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お金のことを考える時間を、一週間に一度、つくろう

個人事業主にとっての確定申告のシーズン到来した

面倒な確定申告シーズンが到来しましたよ。

この時期には、個人事業主が一年間の成績を報告します。

一年の営業成績が分かると同時に、申告する税金の金額が決まります。

でも、確定申告の時期だけ、急にお金の管理を始めるという人は、ずいぶん損をしているので、今日はそのお話をします。

確定申告のときだけイヤイヤお金を管理する人が陥る罠

そもそも一年間の収支を一度に把握しようとすると、思い出せませんよね。

「ちょうど1年前の領収書がどこで何を買ったものか思い出せない」というのは、確定申告で起こる「あるある」です。

さらに、急いでやるとミスも起こります。

しかし、最も残念なこととしては、準備していないことでたくさん税金を払ってしまうことです。

ご存じとは思いますが、税金には「控除項目」というものがあります。

適切に控除項目を設定していくことが、賢い節税や生涯設計につながります。

もし控除項目について興味が湧いたなら、以下の記事を参照してください。

これを確定申告の時期にあわてて準備しても、間に合いません。
(それでも来年の確定申告には間に合います)

控除項目を設定しないことで、数十万円単位で所得税や住民税を余計に払うことになるかもしれません。

一年間お金のことから逃げ回っていると、大きい付けを払わされてしまうのです。

そうはいってもお金の管理はめんどくさい

そうはいっても、というのが今日の話です。

面倒くさい、後回しにしたい気持ちはよくわかります。

気持ちが上がらない一番の原因は、帳簿を付けるのが生産的に思えないことです。

しかしお金の管理が上手になることで、年間50万円得すると思ったらどうでしょうか?

仮に課税所得が500万円の人だったら、ひと月分以上の収入に該当します。

もちろん必ず50万円得することを保証するわけではないです。
しかし、お金の管理が上手になることで、無駄な出費が減り、節税ができます。
さらに、お金が管理できることで、将来の事業が早く展開できるようになれば、もっと得をする可能性だってあるのです。

お金のことを考える時間を、一週間に一度、つくろう

そこで提案です。

一週間に一度、お金の管理に時間を使ってみてはどうでしょうか。

その時間では、「収入と支出の記録」と、「前向きなお金の勉強」をセットにして取り組むことをお勧めします。

お金の勉強は好きな人が多いです。
株価が高まっていることもあり、新NISAなどには関心が高まっています。

しかし、本来、投資とお金の管理はセットです。

お金の管理ができるようになると、投資額も増やせます。

この2つを同じものとして取り組んでみてはどうでしょうか?というのが私の提案です。

場所を変えてやってもいいでしょう。

カフェでやってもいいし、近場に小旅行をしてもいいと思います。

お金の管理も、立派な投資です。
しかし、確定申告に必要な最低限な管理では、未来は変わりません。

未来を良いものに変える投資として、ぜひ取り組んでみてください。


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