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リスクコントロールに必要なものとは?

ここ数年、YouTubeなどで
「米国株式連動型投資信託を購入すれば儲かる」
などと宣伝している動画をしばしば見かけます。

確かに、コロナ禍で行われた
各国政府による前代未聞の金融緩和政策などによって、
アメリカを中心とした金融市場が
空前の活況を呈したのは事実です。
しかしそれは、あくまでも過去の話であって、
未来もその状態が続くとは限らない、
という点に注意が必要です。

そもそも資産運用には、投資が必要です。
投資とは、将来的な資産の増加を目指して、
事業などに資金を供する行為のことを言います。
出資が上手くいけば、元金に利息が付いて返ってきます。
でも、失敗すればお金は返ってきません。

投資は自己責任ですから、リスクがついて回ります。
このリスクはゼロにはできないため、
いかにコントロールするかが重要です。

リスクコントロールとは、同時に
リターンをコントロールすることでもあります。
リスクとリターンは、
コインの裏表のようなものだからです。

私たちFANGSは、
しばしば資産運用についての相談を受けるのですが、
たいていの人は、「1円でも多く欲しい」と言います。
とにかく、たくさんお金があれば安心だ、
というわけです。

しかし、お金があればあるほど良い、ということは、
その分、リスクも最大化することになります。
ローリスク・ハイリターンの商品など、
通常はありません。

たとえば最近、倒産が噂されている
中国の恒大集団の株価は、2023年9月
現在、1HKD(香港ドル)を切っています。
もっとも高かった時の同社の株価は、
30HKDを上回っていました。
仮に今後、奇跡が起きて株価が元に戻れば
30倍以上になりますが、
倒産すれば株は紙切れになります。
ハイリスク投資だからこそ、
ハイリターンもあり得るということなのです。

では、どうすればリスクを
コントロールできるのでしょうか。
それにはライフプランを組まなくてはなりません。
ライフプランを組み、
どれくらいの資産が必要なのかを知ることで、
初めて取るべきリスクが見えてくるのです。


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FANGS Group【ファングスグループ】
HP:https://www.fangs-g.com

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