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人が苦手な私が、変われたきっかけ

みなさま、こんにちは!
私は主婦歴12年、3人の子供の母で、新人webライターのsayaと申します。

プロフィールでは「人が好き」ライターとあるように、
私は子供のころから「人」に関心がありました。

しかし人が好きだからといって、コミュ力が高くて、交友関係が広い、というわけではありません。

むしろ個人プレイが好きで、チームワークは苦手。

会話もどちらかというと苦手です!

ではなぜ私が「人が好き」だと言えるようになったのか。

変われた経緯とその後の変化について書きたいと思います。

陽気キャラから一転した子供時代

子どものころから私は「人に好かれたい」と思っていました。

なので、友達の前ではお笑いキャラ、先生や近所の人には礼儀正しい優等生キャラを演じていました。

しかし思春期になるにつれて、コミュ障が芽を出し、
人間関係に悩むように。

友達に好かれたいのに、うまく自分が出せずにいました。

それを解明したいと、大学は「心理学科」を専攻。

しかし心理学を学んでも、人間関係のストレスは変わりませんでした。

ある事件が・・・

その後、職場結婚をし、子どもを3人授かりました。

ここで、なんと転機となる事件が起こります。

それは夫が務めていた会社の倒産でした。

当時私は30代半ば。

子供は全員未就学児で、子育ての真っ只中でした。

幸い夫の転職先はすぐに見つかりましたが、収入は激減。

夫だけの収入だけでは、とても家族5人で暮らしていけませんでした。

そこで私は末っ子を保育園に預け、寝る間を惜しんで働きました。

日中は工場パート、夜は内職、そして隙間時間にはフリマサイトと、ひたすら働きました。

しかし半年ほどたつと、心身に異変が出てきたのです。

まず、体中に湿疹ができました。

特に手はひどくて、いつもただれて血だらけでした。

また、言われたことが理解できなかったり、
誰かのミスでも自分がしたように感じてしまったりして、
いつもビクビクしていました。

家では子供たちに当たり散らす日々。ずっと自己嫌悪の繰り返しでした。

母親なのに不安障害

その結果、
私は不安障害になり、外に出られなくなったのです。

工場パートはやめざるを得ませんでした。

母親としての役割は複合的で、
園や学校、近隣や親戚づきあい、職場など多方面になります。

しかし自分に不具合が出てしまうと、
どれもに影響してしまいます。

母親として当たり前のことができない自分が情けなく、
「すべてを投げ出そう」とも考えました。

しかし子供たちは、いつでも私を
「母」と慕ってくれたのです。

「この子達をかわいそうな子にしてはいけない」

そう思い、私はこれまでのすべてを捨て、自分を変える決意をしました。

変わるためにしたこと

まず私はカウンセリングで、認知行動療法を受けました。

そこで自分の「思考のクセ」に気づきました。

思考のクセとは幼少期に身につけた、オリジナルの考え方のことです。

ネガティブな行動につながる思考で、10項目あるのですが、

なんと、私はこの10項目を全部やっていたのです!

衝撃でした・・・。

そこで、私は過剰に不安をあおるような思考をやめました。

具体例を書くと、次のようになります。

  • 自分を責める言葉がぐるぐると反芻しそうになったらやめる

  • 不安の対象となる出来事をそのまま紙に書きだす(思考は書かない)

  • 不安の対象が、自分の思い込みなのか、相手の都合によるものなのか精査する

  • 感情に点数をつけて、変化を数値化する

  • いつもとりがちな行動パターンとは、あえて違うことを試してみる

このようにして少しずつ、
自分の思考や行動を変えていきました。

これまでの思い込みや思考パターンを切り替える作業なので、
平常になるまでに3、4年はかかりました。

しかしそのかいあって、
今では人との交流も過度に緊張せずにできています。

変わったこと

行動が広がると、できることも増え、
自信にもつながりました。

Webライターになったのも、そのひとつです。

もともと書くことが好きで、在宅でも仕事ができるので興味がありました。

やると決めたら、すぐにライターの必要なスキルを調べ、
受講内容や料金、フォロー体制を吟味し、講座を受講。

そのおかげで書き方だけでなく、
自分の文章のクセを知れました。

案件にも少しずつ挑戦し、記事を採用していただけるように。

Wordpressも使えるようになりました。

このように変われたのも、
家族やカウンセラー、ママ友、仕事にかかわるひとたちの
おかげだと思っています。

また行動が広がれば、いろいろな人の知識や経験を得られます。

私が「人が好き」と公言するのはここにあります。

まとめ

あらゆる不安は、対処法の工夫次第でなんとかなる、
と私は考えます。

どんな立ち場であっても、
不安を抱えながら生きるのはつらいと思います。

しかし、ふとしたきっかけで変われることもある。
体験したからこそ、そう信じています。


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