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右も左も分からない新卒が、freeeの新入社員研修に参加した話

こんにちは。22卒/biz職のTaiseiです。
4月からfreeeに入社をし、今はゴリゴリセールスの研修に励んでいます🔥🔥

freeeの新入社員研修は、
TNB22 (Takenoko/Newgrads/Bootcamp)
と名付けられており、4/1の入社式から約2週間にわたって行われました。

余談ですが、Takenoko Nobishiro Bootcampに脳内変換されていて間違っていたことにこの記事を書きながら気がつきました。
freeeには独自の用語が多いので用語集が必須だと感じる今日この頃です。笑

さて、本記事ではTNB22のゴールに沿って、新卒同期のMaimai, Rickyと一緒に研修内容をレポートしたいと思います!!

画像1: TNB22のゴール。1MVVの理解を深める。2社会人スキルの基礎固め。3同期の繋がり強化。

まずは、4/1の入社式。

その様子は社内SNSで全社に向けて配信されると聞いて、
オンラインで自宅から参加していたとは言え、緊張感が高まりました。
特に印象的だったのは、入社式が始まり、「3.2.1ドーン!わー!」と大勢に迎え入れられた瞬間でした。
航海をモチーフにした入社式だったこともあり、ついにfreeeに乗船したぜ!という高揚感でいっぱいになりました。

続いて新入社員の自己紹介動画では、同期のユニークな自己紹介にチャット欄にコメントが爆発していました。笑

CDO(Chief Development Officer)平栗さんからは「人が嫌がる仕事をする」ことの、CEO 大輔さんからは「ユーザーさんの声を聞き分ける」「思い込みをやっつける」ことの大切さをお話いただきました。これから業務に携わり悩んだ時に振り返る指針にしたいです!

他にもオン/オフライン織り交ぜて様々な仕掛けのあるオンボード体験があり、めちゃくちゃ楽しかったです!
入社式の様子については、近日公開されるのでお楽しみに!

目次
・CxOからのインプット (Maimai)
・振り返りの定着 (Taisei)
・グループワーク (Ricky)
・さいごに

CxOからのインプット
#Mission Value Vision を深めるインプット!

このセクションは22卒/biz(ビジネス職)のmaimaiが担当します!

ベンチャーの研修と聞くとOJTが基本なのかな?と思いますよね。
私もそう思っていたのですが、freeeの研修ではまず「オンボーディング(On Boarding)」と呼ばれるfreeeの全体感を掴むためのインプットを受けます。

スケジュールはざっとこんな感じです!

画像2:研修スケジュールのカレンダー。

オンボーディング研修には会社のカルチャーや全社方針、規則、ビジネスマナーに至るまで、様々なコンテンツがあり、
ここでしっかりfreeeのミッションや価値基準の理解を深めてから、現場研修へとOn Board(出航!⛴ )します!

以下、どのような研修があるのか、一部紹介します!

CxO(Chief x Officer)オンボーディング

この研修では、freeeの組織やプロダクトについて役員の方々から直接お話を聞きました!

航海指針+全社OKR+プロダクト戦略+サクセス オンボーディング
freeeは会社全体を大きな船団に例えるため、全社方針を「航海指針」と呼びます。この講義では、CXOの尾形さん(ogataさん)がfreeeの現在のポジションとこれからの全社目標、戦略などを説明してくださいました。
全体の方向性、サクセスチームの役割などが理解できました!

bizファンクション オンボーディング
執行役員の川西さん(kwnsさん)がビジネスチームの組織構成を、それぞれの部署がユーザーに届ける価値の違いとともに説明してくださいました!

ビジネスモデルと財務戦略 オンボーディング
CFOの東後さん(smtさん)に、難しいと感じやすいSaaSのビジネスモデルやfreeeの財政状況などを新卒にもわかりやすく教えていただきました。
ユーザーに価値を感じてもらい続けることが、売り上げに繋がる仕組みはとても興味深かったです!

ミッションと未来 オンボーディング
CEOの佐々木さん(DSさん)に、freeeのミッションと会社が描く未来をお話いただきました。
freeeのミッションは「スモールビジネスを、世界の主役に。
それを達成するにあたっての新ビジョンは、「だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム」を構築していくことです。
その想いがどのような経緯で生まれ、どのようにビジョンをもとにして実現していくのか、大輔さんの言葉で熱い想いが伝わりました、、!

