見出し画像

【仕事紹介】グッズ販売の心臓!?世界最大級のスポーツライセンス企業のMD(マーチャンダイジング)ってどんな仕事?

こんにちは、ファナティクス広報です。

私たちは野球やサッカーをはじめ、様々なスポーツ団体のグッズを手がけています。
今もシーズン真っ只中のグッズ販売に向けて、各球団・クラブの方々とも協力しながら、社内では慌ただしくも充実した日々が続いています。

ところでグッズ販売と言えど、グッズの企画から製造、店舗やオンラインでの販売まで、お客様の手元にグッズが届くまでには様々な段階があります。

それらを包括的に計画するのが、「MD(マーチャンダイジング)」という分野です。
「ファンの方々にグッズを適切に届けるためにはどうすればよいか」、このようなことを考える仕事になります。

今回は「グッズ販売の心臓」とも言えるMDチームをご紹介!
普段の仕事内容やチームメンバーにとってのやりがい、この仕事が向いていると思う人などを、MDチームの3名に聞いてみました。
グッズの企画などに興味がある方、必見です!

プロフィール
【浅見さん】
東京都出身。学生時代は部活動とスポーツ店でのアルバイトに明け暮れる日々を過ごす。卒業後はスポーツブランドに入社、MD(企画)から生産(物作り)までを6年間に亘り担当。アスリート(競技者)に向けた物作りだけではなく、スポーツファンに向けた物作りをしたいと思いFanatics Japanへ入社。野球チーム、サッカーチーム、イベントと、様々なファンに向けた商品を担当中。

【安藤さん】
神奈川県出身。小学校から大学までバスケ漬けの毎日を送る。大学卒業後は大好きなバスケを仕事にすることができ、Bリーグ、クラブでの試合運営や商品企画などを担当。バスケ以外のスポーツも経験したいと思いFanatics Japanに入社し、現在はサッカーやスポーツイベントの商品企画を担当しチャレンジングな日々を送る。趣味は、スポーツ観戦と温泉巡り(サ活中)。

【川井さん】
埼玉県出身。大学時代は、球場でのアルバイトをしながら、全国の球場へ観戦行くほど野球好き。新卒では、3年間銀行に勤めたが、プロ野球のグッズ制作に関わりたく、プロ野球などのグッズ製造会社に転職。その後、2021年9月にFanatics Japanに入社し、元々ファンだったファイターズのMDを担当。趣味は野球観戦とヨガ。

マーチャンダイジングはどんな仕事?

ーーまずはじめに、MDチームの仕事内容について教えてください。

浅見)おおまかに言えば、商品を適切に販売するために、お客様がグッズを手に入れるまでの工程を計画・管理する仕事になります。どんな商品を作るかという企画もそうですし、どれくらいの量を仕入れるか、どこで販売するかなど、社内・社外で連携を取りながら全体をマネージメントしています。

ファナティクスは各球団のライセンスをお借りしてグッズを販売するビジネスモデルです。例えば読売巨人軍であれば、ファナティクスのグッズとして販売されるのではなく、「ジャイアンツのグッズ」として販売されることになります。なので、日頃から球団の方々とも綿密なコミュニケーションをして情報の共有をしながら、販売の計画や管理を行っています。

川井)私はプロ野球のファイターズのMDを担当させていただいているのですが、新球場(ES CON FIELD HOKKAIDO)のグッズ企画に注力しています。ファイターズのスタッフと同じフロアで作業しているので、常日頃話し合いながら、一緒につくり上げている最中です。

新球場(ES CON FIELD HOKKAIDO)

ファイターズだけではなく、社内の別チームにグッズのデザインを依頼したり、納期の確認をしたり…。多くのメンバーとの協力があった上で最終的にお客様の手元にグッズが届くので、まだ担当して1年ちょっとですが、コミュニケーションの大切さを身にしみています。

ーーMDの仕事をこなしていく上で、どんな能力が大切だと思いますか?

浅見)いくつかあると思いますが、一つは「探求心」かと思います。「もっとグッズを良くするにはどうすればいいか」、「もっとファンに喜んでもらうにはどうすればいいか」というようなことを毎日毎日掘り下げていくことが、ファンの方々にとっても球団にとっても、私たちにとってもプラスの結果を生むんじゃないかと思っています。

あとはやっぱりスポーツ好きというか、スポーツに愛があることが大切だと思います。グッズを手に取ってくださるのは球団や選手に愛があるファンなので、そういう方々の気持ちを理解したり想像できることが、モノづくりや販売の細部に表れていくんじゃないかと感じています。

