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メンバー紹介VOL.26-学習欲で鍛えたふとももの縁-坂本宗隆さん

こんにちは。ファンベースカンパニーの早川剛司(虎さん)です。

弊社ファンベースカンパニーの「中の人」を紹介する人気シリーズの第26弾。今回は、ちょうど入社1年を迎える「ふともも」さんこと、坂本宗隆さんを紹介します! 普段は関西(大阪)在住なので、リモートでのコミュニケーションが中心ですが、もはやファンベースの顔というべく存在感を発揮されています!

●プロフィール

・坂本宗隆(1983年生まれ)

・2022年入社

・前職:広告会社
・ニックネーム:ふともも
・趣味: ホットサンドづくり

早川(以下虎さん)お互い入社して間もなく1年経ちますね。まずは「ふともも」というあだ名の由来から教えてもらおうかな。

坂本(以下ふともも)さとなおラボに通ってたとき、さとなおさんにつけていただいたんです。大学時代にスピードスケートのショートトラックをしていて、「じゃあ、ふともも太いんじゃない?」って言われて。でも、大学卒業して全くやってないので、全然太くないんですよ(笑)。

虎さん)なぜスケートを始めたんですか?

ふともも)大学で始めたんですが、高校から一緒の友人がフィギュアスケートの選手で、大学に入ってスケート部の部室に一緒に遊びに行ったら、スケートリンクで遊べるよと誘われて。そこでスピードスケートの靴をはいて軽い気持ちで滑ってみると、結構できる気がしちゃったんです。

虎さん)え、すごいな。俺、人生で1回しかスケートしたことないし、全然立てなかった。

ふともも)先輩たちの「めちゃくちゃ上手やん」と褒める作戦にまんまと乗って入部しちゃったんです。マイナースポーツは、初心者を褒めるのが勧誘の常套手段なんですよ(笑)。

虎さん)大会にも出たんですか?

ふともも)一応、国体選手になって。

虎さん)えー、大学で始めて国体選手になるって、どんな極め方!?

ふともも)マイナースポーツということもあって、色んな人が助けてくれたんです。

スピードスケートをするふとももさん

虎さん)じゃあ、大学生活はもっぱらスケートに捧げた感じ?

ふともも)あとは、心理学科で心理学の勉強も真面目にしていて、今の仕事にもつながっています。卒論では、人の視覚の中で色について研究して、自分が参考にしていた卒論を書いた先輩が広告会社に就職したと知り、広告会社という選択肢に気づいたんです。

虎さん)なるほど、先輩のルートをたどって。

ふともも)院への進学を視野に入れつつ、就職活動もしてみようと色に関係する広告会社や印刷会社を回ったら、なんか面白いからもう就職しようと広告会社に入りました。

虎さん)そこには何年おったん?

ふともも)16年、結構長いですね。

虎さん)特に思い出に残っている仕事は?

ふともも)1つ挙げるなら、母校の卒業式の仕事かな。毎年、卒業式の日に大学がある路線の電車内広告で卒業おめでとうメッセージを出していたんですがけど、コロナが流行り出した2020年は2月末に各大学が卒業式の中止を発表し始めてたんです。

虎さん)そうやったな。

ふともも)僕は母校の担当じゃなかったけど、ちょうど4月に入社する内定者の子と話す機会があって、卒業式がなくなったと聞き、「え、マジで!?」ってなって。たまたま同期が母校を担当してたから、「卒業式なくなったらしいやん。ちゃんと卒業させてあげるようなことを一緒にやろう」と持ちかけて企画を提案しました。母校愛の強いOBOGが多い大学だったのでから、卒業式が行われるはずだった当日にハッシュタグをつけて卒業生へのエールを投稿してほしいと告知する企画を提案したんです。例えば卒業生の中にはオリンピックに出た選手やアーティストやアナウンサーなどもいて、当日、色んな人からのエールが集まったんですよ。

虎さん)おもしろい。

ふともも)当時考えていたこととして、彼ら彼女らはコロナで卒業式がなくなった世代と言われるかもしれないけど、それをいい思い出に変えたかったんです。「あれ自分、投稿したよ」みたいに卒業後に出会ったOBOGとの話のネタになるといいなと。自分なりにそれまで得たことを総動員した企画でもあって、僕が広告会社に入るきっかけになった卒論の先輩からも「君の企画と知らずにシェアしてました。これぞプランナーの仕事」というコメントをもらって、プランナー冥利に尽きる仕事でした。

虎さん)ふとももさんは、さとなおラボ出身だね。同期入社のちぐさんとはもともと知り合いだったよね?

