見出し画像

納豆に含まれる注目の栄養素「ナットウキナーゼ」とは


血液サラサラ効果で血流アップ!
ナットウキナーゼ


納豆は身体に良いとされていますが、はたして何が良いのか、食べることで身体にどんな効果が期待できるのかをご紹介します。

納豆に含まれる栄養素、「ナットウキナーゼ」。
ナットウキナーゼとは、納豆に含有される酵素タンパク質の一種です。

納豆は煮た大豆を納豆菌で発酵させて作りますが、ナットウキナーゼはその発酵の際に生成される栄養素の一つで、納豆のネバネバした部分に含まれます。


ナットウキナーゼの働き

食べ過ぎや飲み過ぎ、タンパク質の多い食事や生活習慣などによって、血液中でコレステロールや中性脂肪が増加することで、血液がドロドロの状態になってしまいます。
血液がドロドロの状態をそのままにしておくと、血流が悪くなるだけでなく血管が詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞などの原因にも繋がります。

そうならないように日々の食事に取り入れていただきたいのが、ナットウキナーゼなんです!
ナットウキナーゼには、血管につくられる血栓を溶かしやすくする働きがあります。
毎日の食事に取り入れることで、血液サラサラにし、血流を良くする効果が期待できます。

また、ナットウキナーゼには血液サラサラ効果だけでなく、高血圧や高コレステロールの予防にも役立ちます。健康を気にされている方には、おすすめの栄養素です。

しかしながら、納豆に含まれるビタミンKは、血栓症患者などに処方される、血液を固まりにくくする薬ワルファリン(ワーファリン)の働きを弱めてしまいます。
そのため、ワルファリン(ワーファリン)を飲んでいる方は、納豆に限らずビタミンKの含まれる食べ物は摂取しないように注意しましょう。



納豆+玉ねぎで血液サラサラ

納豆にのトッピングに玉ねぎをプラス。
玉ねぎに含まれるアリシンには、血液が固まるのを抑制する働きがあるため、一緒に食べることで血液サラサラ効果もアップ。

作り方は簡単。玉ねぎはみじん切りにして水にさらし、水気を切ります。納豆に玉ねぎ、納豆ダレを加えたら完成です。

追加で青ネギ、鰹節、大根おろし、辛子、七味唐辛子、ごま油など、お好きなトッピングを加えると飽きずに美味しく食べられます。ご飯はもちろん、豆腐や豚しゃぶ、素麺にかけても相性抜群です。



By AZUSA OSUMI
身体の外側内側から健康をサポート
食で体内環境を整え、ヨガで身体のコンディショニングを整えていただきたく、管理栄養士としてレシピ提案や栄養指導、ヨガインストラクターとしてスタジオレッスンを行っている。またアーユルヴェーダ栄養学の勉強をし、個々の体質にあった生活スタイルの提案もしている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?