普段使いしやすいアパレル商品ながらも、選手が試合で着用するユニホームと全く同じ素材を使用するなど日頃からチームを感じられる仕様に。


ファナティクスを選んだ理由「直接的にファンへアプローチできる環境」

ーーファナティクスに入社するまでの経緯を教えてください。

安藤)元々BリーグのとあるクラブのMD担当として働いていて、ファナティクスとはパートナーという関係でした。様々な球団・クラブと協力してグッズを手がけているファナティクスを近くで見ていて、より大きな環境で新しいチャレンジをしたいと思って入社したいなと思いました。あとは単純に、仕事で関わっている中で会社の雰囲気が良いというか、一緒に仕事したいなと感じました。

浅見)ファナティクスに入る前はBtoB、企業を相手にする会社で働いていました。ですがBtoCでお客様に向けた仕事もやりたいと思っていて、ベンチャーやスタートアップで個人としてもチャレンジしていきたいと思っていました。そんな中、スポーツファンのために動く、「世界No.1のファンブランドになる」というファナティクスのビジョンに強く共感して、この会社で働きたいという気持ちになりました。

川井)私は元々ファイターズのファンでして…(笑)。入社前はファイターズと関わりがあるベンダー(販売業者)で働いていましたが、ファナティクスとのパートナーシップ締結が発表されて採用案内を目にしたとき、「絶対にやりたい!」と思いました。今までより近い位置からファイターズのために、私と同じくファイターズが好きなファンのために働けるということは、とても魅力的ですし、光栄なことだと感じています。

デザインにこだわった杉谷選手引退グッズと


仕事のやりがい、ファイターズ・清水エスパルス・セレッソ大阪など担当クラブとの印象的なエピソード

ーーMDチームとして仕事をしてきた中でのやりがいや、球団やクラブとの印象的なエピソードはありますか?

川井)元からファイターズのファンということもあって、日々刺激的な毎日を送っています(笑)。特に選手と一緒にグッズを企画するときには、個人的にとてもワクワクしています。選手の考えや想いをカタチにして、それをファンの方々が使っている姿を見ると「頑張ってよかったな」と感じます。直接「ありがとう!」と言われる機会もあるのですが、そのときは本当に嬉しくなります。

浅見)特に印象深いのは、去年国立競技場で開催された清水エスパルスのクラブ創設30周年記念マッチですね。試合自体は5万人以上の観客が集まって大盛り上がりでしたが、対戦相手の横浜F.マリノスとのコラボグッズなども含めて、記念グッズを40種類以上販売しました。クラブ側と一緒にゼロから立ち上げた企画が実って、当日にグッズを手に取ってくださるサポーターの方々を見たとき、感慨深いものを感じました。

清水エスパルスクラブ創設30周年記念マッチ

安藤)私もJリーグクラブを担当しているので、国立競技場での30周年記念マッチはとても印象に残っています。Jリーグクラブではエスパルスのほかに、セレッソ大阪ともパートナーとしてお仕事させていただいています。

オンラインストアや実店舗をはじめ、すべてがゼロからのスタートだったので大変なことも多かったですが、立ち上げに関わることができて、自分自身としても成長を感じる機会でした。この2月にCEREZO STOREのオープン1周年を迎えましたが、もっともっとサポーターの方々に喜んでいただけるように頑張りたいと思います。

MDに向いている人ってどんな人?

ーー「こんな人と一緒に働いてみたい!」「MDに向いている人はこんな人!」といった人物像を教えてください。

安藤)MDの仕事はデスクワークだけではなくて、試合会場に行って店舗やクラブの方と一緒に作業することもあります。そこでファンの方々が何を望んでいるのかを観察したり、現場を見た上で新しい企画を考えたりすることもたくさんあります。そういった意味で基本的な体力はあったほうがいいかなと思います(笑)。あとはやっぱりスポーツが好きで、一緒に楽しめる方と働くことができたら嬉しいです!

川井)ファナティクスに来てから1年以上が経ちますが、試合会場をはじめ色々なところにアンテナを張り巡らせながら、商品企画や販売の仕方を考える必要があると思っています。なので好奇心が強かったり、様々な分野に興味を持てることは強みになると感じています。あとは球団はもちろんのこと、社内の別チームとも常に連携を取りながら進めていくことになるので、そのあたりのコミュニケーションを柔軟に行える人は重宝されるんじゃないかと思います。

浅見)グッズ販売に関わる全体をマネージメントする仕事になるので、複合的に様々な能力が求められると思いますが、やっぱりスポーツや球団・クラブへのパッションが大切だと思っています。それがあるからこそ、ファンのためにより良いモノを届けたいと思えるようになりますし、自分自身の原動力にもなるはずです。そんな風にして探求心を持ちながら動いていると、日々やることがどんどん変わっていきます。毎日の取り組みをルーティンワークにせずに、柔軟性を持ちながら変化に前向きな人には、この仕事はうってつけだと思います。

——————————————

今後もnoteでは社内外の取り組みを紹介していきます。
スキ・フォローをぜひお願いします!

【前回記事】
https://note.com/fanatics_japan/n/n8c48ce22539f

ファナティクスジャパンでは、以下の求人を募集しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://hrmos.co/pages/fanatics-japan/jobs

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?