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2024年6月の記事一覧
大粒で酸っぱ〜い!クエン酸はレモン並、だから美味しい杉田梅、とうとう来る…!梅干しと炊飯器で甘露煮、杉田梅ひと粒ゼリー(小田原産杉田梅その1)
梅仕事を初めてからどうしても手に入れたいと切望していた品種のひとつ「杉田梅」。実梅の中で最も酸っぱいと言われる希少品種である。一説には含有クエン酸量はレモン並だとか。 こればかりは産地の神奈川県に住む私でも「梅の時期に直売所行けばいいよね」なんて呑気に構えてはいられない。何せ生産量が少ないのだ。直売所で見ること自体が珍しく、メルカリでも一瞬を争う厳しい勝負となる。 それはあまりに不確実なので事前予約が可能なところを探し、何度か梅干しを買った「昇珠園」さんでなんとか予約でき
【今週の週末ごはん】#24 今年の新梅・鶯宿梅&高田梅のカリカリ漬できた!鰻+実山椒とごぼうのごはん、塩抜き高菜と厚揚げの炒め煮(鶯宿梅その2、2024高田梅その2)
定期的に鰻が食べたくなる。 冷凍庫にはふるさと納税で取り寄せた能登の鰻の白焼きが。二本のうち一本は白焼きで食べ、もう一本は添付のたれで蒲焼きにしてみようと思っていた。 鰻と言えば山椒。茹でて小分け冷凍してある朝倉山椒とごぼうのごはんの上に鰻をたれごと載せたらきっと美味しい。それに合わせて周りを揃えた和食ごはん。 購入品の馬刺し(霜降り。本来は赤身の方が好き)と練り物(こんがり炙っておろし生姜をたっぷり)については割愛。 ◆鰻の蒲焼き、実山椒とごぼうの炊き込みご飯 鰻も
追熟させずに漬ける美しいまんまる希少梅、氷見市生まれの富山県指定品種「氷見稲積梅」の梅干しキットをふるさと納税で(富山県産氷見稲積梅その1)
氷見市のふるさと納税で申し込んだ「氷見稲積梅」の梅干しキットが予定よりも10日ほど早くクール便で届いた。 送付が早まりそうな旨の連絡も、発送時のメール連絡も遅滞なくあり焦らず準備ができた。氷見市のふるさと納税は対応がきめ細やかで安心。 氷見稲積梅は、全国のローカル梅を調べる中でその名を知った。しかしよほど希少なのか、品種名が明記された加工品を見つけることも難しく(都内のアンテナショップでは見つけられなかった)、今回が正真正銘のお初でたいへん嬉しい。 事前(6/7受信)にいた
砂糖漬けから3週間でかなりしわしわに〜初挑戦中「話梅(中国の甘い干し梅)」の途中経過①(白加賀梅その2・千光梅その2・ローゼンの梅その1)
このところ梅干しの塩漬け作業に追われ、その前に仕込んだ青梅のカリカリ漬けや「話梅」の続きを書けずにいたが、現状ひと段落ついたのでその辺も少しずつ書いて行こうと思う。 さて、5月末に作業を始めた「話梅(ファーメイ)」、白加賀については塩漬けまで、千光梅についてはその後の天日干しから砂糖漬けまでひと通りの仕込み方について書いた。 ーーが、実はもう1種類仕込んでいた。千光梅の様子に若干不安を感じ、保険をかけたくなったのだ。 それがこれ、通称「ローゼンの梅」。品種不明で、近所の相
ふるさと納税でどーんと大箱4.5kg、福井県越前町から福井梅(紅映梅)来る〜追熟梅はエステルの香り?(福井県産紅映梅その1)
全国のローカル梅について調べ始めた昨年、「今年は(時期が遅過ぎたり購入先が見つけられず)入手できなかったけれど来年はぜひ」と思っていた品種がいくつかある。その中でも心の優先順位が最も高かったのが、福井県のローカル梅の代表品種「紅映(べにさし)梅」。 その名前を知ったのはTBS「マツコの知らない世界」の「梅味の世界」だった。番組内で無印良品のねり梅に採用されている品種として紹介されていたのが紅映梅で、まろやかな酸味が特徴とのこと。 あの無印が日本で最も有名かつ生産量の多い南高
「福井梅」とは何ぞや?米原駅の梅そば、富山駅・金沢駅のとろろ昆布おむすびから続く旅〜福井梅の梅干しをマキノピックランド(滋賀県)で買う
※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年9月1日) 趣味のひとつに鉄道がある。 撮る方や車両の型式等にはあまり関心はなく、専ら乗る方。路線図が好きなのだ。私は車を運転しないので、自力で移動する手段として最も手軽で信頼でき、幼い頃から乗り慣れているのは鉄道。路線図を眺めながらいつか行きたい旅のプランを立ててみるのも好きだし、乗りに行きたい路線や訪れたい駅が常に頭の中にある。 それもあって、ゲーム「ドラクエウォーク」(
「きょうだい」とはあの兄弟由来の名!曾我梅林の杉田系希少種、ハート型がかわいい「五郎梅」来る(神奈川県小田原市産五郎梅その1)
曾我の梅農家さんから「五郎梅」という品種の梅を買った。初めて聞く名である。 つやつやしてとても綺麗な梅たち。 先の方が少しとんがりして、ハート型にも見える実に可愛らしい梅だ。香りも爽やか。 この形状は、やはり曾我梅林で育てられる杉田梅に似ている。今回買ったきっかけも、初めての品種だったからでもあるが、それ以上に「杉田系」だったから。私は酸味の強い杉田梅が好きなのだ。梅は酸味の強い品種ほど、それに比例するように独自の旨味を併せ持つように思う。山形の谷沢梅然り。 そんな五郎
”桃”の台木に梅を接ぎ木して生まれたつるっとかわいいトロピカルな希少梅、愛知県知多市の「佐布里(そうり)梅」来る~(愛知県産佐布里梅その1)
佐布里梅、という名前を知ったのは梅ボーイズさんの過去動画。全国の梅農家を巡るシリーズの1つとして投稿されたものだ。 全国で10農家しか育てていない・・・それは手に入れるのは相当難しそうと思いつつ、珍しい名称なので名前だけはすぐに覚えた。 その後、今年に入って実施された梅ボーイズさんのクラウドファンディングの返礼品のひとつに佐布里梅を含む梅干しの食べ比べセットがあり、さっそく支援。食べるのを楽しみにしていた。 ーーが。 ある日いつものようにメルカリで梅探しをしていた私の目
ひと粒最大直径6cm×80g超!超巨大な「梅ボーイズ」さんの超完熟南高梅で豪華ひと粒梅ゼリーと梅干しを(和歌山県みなべ町産南高梅その1)
3月に予約した「梅ボーイズ」さんの超完熟南高梅。 ついに!ついに届きました!! 大きい…そしてかわいい。 「超完熟」なので全体的に黄色いのはもちろん、紅がさした梅もたくさん。2kg購入したところ、1kg入りが2箱テープで固定されていた。この箱は天日干し待ちの梅を入れるのにも使える便利なサイズ。 それにしても大きい。思わず大きいのをいくつか手に取り、計量。 この2つが特に大きかった。 上が約70g、下はなんと!80gを超えている。直径は共に6cm近く。でかい… これだけ