
僕の浮き具合ときたら、本当に凄まじいものだったと思うが、その状況さえも「後でネタになる」くらいにしか思わなかった僕はもはや救えないレベルにまで来てしまっているのかもしれない。

前置きはこの辺にして、今からアイドルたちから貰ったお菓子を再現していく様子を写真付きで紹介する。

灯織

こちらはチョコレートを製氷器に入れて冷やし、少し固まったところでスプーンを刺して再度固めるだけでできる。これをホットミルクにブチ込んでやるとホットチョコレートができあがる。

めぐる

まずはチョコレートを刻んで

生クリームを温めて

刻んだチョコレートを生クリームにブチ込んで混ぜ混ぜして

カレーみてぇな見た目になったら

バットに入れて冷やす。

冷えたら、丸めてココアパウダーをかけたら完成!

材料はたったの3つ!
僕は女子力が高いのでチョコレートを刻んだり生クリームをフライパンで温めたりしているけど、チョコレートを適当に割って生クリームと一緒にレンジにブチ込んでやるだけでもほぼ同じようにできると思う。

簡単なのに本格的な感じがしてよかった(小並感)

これくらいだったら毎年バレンタインのときに作ってもいいかも。

(なんでもう作る必要はないのに、また作る気になっているんだ?)

恋鐘

ココアパウダーと強力粉をふるいにかける。

卵をハンドミキサーで混ぜ混ぜ

ハンドミキサーを持っている一人暮らしの彼女いない歴=年齢の男子大学生なんてシャニマスのSSRよりも遥かに希少である。

砂糖を何回かに分けてブチ込んでやるぜ〜!(唐突)

お菓子作りあるあるだと思うんだけど、最初は皆「こんなにたくさん砂糖入れるんだ!」ってビックリするよね。

さらに混ぜ混ぜしたら、蜂蜜をブチ込んでやるぜ〜!

ふるいにかけた粉類を何回かに分けてブチ込んでやるぜ〜!

混ぜ混ぜしたものを型にブチ込んだら、地獄の業火に焼かれてもらうぜ。

う〜ん、いい感じに焼けた。たぶん。

(ヒビが)見えないようにたっぷりとチョコをぶっかけたら完成!

チョコがかかっているだけでもなんか、映えるな。本格的に見える気がする。(小並感)

これは夜ご飯としておいしくいただきました。

結華

生チョコとトリュフの違いってご存知?

僕も作ってみて初めて知ったんだけど、たぶんほぼ同じ。丸いか丸くないかの違いしかない。厳密に言うと作り方によって、いろいろ違いがあるのかもしれないけれども。

というわけで、トリュフと同じものを四角く成形したら完成!

トリュフと一緒にまとめて作ることができ、時間短縮になったのでよかった!

果穂

アイシング...うっ...
実はアイシングにはトラウマがあって...

去年のハロウィンに放クラのアイシングクッキーを作った際に、18時頃から作り始めて日付が変わる前には完成すると思っていたのに、手際が悪すぎて朝の6時までかかってしまったということがあって...

しかも、それだけの時間をかけて作ったのに、満足するのには程遠いクオリティになってしまった...

初めてだからうまくいかないのも当然ではあるが、アイシングがトラウマになってしまった...

もう2度とやるものかと思っていたけれども...
今回...だけ...だよ?

私は果穂からアイシングドーナツを貰ったことにしたいだけで、アイシングのことなんて全然好きじゃないんだから!勘違いしないでよね!

ツンデレ美少女がお菓子を作ってくれたらいいな〜なんて思いつつ早速作っていく。

まずはドーナツの生地を作る。
ボウルにホットケーキミックス、溶かしたバター、水、卵、砂糖をブチ込んでやるぜ〜〜〜!!!

混ぜ混ぜしたら

型に油を塗ってから、生地を流し込む。

今回作るのは焼きドーナツなので揚げなくてもOK!
このためだけに型も買いました。

そしたら地獄の業火に焼かれてもらって

焼き上がりがこちら!