画像3:CEO大輔さんによるオンボーディングの様子

ダイバーシティオンボーディング・アクセシビリティオンボーディング

人事採用部の吉村さん(ミオさん)とエンジニアの中根さん(MAXさん)、山本さん(@ymrlさん)が、freeeのカルチャーでも大事にしている「ダイバーシティ」や「アクセシビリティ」って最近よく聞くけどそもそもなんなのか?というところをお話いただきました。

画像4:ミオさんによる、ダイバーシティオンボーディングの様子。

「ダイバーシティ」を「多様性」と言われてしまうと、曖昧でわかりにくいところがあります。
その定義を、「『あなたとわたしは違う』ことを当たり前だと思えること」と噛み砕いてくださることで、freeeの社員が自分らしく働くことのできる環境の土台になる考え方を改めて認識できました。

「アクセシビリティ」も「障がい者や高齢者の方々」のハンディキャップを埋めることに使われますが、本来目指すべきところは特定の誰かではなく「すべての人がほぼ同じコストで同じ情報を得られ、同じ目標を達成できること」。
全盲のMAXさんご自身が、仕事でPCを使うときにどのようにハンディキャップを埋めているかも実際に見せてくださりました。

freeeの目指す「だれもが使える」プロダクトには様々な立場の人の視点が必要だということを実感しました。

ブランディングオンボーディング

freeeのブランディングで印象的なものといえばfreeeのツバメのロゴですね !
この講義ではブランドマネージャーの銭谷さん(zenyさん)がfreeeのブランドにこめられた意味についてお話いただきました。

freeeのブランドコアは「自由」🕊です。
・煩雑さからの「解放」
・自分らしく自信を持って「自然体」でビジネスができる環境
・生産性を高めるための「楽しさ」。
この3つを届け切ることで、スモールビジネスに携わるすべての人の
「自由」を支える。

freeeのプロダクトが目指す社会、マジ価値がブランドコアでより明確にわかりました。
freeeのブランドサイトも素敵なのでチェックしてみてください☺️
(ロゴやイラスト、グッズ可愛くて、個人的にはとても好みです笑)

インプット研修で得た学び

ビジネスモデルやカルチャーに至るまで、様々なインプットがありましたが、全てを通して個人的に得た学びは大きくこの2つだと思います👇

・freeeのプロダクトやサービスを使い続けてもらうためにも、一番大切なのはお客様にとってマジ価値を感じてもらうこと!
・freeeの目指すプロダクトや世界は、freeeの社内カルチャーから!

freeeで働く様々な人々の想いが感じられ、自分自身も出航🚤することが楽しみになれたインプット期間でした!🌸

振り返りの定着
#日々の振り返りと「あえて、共有する」カルチャー

このセクションは22卒/biz(ビジネス職)のTaiseiが担当します!

研修中に具体的にどのような振り返りをしたのか?またどんな発見があったのか?について書きたいと思います。

研修期間中は、
1. 毎日振り返りを行い、
2. 新卒全員が(!)終業前に社内SNSで全社に向けて投稿をし、
3. 同期や先輩freeersからコメントやフィードバックを受け
                              ました。
(※freeers=freeeで働く人)

画像5:振り返りのテンプレート。内容は、事前記入・気付き・goodポイント・mottoポイント・疑問点。

振り返りのフォーマットは予め指定されていましたが、2日目からは三行サマリが加わったり、徐々に#を付ける習慣がついてきたりと、研修期間中に振り返りの質が向上していっていたのが印象的でした!

画像6:振り返り投稿を全社SNSい投稿した時の画面。

(全社への投稿は、日替わりで誰か1人が投稿をし、コメント欄に全員が続けて投稿をするという形をとりました。)

これらの投稿に対しては、先輩freeersからの様々な反応がありました!

