244、お昼どき
今日は、なんとものどかだなあ。あまりにも、のどかなお昼前だったので、公園で、文章書こうとやって来た。となりのベンチでは、なぜか知らないけど、子ども二人がベンチの下に穴を掘っている。なにしてるんだろう。そんなところに穴を掘って。
今朝は、なんとも虚しい朝を迎えた。なんだろう。まだ、面接ひとつ、落っこちただけだけど、燃え尽きた感がある。
まあ、いうたって、しゃーないことだとはわかっているが、軽い挫折感のある、虚しい朝だった。
あ~、わし(ぼく)、これからどうなるんやろう。結婚とか、やばいなあ、と焦った。
起きて、歯をみがき、シャワーを浴びる。時計は、もう、十一時ごろだった。家の向かいにある、うどん処へ行き、冷めんを食べてきた。
不思議と食べると元気が出た。で、天気が良かったので、この公園だ。
虚しい朝は、どこかに吹き飛んだ。
公園の子どもたちのところへ、お母さんが迎えにきた。子ども二人は、ビニール袋に水をくんできて、早くかけろ、と一人が言っている。どうやら、兄弟のようだ。セメントを作るぞー、張り切っている。ベンチの下の砂を、セメントでかためて、コンクリートにしようとしているのだろうか?
子どもだなあ。
土を水に混ぜたら、セメントができると思っている。
あれって、やっぱり、普通の土を混ぜて作っているわけじゃないでしょ?お母さんは、そのベンチに腰かけて、スマホを眺めている。
太陽光が照りつけてきた。ん?なんだ?スマホの画面が見にくいぞ?
周りが明る過ぎるのか?
これじゃあ、スマホに文字うってられないや。
のどかなお昼どきだった。もったいなあ、と思いつつ、ぼくは、この文をうつため、家に帰ってきた。
今日も、いい一日になればいい。
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