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雨宿り 〜海のはじまりをみて〜



こんばんは。雨乞いです。久々の投稿となります。
急ですがなんだか自分の中の感情を整理したくて…。
なので今回の投稿は完全に気まぐれですが、どうかお付き合いください。

自分のなかの感情に向き合うって、中々時間がないとできないことだと思うんです。
今日はその時間が取れそうなのでやってきました。

『時間がなくて…』
それがいい意味でも、悪い意味だとしても、自分のための時間を取るって後回しにしがちだけど、大切なことだと思います。

最近『海のはじまり』というドラマにハマってしまって。というのも、脚本を担当している生方美久さんの作品が好きで。ドラマの『silent』と『いちばんすきな花』の脚本もこの方の作品です。

見る人によっては『中々重い内容を扱うドラマだな』と感じる人もいるのでしょう、でもこの『海のはじまり』を見ていると、『他人に話すほどでもないけれど、でもこんなことがあって私は今を生きている』という、人生のワンシーンを切り取った映画を見ているような気持ちになります。

もちろんドラマだからたくさん『???』に思うことも沢山あります。

・現実的に成人してても学生のうちは妊娠、出産、育児なんて簡単にできるものではない
・人工妊娠中絶の話はこんなにさらっとしたものではない、中絶を決める前も決めるまでも女性は決断するまでにものすごく時間がかかっている
・主人公は亡くなってから元彼女が子宮頸がんで亡くなったことを知るけれど、子宮頸がんのウイルスは男性しか持っていないから性行為の経験がないとならない病気(例外もあるかもしれないけど)
・他人の女性が産んだ子どもをすんなり受け入れられるわけがない
・双方の両親たちとなんのわだかまりもなく状況を受け入れるわけがない

…など、思うところは沢山あるのです。笑

でもそれと同時に
『どんなことがあっても世の中は回っていくし、その時、その瞬間に辛い思いをしても、全ての人が理解して寄り添ってくれるわけではない』と思ったりもします。

実際に友人たちと『自分がもしこの人と同じ状況だったらどうするか?』と話してみたりしましたが、
みんなの意見はバラバラで、結局はタイミングだったり、『自分』、『選んだ者の意思』で決まっていくんだなと思いました。

独身のまま生きていくことも、素敵な方と巡り合って一生を共にすることも、未婚のまま子どもを育てること…
生きていたらここに書ききれないくらいいろんな選択をして、人生を生きていくことができると思います。

どの生き方が正解ということもないし、
実際に子どもを産むことも、おろすことも『誰のせいでもなく、自分の幸せのため』であっていいと思います。

ただ人間は不安定より安定を求めるから、
『働きはじめたら…』とか、『仕事が落ち着いてきたら…』とか、『周りの人がこうだから…』と、
何かと理由をつけて生きたがるのだと。
でも、結局はどんな意見を参考にしようと、影響を受けようと、最後は『自分の意思』。

そしてそう決断できたのも、我儘を言えるのも、
周りの人が見守ってくれていることを忘れなければ、
誰かのためでなく、自分のために生きていくことができるんだろうと思いました。

私自身もこのドラマを見るという選択をして、
自分の中の感情と向き合っているし、
でも見なかったからといって、自分と向き合わない理由にはならないし…
どんな選択をして、どう生きてきたのか誰かに知っていてほしいから、自分はやっぱりいつかは結婚したいし、1人でもいいから子どもがほしいなと思うのです。

…自分の考えていることを、こうして文字にしていたら少し心が楽になるのも、顔も知らない誰かが、この投稿を見てくれるという私の中の『承認欲求』があるからで。

誰かにこの気持ちを理解してほしいわけではないけれど、『こういう考えの人もいるんだな〜』くらいの気持ちで見てくれたら嬉しいなと思っています。

長々とまとまりのない話をしてしまいましたが。笑
来週の第7話を楽しみにまた仕事頑張ります。

今回もありがとうございました。
今度はまたエッセイを書くために戻ってきます。
ではまた。

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