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僕は運命という言葉が嫌いだ

僕は運命という言葉が嫌いだ

運命という言葉は
「運命の人」「こうなる運命だった」といったように
予め決められていたもの、はじめからそうあることが望まれていたもの
といった意味合いで使われることが多いと思う

だから運命という言葉が嫌いだ

これまでの自分の人生はもちろん平坦ではなく浮き沈みがあり
良い時もあれば悪い時もあった
それはほとんどの人がそうだと思う

だから運命という言葉が嫌いだ

私たちの人生が予め決められているようなものなら
苦しい時などないほうがいい
私たちの行きつく先が予め用意されているのなら
なぜ悩み苦しみ迷い悔やむのか

私は私自身をあまり好きではないが
私は私が苦しみながら歩いてきた足跡は好きだ

その時々で悩んだ時間
選択した思い
そうしたものは自分だけのものだ

だから
それが予め用意されているという言い方は
その痛みや苦しみがなくてもそこに到達したように聞こえてしまう

だから運命という言葉が嫌いだ

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