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フリーランスも今すぐ節税!小規模企業共済がオンライン申し込みで簡単に

フリーランスであれば、小規模企業共済をやった方がいい。
お金が貯められる上に、節税ができるからだ。

この小規模企業共済が手軽に申し込めるようになりました。


掛け金は毎月1000円~7万円の範囲で、500円単位で設定できる。
もし支払うのがきつければ、毎月1000円に変えてもいい。

この掛け金は、確定申告時の控除項目となる。
そのため、加入して掛け金を払うことで所得税も住民税も減額することができる。

私は税理士さんではないので、税金の計算についてはざっくりとした説明になるが、課税所得が300万くらいの人が、毎月5万を小規模企業共済の掛け金として支払うと、だいたい9万円~10万円くらいの節税になる。

それは毎年続くので、10年続けると、90万円~100万円くらい節税できることになる。

けっこうな金額になると思いませんか?

貸し付けが受けられるのもメリット

小規模企業共済をお勧めするもう一つの理由は、貸付が受けられることです。
もちろん、加入してすぐに貸し付けを受けることはできないですが、掛け金の支払いを継続していると、掛け金の総額に応じて貸し付けが受けられる。

この貸付を、ほぼ即日で対応してもらえる点がありがたい。

資金繰りに困ったときに、小規模企業共済の一般貸付を活用すると、利率は1.5%くらいです。

ノンバンク系の貸し付けを利用するよりもずっと低い金利で活用できます。

もちろん貸付を利用しないのであれば、それでもいいですが、もしもの時に借りられるところがあると安心感が違います。

長く経営を続けていくのなら、ぜひ、入っておきましょう。

申し込みがオンライン化して簡単に!

加入したい場合、これまでは、税理士さんに頼むか、最寄りの銀行の窓口で申し込む必要があった。
めんどくさがりの人にはハードルが高かったと言えます。

しかし、令和5年9月から、オンラインで申し込めるようになりました。

申し込みには確定申告書のデータが必要です。
また、オンラインバンクを利用していると、振込先の指定が簡単です。

(今後に期待)マイナンバーカードの読み取りが面倒

ただし、導入期のためか、今は少し面倒になっている。
マイナンバーカードの読み取りには、カードリーダーかスマートフォンが必要となる。
スマートフォンを使って読み取らせる人が大勢を占めるはず。
だけど、スマートフォンでマイナンバーを読み取った場合は、そのままスマートフォンですべての住所、電話番号、口座等を入力する必要がある。この点が今の時点では不便。

近い将来に、ぜひe-taxと同じようにスマートフォンでマイナンバーを読み取った後で、パソコンでも入力できるよう、デバイスを横断できる仕組みにしてほしい。

デメリットも書いておくと…

メリットが大きい小規模企業共済ですが、デメリットもあります。
途中退会したとき、加入期間20年未満は元本割れとなります。
退職金の積み立てを目的とするものなので、早めの現金化は損をすると考えてください。

また、受取時には雑所得として課税されます。ただし、退職所得とする場合は、軽減措置があります。

入りやすくなった小規模企業共済にぜひ加入しよう

少しの不便さはあるもののの、これまでと比べると、ずいぶんと手続きが簡単になりました。

オンラインバンクを活用している人なら、5分くらいで手続きが完了します。

増額、減額もオンラインで対応できるようになっているようなので、ぜひ小額から始めていただければと思います。


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