見出し画像

#15 不妊治療から得られたものって、なんだろう?

 あらためて、noteで治療から出産までの経緯を書いているうちに、自分の気持ちが整理されつつあるので(このことは私にとっては大きい!)およそ10年という不妊治療から得られたものを考えてみた。

〇自分のご機嫌の取り方

 治療中は毎日精神的にキツい…。
チョットした友人のひとことに傷ついたり、泣いたり…(まあ‥あくまでも私の気持ちのなかで色々あった)。
ジェットコースターのような自分の感情に向き合い続けたことで、
少しは自分のご機嫌の取り方を知ったように思う。
治療中は自分を否定されるような、孤独感、疎外感に苛まれたため、気持ちをある程度一定にしておくように気を付けるようにはした。
 

〇簡単に「子どもは?」って聞くのはだめ

(やっとあたりまえのことに気付く)。

若かりし頃、結婚したら、子どもは授かるものだと簡単に考えていた私。
だから、早めに結婚した友人に何気なく、「子どもまだなの?」
と聞いていた私。そんな昔の私を今の私ならぶん殴ってやりたいわ(笑)。
実際、ぜんぜーーーーーんそんなことはなかったーーーーーーー!

子どもが授かることは奇跡。

そう気づけたことで、子どもに対する向き合い方も変化した…(はず)。
 
今、非常勤で教鞭をとっていますが、
教室に入るとき「奇跡が集まる教室~!」って思ってます(笑)。
そこで、奇跡どころかカオスな状態を目の当たりにすることもありますが…。

 

〇感謝の気持ちが大切だということ!

感謝ーーーーーー!
ある日、治療している最中に‥急に‥降ってきたことば。

親のありがたみ、
治療を受けられること、
住む家があること、
毎日勤め先に行けること…
すべてが当たり前じゃなくって、おかげさまなんだということを、
電気が走ったかのように痛感したんです。

妊娠する少し前には、
空気があるって幸せーーーーー!って強く思った朝がありました。
自分でもびっくりしました(笑)。


とはいえ、育児中の現在も色々あります。ジェットコースターみたいな感情の揺れ動きもあります(特に夫のことに関しては…)!
あと、悪口はブーメランだなとか…。
が、私にとっては大きな進歩でした。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?