趣味と部屋の広さ

You Tubeでミニマリストの動画を見ていると、違和感を感じる。だいたい、部屋に机か、デスク一つ。あとは、本棚などの収納棚が一つに、ベットもししくは畳んである布団。だいたいこのパターンで他には何もなく、収納はクローゼットだけ。こうした部屋を見て思うのは、こういう部屋で生活をしている人は、そもそもどういった趣味を持っているのかということだ。大体、ミニマリストの生活は意識が高まるとかなどをひたすら語っていて、自分の趣味の道具について語る人がいないし、趣味らしき道具が部屋におかれていない。こういう部屋の人の趣味について、いろいろ考えたが、まず考えられるのは、道具がクローゼットに収まる趣味。ランニングなら、ウェアにシューズと、収納場所は、シューズボックスとクローゼットで済む。次に趣味に道具を持つ必要がない。あるいはその場でレンタルして済む趣味。カラオケ、ダーツとか、ボーリングなどだろうか。次に、趣味がスマホ・タブレット・ノートパソコンで済む。これは、デスクの上が収納場所(収納というより、置き場所という言い方がしっくりくるかもしれない)になる。これら端末で思いつく趣味は、動画鑑賞、ゲームに、タブレットで絵を描く、ブログを書く、動画編集などだろうか。
 以上、いろいろ考えたが、なにがいいたいかというと、やりたい趣味の種類によっては、ミニマリスト的生活は難しいということだ。私の例でいうと、まず、ダイビング。ダイビング器材を入れたメッシュバックはけっこう場所を取る。実際、私の通っているダイビングショップでは、ワンルームの部屋で、クローゼットしか収納がないので、ショップに器材を預けている常連もいる。私の場合、玄関のたたきが、ドア横に広がっており、スペースがあるので、そこに重器材・軽器材をいれたメッシュバックを置いている。ドライスーツ、ウェットスーツは専用のハンガーで寝室のハンガーレーンに架けている。次は登山道具。ザックとかは玄関とリビングを繋ぐ廊下に収納スペースがあるので、そこに入れている。その他、細かい道具は、寝室の床上に、重ねる収納ボックスを置いてそこに入れている。次にカメラ器材。一眼レフ、ミラーレスカメラ、レンズを入れる防湿庫。細かいアクセサリーは、チェストに、三脚など場所をとるものは、ザックも入れている廊下の収納スペースに入れている。次に、少しずつ買い集めつつあるソロキャンプ道具。これも、重ねる収納ボックスに入れて保管。ソロキャンプで使うチェアと、テーブルは、リビングで使っている。あとは、動画鑑賞用、ゲーム用の大画面テレビ。何度も読み返す紙の本を収納する本棚。以上が、私の趣味における場所を取っているものだが、冒頭に触れたような、テーブル・デスク1台、ベット1台、棚1台という部屋のレイアウトは無理だ。とういうわけで、ミニマリストの部屋にするには、趣味をミニマリストに向いている趣味にするか、趣味の道具をトランクハウス、もしくは実家に送って預けるしか無理だと思う。実際、どうしているのか質問したい。

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