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読書メモ 生理でキレイになる本

・生理痛が重い
・生理になると鎮痛剤が手放せない
・PMSが辛い
・イライラや精神不安定、泣く

全て毎月の私の症状です。

この毎月やってくる憂鬱に耐えかね
現状も痛み止めが効かない中、様々な雑事をこなしています。
余談ですが、生理のことを考えるのはいつも生理前〜生理中だったりしませんか?
私は生理から数日経つと忘れちゃうくらい考えません。

生理にも個人差があるようで、
私の場合、一ヶ月のうち
生理が終わった1〜2週間だけ体調がよく、
それ以外は、排卵の時(2〜3日)と、生理前7〜10日ほどが体調不良
そして生理始まって、1〜3日はひどい体調不良が続きます。

不幸自慢はこのくらいにして、
早速、本のまとめをしていきます。

生理でキレイになる本 心と体の大そうじ 京谷奈緒美さん著 
漫画 松鳥むうさん

生理は女性を輝かせる魔法です

とのキャッチコピーに魅せられた私。
この本を手にした当時、私は大型ショッピングモールで販売員の仕事をしており、フルタイム勤務でしたので、体調不良のまま店頭に立っていることもしばしばありました。

入浴剤や石鹸、シャンプーなど、癒しグッズに引き寄せられて
休み時間にショッピングモールの中をウロウロしていた私は、
布ナプキンコーナを見つけると同時にこの本を立ち読みしました。
なぜここに本が!となんとなく思ったのを覚えています。

書くことと読むことが好きな私
体調不良のことで悩みまくっていたので、何度も立ち読みしたのち、
本を購入したのを覚えています。

生理をネガティブに捉えていたのですが、
本を読むことによって、心が軽くなりました。


生理を月に一度の祭りと捉えている整体師の京谷さん。
ひどい生理痛に悩んだ末、編み出したのが、
ノーナプキンでした。

明治時代の女性は月経血をトイレで排泄
ナプキンなしで過ごしていたことを知ると、
ノーナプキンにチャレンジします。

生理の研究に明け暮れて、8ヶ月後
ノーナプキンを習得します。

しかし、ノーナプキンと聞いても
私には無理という知人が多いことに気づきます。

これをきっかけにノーナプキンを勧めるのではなく、
生理は楽しいということを伝えていきたいと思った京谷さんは、

紙ナプキンを布ナプキンにしたり
トイレで月経血を出し切る方法を教えたり
食事に気をつけることで生理を変えていく方法を伝えていくようになります。

そうすることで周りの女性たちがキレイになるのを実感した京谷さん。

何か一つだけでも変えて、キレイと快適を手に入れませんか?
と生理にまつわる知識をマンガで解説してくれる。
楽しめて勉強になる本です。


●生理は毎月の生き方成績表

生理=嫌なもの
トイレでの作業が増えたり、洋服に気を使ったり、
何より痛い!
生理がいくら大切なものだとわかっていても、
良いものだ!生理うれしい!という心境には中々なれません。

京谷さんは生理そのものの働きについて、
心と体にとって余分なものを月経血と一緒に排出し、
体をキレイにしてくれているのだと語ります。

体に余分な塩分や水分、糖分、ストレス物質などを血液と一緒に外に出している!
なんとなく、体で理解できます。
生理前になると、イライラモヤモヤしだし、
生理後はスッキリ軽くなります。
生理前にむくんでいた身体は、生理後にはだいぶ元に戻ります。

なので、ストレスが多いと身体の不調が大きくなり、
ストレスの小さい月は、生理が軽いなんてことも発生するのです。

毎回、死ぬほどツライ!って人は要注意ですね。
病気が潜んでいたり、ストレスMAXですよというお知らせです。

私も、ストレスが生理に影響すると言うのを実感した一人です。
ちっちゃいことが気になる私だから気づいたのですが、
毎日、満員電車通勤をしていた頃、
生理のとき満員電車に乗ると、お腹の痛みが増えていました。
乗る前は、そこまでだったのに、乗ったら倍増。

ストレスって身体に影響が大きいんだな〜と身をもって感じました。

京谷さん曰く、生理は、毎回同じように見えて、よく観察してみると毎回違うそう。
生理には、生理前の1ヶ月をどのように過ごしたかが反映されるのだとか。
いわば、1ヶ月単位の成績表のようなもの。

