猫マタ折り返し日記46 にこ淵
ども。猫マタこと猫にマタタビです。
このnoteでは、Twitter婚をした私達夫婦の日常や、私の病気のことを記録しているものです。
幻想的な「青」にこ淵
もう名前から、可愛くないですか?
『にこ淵』なんて!!
って、そもそも淵って何????
【淵】…河川の流水が緩やかで深みのある場所。川の深み、淀みという表現もある。対語は、水深が浅い急流部を示す瀬。(Wikipedia参照)
勉強になります。Wikipedia様 ꈍ .̮ ꈍ
私はうつ病の絶賛療養中。
就労せずに家に居るのですが、お盆前の3日間、夫の仕事の手伝いをさせてもらいました。
労働とは遥かにかけ離れた、ほんのお手伝いです。
ジムに行き始めて半年が過ぎ、体力的にも随分と自信がついてています。
寝たきり、引きこもりの頃とは雲泥の差です。
ですが、見事なくらい呆気なく毎日電池切れを起こしました。非常に残念です。
夕方には動作が緩慢になり、言葉も出てきません。
「まだまだ働きには出せんな…」
夫の言葉を背に、悔し涙が出ちゃいました。
普通なら、日常生活動作の中での疲労は、カロリー補給や水分補給、少し横になることで解消されます。
健康な人と同じです。
普段の電池切れと違うのは、表情が固まること。
笑顔を作る筋肉がだらんとして全くいう事を聞いてくれません。そうなると、お腹もあまり空きません。
こういう常態を、私より夫の方が敏感に察知するので、実にありがたい事です (o˘◡˘o)
電池切れの常態のまま、ずっと家にいるのはあまりオススメしません。
ある程度の休養を摂ったら家から出ることをオススメします。
夫は、表情筋がカチコチでお面のような顔をしている私を連れ出してくれます。
外に出れば自然に他の情報が目や耳、五感で感じ言葉が自然に出てきます。
言葉を出さなくていい環境から、言葉が自然に出る環境に身を置く。って感じでしょうか。
全ては環境で変化する。
解決の道は環境。
にこ淵は高知県いの町。
仁淀川の支流にあたる「枝川川」にあります。
「仁淀ブルー」四国を代表する観光スポットです。
太陽の光が注ぐ時間や季節による光の角度によって変化する幻想的な青の世界を見ることができます。
1年を通して同じ青は見られないと言うほど、様々な青を見ることができます。
この日は、大雨の翌日でエメラルドグリーンのような青色でした。
「すごーーーーい!」
「綺麗だねーーーー!」
自然に声が出ます。
自然に笑顔になっています。
にこ淵には、水神の化身とされる大蛇が棲む所という伝説が残っています。
そのため、今でも地元の人にとって「神聖な場所」であるのは変わりありません。
源流部の水を汚さないために、このような伝説が残っているのかも知れません。
うつ病は表情が固まってしまい、パートナーは気持ちを察しにくい病気です。
能面のように表情が無い時は、嬉しいも悲しいも気持ちの揺れ幅が少なくて心が動きません。
そんな時でも、環境を変えることはとても大事です。
夫は私の特性を良くわかっています。
今回、大きなメンタルダウンを起こさないで済んだのは、この「にこ淵」へお出かけできたことが大きく関係しています。
感情表現ができない時も、環境を変えることで解決する事があります。夫、謝々。
長々とお付き合いありがとうございます。
またボチボチ更新していきたいと思います。
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