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経営者の相談相手になることは、難しく思う。
経営者が旧知の仲なら、なおさらだ。

経営者の相談内容は、お金に直結することが多く、その次に社内の人事や雇用問題が絡んでくる。
特に人事などは、法的なトラブル防止や助成金のこと以外では、外部の人間があれこれ言えるものではない。

お金のことにしたって、まさか借金を頼み込むわけにもいかず、
「他人に話したとて…」と考える経営者が多いのも分かる。

しかし、2024年は、それでも相談することをお勧めする。
「新しい年は違うことをやってみよう!特に相談してなかったらしてみよう!」とお誘いしたい。

相談してみて、その相談時間が無駄になるのは、まだいい方だと思う。
相談することをしないと良くないことが起こる。

まず、行動が遅くなる。人当たりがきつくなる。
さらに良くないのは視野が狭まってくることだ。

お金や人事のことにしても、何に関しても、別の道筋を教えてくれる人はいるものだ。

たしかに、お金のことは人に相談しづらい印象がある。
確かに貸してくれなんていいがたい。
でも、次のようなことは相談した途端に道が開けることがある。
・資金繰りの改善
・融資の借り換え
・融資の返済計画の変更(つまり、金融機関の返済を待ってもらうこと)
・事業の見直し
・コストカット

こうしたことの相談先には、次のようなところがある
・よろず支援拠点

・商工会議所・商工会

今年は辰年。大きく成長する年だそうだ。素直にそれに乗ってみよう。
相談できなかったことを相談してみよう。
電話してみよう。
全部言えなかったとしても、困っていることの一つだけでも相談してみよう。
もしも相談することが一つも思い浮かばなかったら、どんなことが相談できるか聞いてみよう。
そして一緒に、大きく成長していきましょう。

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