ふむふむ、そのこと早く知りたかった。
学校の保健体育とか、この本を配るとかしてくれてたらよかったのに。
中学生の私は漫画好きだったから、絶対理解できた〜。

生理が辛くとも、誰も教えてくれなかったですよ。
むしろ、辛くなって婦人科行った時すら、教えてくれない。

本で学ぶことは、本当に多いなと思います。

京谷さんは、生理を天然のセルフエステと呼んでいますが、
その通り、身体に備わったセルフシステムをうまく使えば、
もっと、身体の不調ともおさらばできそうです。

●勝手にキレイでいようとしてくれる

女性の身体は、排卵期に最も輝くようになっているらしい。
きちんと健康に身体が機能していれば、
排卵日には、バストは上向き、
ウエストもくびれ、顔もキュッと引き締まるのだそう。

しかし、排卵期でも良くない感じな時があると気づいた京谷さん。
整体の施術をしていて、排卵期なのに肌荒れしてたり、
先月より今月は綺麗がイマイチなお客さんたち。
聞いてみると、先月の生理が辛かったと言ったそう。

忙しくて、自分の手入れを怠ったり、ストレスが溜まって、
ポテチの爆食いしてしまったり、不摂生になると、綺麗がイマイチになるらしい。
なので、生理前の不調には、きちんとお手入れ。
きちんと睡眠をとったり、栄養のあるものを食べたり、
目をホットタオルで温めたり、難しいことはしなくとも
体を労わることが大切なのです。

そうすれば、綺麗でいようと身体は自動的に動いてくれます。

●生理前の10日間をととのえる

生理前が一番つらい私。
痛みはまだ薬飲んだりして対処できるけど、
生理前の、イライラや不安感、うつっぽさ
めまい、急にくる脱力感(倦怠感?)は
どうにもなりません。

京谷さんが言うには、
生理前の不調がつらい人は、常に頑張っている傾向があるそう。
仕事、家事、いろんな日々のことの反動が生理前にドカンとやってくる。

生理は毎月やってくるので、カレンダーなどに頭痛や腰痛、
イライラが現れた時、涙が出た時を記録しておくといいそうです。
そうすると、それになる前に何を対処したら良いかが、わかるようになってきます。
私も最近は、生理の一週間前に、市販のサプリメント(命の母ホワイト)
や漢方薬の抑肝散を飲んだりしています。

人によっては、鉄分、ビタミンD、ビタミンCなどが効く人もいるので、
色々試してみてください。
私も色々試しました。あんまり値段的に高くならなくて、続けやすいものを自分は模索中です。

不調の準備、心構えをしておくことが大事なのだと京谷さんは言います。
私もいつも振り回されてしまいます。
心のコントロールはできないに等しいくらい難しいですが、
自分を労ることができるのは、自分だけ。
誰になんと言われようとも、労わって、身体を大事にしてあげてくださいね。

●まとめ

日々のストレスに対するお手入れが大切。
わかっていても、自分のこととなるとまあいいやとなってしまいがちです。

超ズボラでもちょっとやってみることを5つ挙げるとすれば、

・生理の前〜生理の時、レンチンできるアイマスク
・生理前のカフェインを減らす(一日のコーヒーを2杯を1杯してる)
・生理前にほうれん草と焼き鳥のレバーを買ってきて食べる
・テキトーに耳たぶを揉む
・生理前だと割り切る

どれも私がビミョーな感じで続けていることです。
あと、睡眠が乱れたり、下痢したりもするので、
無理しないことが一番大切です。

自分一人だけならできることも、家族、旦那さん、子供と暮らしているとできないってこともありますよね。
でも、自分ファーストの意識は大事です。
どうせ不調な時は、できないことが多いのだから、無理に頑張ろうとしても、空回りするか、反動が来るだけです。

自分の不調を後回しにせず、ちょっとずつでも、
何かを変えてみてくださいね。

まだ、他にも生理ネタありますので、
スキ!して頂けたら、パート2を書くモチベーションにもなります。
よろしくお願いします!

では、また〜〜


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