油を塗ってあったので綺麗にひっくり返すことができた。

あっ...

チョコ味だということを見落としていた〜〜〜〜〜!!!!!

致命的なミスかもしれないが気持ちを切り替えて外見だけでも再現できるように頑張ろう...

アイシングのクリームは粉糖、乾燥卵白、水を混ぜるだけで作ることができる。

混ぜ混ぜしたら

ねりねりする。

コルネ(アイシングを絞る袋)は、このOPPシートってやつで作る。

アイシングカラーという食用色素を

竹串につけて、アイシングクリームに色をつけていく。

この工程が時間がかかるんだよね...
少しずつしか色をつけることができないから、濃い色のアイシングクリームを作るのにエグいほど時間がかかってしまう。もっと良い方法があるのかもしれないけれども...

コルネに入れたらアイシングクリームは完成!
いやー、本当に大変だった。

2回目ということもあって、手際が良くなってて笑っちゃったわ。なんで一人暮らしの彼女いない大学生がアイシングクリームを作るのが上達しているんだよ。おかしいだろ。

しかもアイシングは道具を一式揃えないと始められないものなのに、僕は2回目だから既に揃ってたし...

こんなことできるのは彼氏にお菓子を作ってあげる女子力の高い女の子だけでいいんだよ...

自分でもよく理解できない...複雑な気持ちだ...

アイシングクリームをドーナツに塗ったくってやったら完成!パッと見、外見の色は同じだしセーフ(?)

すごい色をしているけど味はおいしかった。せっかく型も買ったことだし、焼きドーナツ自体は気が向いたらまた作ってみようと思った。

果穂みたいに綺麗にはできなかったけれども、頑張った自分を褒めてあげたい。そして果穂のことはその何倍も褒めたい。

ある意味、自分で作ってみることで大変さを理解することができてよかったと思う。

智代子

こちらの中身も生チョコやトリュフと一緒にまとめて作ったよ!

白玉粉に水をブチ込んで

レンチンして混ぜ混ぜして、再びレンチンして混ぜ混ぜしたら

手にくっつかないように片栗粉をまぶして、大福の皮は完成!

あとは皮に生チョコを包むだけ!

大福の皮ってこんなに簡単にできるんだね!生チョコも簡単に作れるし、気が向いたらまた作ってみてもいいかも!

顔を描いたら...完成...って...
顔が全然上手く描けねぇ!!!!

しかも1番可愛くない1番奥のやつがこっち見てるのがマジで嫌!!!!!!!!!

こういうところに不器用さと女子力の低さが出てしまうな...(女子力は低くてもいいんだけど)

あ、でも、食べ応えがあっておいしくて良かったです(小並感)

甘奈

あ...ぁぁ...アイ...アイシング...

もう嫌じゃ!ワシはアイシングなどやりとうない!

ということなのでチョコペンで描くことにしました。やってることはあまり変わらないしね。

丸く固めたチョコに白いチョコペンで書いたら完成!あまり上手く書けなくても遠目で見ればそこそこ綺麗でしょ?

困ります!あーっ!いけません!近くによってはいけません!

甜花

いい感じの型がなかったので生チョコを成形したものにチョコをコーティングすることにした。

失礼、(自分を) 甜花ちゃん(だと思い込んでいる精神異常者)のかわいらしい手が写ってしまった。

小糸

大量のチョコとバターを溶かして混ぜ混ぜ

これもお菓子作りあるあるだと思うんだけど、最初は皆「バターってこんなにたくさん入れるんだ!」ってビックリするよね。クッキーを作ったときにも思った。

あ〜〜〜〜

お菓子作りをする女の子とお菓子作りあるあるを共有して女子力が高いと思われてぇなぁ〜〜〜〜〜

一生叶う気がしないわ...

卵をブチ込んでやるぜ〜〜〜!(唐突)

混ぜ混ぜしたら牛乳をブチ込んでやるぜ〜〜〜!

砂糖をブチ込んでやるぜ〜〜〜!

