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JA岩手ふるさと産直来夢くんで「正法寺梅」の梅干しを買う

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事+現在(2024年6月)の追記です。(もともとの更新日付:2023年7月20日)

先日一関へ行った際、市街地から少し北に位置するJA直売所「JA岩手ふるさと産直来夢くん」に立ち寄った。

昼過ぎに着いたので、残念ながら生梅は売り切れていたが、その代わり美味しそうな梅干しを発見。通常直売所で見掛ける梅干しよりもやや高額ではあるが、しっかりとしたパッケージや「正法寺梅」という名称にも興味を引かれて購入。

塩をしっかりきかせて漬けた昔ながらの製法のようだ。ますます期待しつつ、「正法寺梅」をネットで検索してみると、製造者に名前のある黒石梅の里生産組合の千田幸さんを紹介するブログ記事に行き当たった。

記事を読むと、正法寺梅(正法寺のふもとの黒石町に植えられた梅の木)の品種は複数あるようで、特定の単一品種ではないらしい。とはいえ、今回買った梅干しは複数品種が混在しているようには見えない。形や大きさがとても綺麗に揃っていて、果肉が厚く粒ぞろい。中心線がきれいに見えて、ちょっと桃にも似た感じもかわいい。しそ漬けの色の感じも非常に良い。
ちなみにパッケージ上部の「うめさん」は、「黒石梅の里生産組合」の略称・愛称の模様のようだ。

帰宅後さっそく食べてみると、塩分の高さを感じさせない落ち着いた味わいだ。酸味は比較的強い方だが、塩味と一体化しているので尖ったところがまるでない。おそらく一年以上は熟成されているであろう、完成された美味しさだ。肉厚なので、果肉の味がしっかり感じられるのも良い。
そして何より製品としてたいへん美しい。しみや傷一つなく、粒ぞろいの美しい梅がきれいに並んだこのさまは、価格に見合った品であるよと、一緒に味見した夫と共に感じ入ったのだった。

産直来夢くんで買った塩ウニおにぎり。温めて食べるのがポイント。

最近直売所や道の駅へ行くと、野菜その他の品々を超真剣に物色する私よりも先に、夫が「梅干しこっちにあるよ」と見つけて教えてくれる。この時もそうで、我が家の食生活にいつしかすっかり梅たちは浸透した。
全国梅干しコレクションは、これからも増えていく一方になるかも。

<2024年6月の追記>
この梅干しは、おにぎりにするとたいへん美味。肉厚でジューシーな梅を白米でまるごと包み込むことで、両者の味わいがより引き立つ感じがする。白米が持つ旨味も、梅の酸味が次第に甘く感じられていく変化もしっかり味わうことができる。ちょっと豪華な梅おにぎり、厚めの海苔だとより美味しい。
梅おにぎりって、ちゃんとつくると本当に美味しいんですよね。

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