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忘れるすばらしさ

↑ カンナ 隅田川沿いにて
花言葉
「情熱」「快活」「永遠」「妄想」「尊敬」


エビングハウスの忘却曲線

ご存知の方も多いと思います。

人の記憶は「時間が経つほど忘れてしまう」ものです。

  • 1日後には74%

  • 1週間後には77%

  • 1か月後には79%

記憶は忘れていきます。

なので、
忘れないようにするには、
繰り返し復習をすることで
記憶が定着しますよ、という
お話に繋がっていきます。

「忘れる」ことも必要

年齢を重ねていくにつれて
「忘れる」ことに、
コワさを感じることが多くなりがちです。

…あら私…
…忘れっぽいのを通り越して認知症?

こうなると、
不安と心配が複利で増え続けていき
いらない不安と心配はやめよう。
自分に言い聞かせ中(笑) です。

脳はすごい!と前回の記事で書きました。

脳はさらに
「忘れる」という
素晴らしい能力を備えています(笑)


楽しかったことはいつまでも覚えておきたい
という、いいとこ取り。

逆に
悔しかったり悲しかったり辛かったりしたことは
早く忘れたい。


「忘れる」能力とともに、
「今」目の前のことをやり続け、
夢中になることで

時間が経過し、
人は生きていけるのかなぁと
最近、思います。


「執着」にしない

エビングハウスの法則は
学んだことを忘れないように「復習」すれば
覚えていられる、という法則です。


なので、
過去の嫌なことを思い出して
ムリに「忘れよう」としたり


また
「絶対忘れるもんか」と
繰り返し思い出していたら

悔しさも悲しさもずっと「覚えて」いて
それは
「執着」に繋がっていきます。

「執着」していると
自分も、苦しく重たくなっていきます。


「忘れる」ことは自然

人は自然と「忘れ」ていくことができる。
その能力を生かし、
自然に逆らわずにいれば
いつしか
心の「痛み」が癒えているのかな、と。

年齢を重ねると、
どうしても記憶が薄れていきます。

「あれ」「それ」「これ」…「何だっけ」…

それは、もしかしたら
「認知症」という病気かもしれない…
そんな不安でいっぱいになった時、

今日何を食べたかわからなくなっても、
自分の家族がわからなくなっても、

それは、もう
その時にはいらない情報だから
覚えていなくても大丈夫なんです、きっと。


他人にとっては、
古くてどうでもいい「思い出」で
何度も同じ話をする「記憶」でも

その人にとっては
とても大切な「思い出」と「記憶」。


他人にはわからなくても
その大切な「思い出」と「記憶」の中にいれば
生きていけるのかもしれませんね。

そんなことがやっと
わかってきた今日この頃です。


忘れてはいけないたった1つの言葉

ただひとつ。
「ありがとう」だけは
絶対に忘れないようにしよう、と
これだけは、日々忘れず
繰り返しています(笑)

「ありがとう」
何を忘れても、
感謝の気持ちだけは忘れないように。

それだけは
自分に言い聞かせています(笑)

そして、季節の自然だけではなく
心の内側や、脳の働きにある「自然体」に
ゆら~っと身をまかせ
「今」を受け入れていったほうが
幸せかもね~と
思えるようになりました。


「エメラルダス」

隅田川沿いを歩いていたら
かっこいいクルーズ船が
颯爽と通り過ぎていきました。

松本零士さんデザインの船だそうです。
東京クルーズ
浅草からも乗船できるそうです。




✥昨日よりも今日
 またひとつ笑顔をふやしましょう!


最後までお読みいただき
ありがとうございました。










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