終わらない就職活動と私の未来

自分はなにがしたいのか。
どう言う仕事がしたいのか。
そういうものが私にはなにもない。

私はこれまでクラゲみたいにただフワフワと
非現実的な空想の海に漂って生きてきた。

そこにいきなり押し寄せる
現実という大波。
流石に腕も絡まる。

御祈りメールをいただく。
「ますますのご活躍をなんたら、かんたら、」

うっせーわ

と意地を張る。

社会に出るのは何故こんなにも勇気がいるのだろうか。
みなさん本当に働いているだけで素晴らしいと思う。

いやいや、なにをのろけたこと言ってるんだ。
そんなんじゃ生きていけない。社会を舐めるな。

と、言われそうですが
本当にそう思ってるのですよ私は。

思ってるけどやらなきゃだからやってる。
まずはそこを褒めてくれたまえ。

就活は何周も回る。
やっていくうちに
初めに決めておいたプランがどんどん崩れていくんだ。

あれ、私のしたいことは本当にこれであっているのだろうか。
本当はこれがしたいんじゃないか、
でも今からだともうだいぶ手遅れだ、、！

とか。

私がそう思っているということはみんなそうなんだろう。
みんな自分の感情と現実の間で折り合いつけて、
それでも生きていかなくちゃなって、
無理して頑張ってる。

えらい。
えらいぞ！

私も頑張る。
いいところに行けなくても、バイトすればいい。
職業なんて腐るほどある。
就職先でうまくいかなきゃやめればいい。
会社のことなんて、二の次だ。

大切なものは何だ。
就活の軸って何だ。
仕事？家族？友達？恋人？
自分か。

そうだ自分だ。
自分でいい。
自己中心でいい。
自分の未来だ。

まだ見通しがつかないなら、
まだ自分の理想が見えないなら
見えないまま働けばいい。
見つける努力をしている限り、
いつか見つかる。

だから焦らなくていい。
すぐ決めなくていい。
自分のペースで決めよう。
周りの状況？
そんなの気にするな。
就活は自分の問題でしょう。
就活の軸は自分でいい。

でも不安だよね。
わかる。
ちょー不安。
保証されない自分の未来。
何にもレールが敷かれていない自分だけの人生という道。

この先はあなたのご自由にどうぞ。

って言われましても
みたいな。

焦るよね。
就活なんて常にソワソワしてんのに
不安になると余計に焦る。

でも大丈夫。
何とかなる。
ゆっくりでいい。
ゆっくりでいいから。
焦って大事なもの置き去りにしないように
慎重に進むんだ。

いつだって今が一番若いんだから。
何回でもやり直せばいいし、
何回でも失敗すればいい。

大切なのは
社会にとって正しいことすることではない。
あなたにとって正しいことをすることだ。

あなただけの正解を導けることを願って———