新卒の悩みに真剣なアドバイスをしてくれる方や、
足りない知識を補うセミナーの開催を提案してくれる方、
新卒のボケにツッコんでくれる方などなど、、

帰りの電車でコメントに一通り全部目を通すのが密かな楽しみでした。笑

少し話は逸れますが、
freeeには、行動指針の一つに「あえて、共有する」(通称:あえ共)というものがあります。
言葉として意味は分かるし、共感したからこそfreeeに入社を決めた自分ですが、今回の研修で初めてこの意味を肌で感じる事ができたと思っています。
「あえ共」とは何で、どんな効果があるのか?を実感できる機会でした🔥

画像7:あえて、共有する。の画像。人とチームを知る。知られるように共有する。オープンにFBし合うことで一緒に成長する。

(freee採用HPより)

また、コメント欄のやり取りからランチの予定が立ったり、自主セミナーの企画が立ち上がっていった様子を見て、「ムーブメントってこういうふうに起こるんだ〜」と (まだぼんやりとですが、) 分かった気がしました。

以上振り返りの定着を振り返って、、、
個人的な学びとしては、

・振り返りをあえ共することで学びがn倍になる!
 他の同期の振り返りから自分には無かった視点を補うことができ、
 人数分だけ学びが増えてめっちゃお得でした!笑 今後も自分から考えを
 オープンにする姿勢や他人から学ぶ姿勢を大切にしようと思いました。

・FBを受けることで自分の振り返りをより良くしようという気持ちになる!
 振り返りも、読まれることを意識すると自然と書き方も変わっていきまし
 た。読者を想定して見やすさを心がけたり、FBのもらいやすさを意識した
 りして、アウトプットの質が上がっていったと思います。

・振り返りを通して「同期との一体感」や「freeersに迎え入れられてる感」を感じた!
 オンラインでしか会ったことのない同期も多い中、振り返りにコメント
 することで交流が生まれ、また、freeersからコメントをもらうことで
 welcome感を感じました!

今後も振り返りと「あえ共」は習慣化していこうと思います!

グループワーク(GW)
# 魅力的な24卒を採用するためのグループワーク

このセクションは22卒/biz職のrickyが担当します!
例年、新卒研修で行われているグループワーク(以下、GWとします)。約2週間biz/eng/uxの垣根を超えて行いました!今年度のテーマは去年と同じく「魅力的な新卒(24卒)を採用するための資料作成」です。

GWを行う意図は、大きく以下の3つ。
・オンボーディングの定着化
・魅力的な24卒を採用すること
・横のつながりを増やすこと
優勝チームには賞品があるとのことで、各チーム気合が入ります💪

各チーム、採用活動の課題について仮説を立て、調査を進めていきました。

画像8:グループワーク中の様子。

(GW中の様子)

GW最終日の4/13には、発表会を開催しました!
発表会の様子は社内チャットであるWorkplaceでライブ配信。コメントは281件と大いに盛り上がりました!

画像9:発表会の様子。google meetで画面共有している。

(発表会の様子)

そして、結果発表。
優勝したのは、Team11(junkichi, yoko, mikan, moha)でした!おめでとうございます🎉 賞品は「確定申告すごろく」。羨ましい...

今回のGWでは多様なバックグラウンドを持つメンバーと協働する
面白さ&難しさを学べました。
今まで属していた環境の違いなどから、前提としている知識やイメージが異なり伝える事の難しさを感じました。一方で、今まで触れた事のない新しい気付きや学びを得ることができました!

以上振り返りの定着を振り返って、、、
個人的な学びとしては、

自分と異なる意見を受け止めることが大切!
 背景となる経験が多様であるがために、意見が合わないことは多々あった
 一方で、自分になかった視点を多く得ることができました。僅かながら、
 多面的に物事を捉えられるようになったと思います!

採用って難しい。
 求職者側の立場からは見えなかった採用の難しさが分かった気がします。
 企業は求職者を選ぶ立場である一方で、求職者も企業を選ぶ立場。
 だからこそ、各選考フェーズで求職者にどのような印象を与えたいのか
 丁寧に設計する必要性を感じました!

さいごに

大量のインプットにGWでのアウトプットに初めましての同期たちとの交流と、、、非常に盛りだくさんのTNB22でした!

To 先輩freeersの方々.
このような研修を用意していただきありがとうございました!
To 同期のみんな.
 バラバラになってもゆるく繋がって一緒に頑張ろう!

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ここまでお読みいただきありがとうございました。

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