もう大量の砂糖にも驚かないぜ!!!!

ホットケーキミックスとココアパウダーをふるいにかけてブチ込んでやるぜ〜〜〜!!!

混ぜ混ぜしたら生地は完成!型に入れて、地獄の業火に焼かれてもらうぜ。

これは...いい感じなのでは!?

ん?なんか足んねぇよなぁ?

あ〜〜〜〜〜!入れるの忘れてた〜〜〜〜〜!
そのためだけに買ってきたのに〜〜〜!!!

でもまあ、お菓子作りをする女の子はちょっとくらいドジな方が可愛げがあるってものでしょ。

砂糖と塩を間違えていないだけでもえらいよ。

不自然に後からブチ込んでやったら完成!()

バターやチョコを大量に使っただけのことはあって、高級感のある味わいだった!甘くてしっとりしていておいしかった!

成人男性にしてはすごく頭の悪そうな感想だけれども、女児だと思って見れば微笑ましく思えるだろう。

成人男性も女児も1人の人間だ。
対等に扱うことを心がけよう。

おわりに

ここ数日、ひたすらお菓子作りをし、心身共に疲弊してしまった。糖分の過剰摂取で病気にならないか心配だ。

写真フォルダも、ご覧の通りお菓子作りの工程の写真ばかりだ。

ん...?


おいなんだよこれ!!!!!


大量に買ったチョコを消費し切れる自信がなかったので、いっそのことチョコ風呂にしてしまいたいと思った結果がこれだ...

しかし、カカオを運ぶ少年の努力を無駄にはできないと覚悟を決め、すべてを責任持って消費し切った自分を褒めたい。

大変だったが、今回の経験は無駄ではなかったと思う。お菓子作りをする女性の大変さを理解することができたし、女子力も向上した。 

そして、なにより楽しくできてよかった。大変だったのに途中で投げ出すことがなかったのは、楽しさがあったからだろう。僕が時間も忘れてお菓子作りに没頭できる人間だとは自分でも思っていなかった。

短期間に大量に作るのは勘弁だが、お菓子作り自体は定期的にしていきたいと思った。本当の女子力とは一過性のものではないし。

noteに投稿するまで自分が作ったお菓子を見せる相手もいなかったので、モチベーションの維持が大変だった。

しかし

女子力はひけらかすものではない。
例え女子力の高い行動をしていても、ひけらかしてしまった瞬間、その行動は情趣のないものになってしまう。

真の女子力とは内に秘めておくものだ。
それが大和撫子の魅力というものだろう。

なんて言いつつ、自分の作ったお菓子の写真を母に送りつけていました。ちゃんと自炊しているって伝えて安心させたいからね(違う)

母は、彼女いない息子が突然狂ったようにお菓子作りを始めたと知って、何を思ったのだろうか。

お菓子作りが趣味の彼女ができた...とか、彼女じゃないにしても女性の友達ができた...とか、思ってくれているのだろうか。(たぶん鬼滅の2期がやるということしか考えていないだろうけど。)

実際は誰からもお菓子を貰えないから、シャニマスでアイドルたちに貰ったお菓子を現実で貰ったことにするために、自分で作っていただけなんですけどね...


は?????


そういえば、お菓子作りの大変さを理解することはできたが、お菓子を人にあげる大変さについてはまだ理解できていなかった。そちらの方が精神的な負担は大きいだろうし、理解しておくべきだろう。

事前に渡す練習をしていた凛世だが...

いざ渡すとなると、緊張してしまって練習通りに言葉を伝えることができなかった。

意中の異性に渡すということは相当緊張することなのだろう。

僕は意中の相手もいなければ、突然手作りのお菓子を渡せるような異性もいない...

同性の友達に渡すことにしたが...当然それではこの気持ちを理解することはできなかった...

凛世にあげよ...

あ^〜 愛おしい...

これに尽きる...ッ

よし!今から自分で作ったという記憶を消す!

こちらの記事ぜひ!

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