ふともも)前職時代、とあるハッカソンみたいな企画に応募したら、その頃制作系の会社に勤めるちぐさんと同じチームになって。もう7年くらい前かな。

虎さん)そんなに長い知り合いなんや。

ふともも)そのハッカソンは結構大変で、名だたるクリエイターにダメ出しされて、ボッコボコになったんですよ。そのプレゼンで着ていた服は、今でも大事なプレゼンの日には着ないくらいトラウマで(笑)。ただ、一番怒られて底辺だったけど、卒業制作に向けたコンセプトができて、動画を作って発表したくらいから変わっていって、卒業制作展では来場した一般の方からの投票で1位に。そのとき作ったのが「てくてくみっけ!」というアプリなんですが、めちゃくちゃいいアプリなんですよ。子どもが発見したものを写真に撮って歩くことで、日常の散歩が楽しくなり、子どもの成長も記録できる。

ちぐさんと一緒に作ったアプリ「てくてくみっけ!」(一番左がちぐさん、右がふとももさん)

虎さん)ふとももさんはいろいろチャレンジされてるよね。

ふともも)でも、その時ちぐさんは、ハッカソンやりながら、さとなおラボにも通ってたんですよ。もっとすごい(笑)
僕がさとなおラボを知ったのも、ちぐさんからも教えてもらって応募して入りました。そこでファンベースっていう考え方に出会って卒業してからもそれからファンベースゼミが始まるって聞いてそこでも1期生になって。実は、卒業記念の修了証会員ナンバー001です。

虎さん)ファンベースカンパニーに入社したのは、どんな経緯で。

ふともも)ファンベースには、そんな感じでずっと興味があって。人生100年時代を20年で区切ると、次の40歳から60歳まで前職でそのまま過ごすか、違うことをするかを考えました。そしたら、前の会社で自分がやれることは一通りやり切った感があって、40歳を前に転職を考えようかなと。さとなおさんに話したら、ファンベースカンパニーで募集があるからとジョインさせてもらった感じです。

虎さん)入社から1年経ってどうですか。

ふともも)過ぎてみれば、あっという間ですね。

虎さん)ふとももさんの活躍ぶりがすごすぎて、俺、入社1か月しか違わへんのに、とんでもない人やなって見てますよ。

ふともも)いやいやいやいや。

虎さん)最近はいろんな講座もしてくれて。学ぶことが好きなの?

ふともも)入社のときにストレングスファインダーをやったら、一番上は学習欲でした。いろんなことを学んで新しいことを知ること自体が楽しいんでしょうね。

虎さん)プライベートの話も聞かせてください。趣味は?

ふともも)料理が好きで、一時期はホットサンドづくりが趣味になって、アカウントも持ってて。

ふとももさんの作ったホットサンド

虎さん)これ、自分で作ったの?

ふともも)ですね。いろんな種類のホットサンドメーカーがうちにあります。結婚前から料理は好きで、最近できてないから復活したいなと思ってるところです。

虎さん)ハマると凝り性なのかな?

ふともも)やり始めると、いろいろ知りたくなるんですよね。ホットサンドもパンが変わるとこんなに味が変わるのかと奥深さにハマり。ちなみに徳島県の神山町にあるパン屋さんの食パンが今までであった食パンの中で、一番ホットサンド向きです。中の具はもちろん塗るものでも全然違って、追求したくなる。

虎さん)家族も喜ぶ趣味だから、いいんじゃないですか。

ふともも)でも、子どもが「またホットサンド…」って言い出して、作らなくなりましたね(笑)。

虎さん)今は何に興味があるの?

ふともも)「お前、真面目か」って言われそうであまり人に言ってないけど、AIもちゃんと研究したいとか、趣味でやってた3Dモデリングを勉強したいとか色々ありますね。

虎さん)最後に、今後の野望を聞かせてください。

ふともも)僕は、将来の夢や達成したい目標みたいなのをなるべく決めないようにしているんです。達成すると燃え尽きちゃうから。

虎さん)まあ、20年サイクルで生きてるって言ってたし。

ふともも)今年40歳になるし、今はファンベースカンパニーという新たな環境に身を置いて1年経ち、ある程度仕事に慣れてきた部分もあるので、ここからは掛け算かな。これまで自分がやってきたこと、例えばSDGsについては、1000日チャレンジと言ってnote書いてきたり、本を出したり、他にもワークショップをデザインしたり、そういうこれまでやってきたことと掛け合わせて、ファンベースでできる領域を増やしていけるといいなと思っています。

↓ ふとももさん共著の本「SDGsのすごい会社」(会社の本棚にも置いてあります~)

虎さん)素敵な夢やね。もう1つ、プライベートの夢も聞いとこか。

ふともも)子どもの成長にどう寄り添っていけるかなっていうのは思ってます。子育てって面白い、けど子育てっていう単語自体がちょっと違うな。

虎さん)我々が子どもに学ばせてもらって、育てられてるかもしれない。

ふともも)そうそう、「子育てられ」やなって感じもすごいある。子どもの将来を見据えて、一緒に過ごせることは幸せだなと思います。

虎さん)ありがとうございました。入社ほぼ同期組として、これからも一緒に頑張っていきましょう。

ふとももさんは、普段からいろんな知識や雑学の宝庫って印象だったんですが、1つの関心事に対する学習欲が想像以上でした。今回、料理好きという見えなかった一面を知る機会にもなりましたが、単なる料理好きを超えたホットサンド愛、ぜひ今度オフィスでもその腕前を披露してください! ふとももさん、これからもよろしくお願いしま~す!

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次回もお楽しみに!

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