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【精神疾患】エピソード1

こんにちは。

こころのクリニック通院10年目のアラサーです。
いつの間にか10年が経っていました。
時間が経つのは早いですね~


今回は、私の精神疾患について記事を書こうと思います。
転職体験記の記事に少しだけ精神疾患について触れましたが、本当に少しだけだったので、ここでしっかりと触れていこうじゃないか!と思います(笑)


まずはじめに。
私が精神疾患だと診断される前。

大学進学をきっかけに、地元を離れて一人暮らしをしていました。
必死に毎日勉強、アルバイト、サークル活動など、忙しく過ごしていました。
そんな生活にも慣れてきたとき、親しい先輩から相談を受けて親身になって話を聞くようになりました。私にはそれしかできないと思って、誰よりもその先輩のことを心配して話を聞いていた気がします。

ある休日の朝、先輩から『もう終わらせる』と連絡が来ました。
この日は私にとって久しぶりの休日で、珍しく友達と遊ぶ約束をしていた日でした。
この、『もう終わらせる』という言葉に続いた言葉は、『3日後に終わらせる』という言葉。終わらせるというのは、この世から去る、ということです。


私はこれ以上自分一人で抱えきれない事だ、と感じて、一番私の近くの存在であり先輩にとっては一番関係のない私の母に連絡しました。
母は、「信頼している他の先輩に相談しなさい。そして、今日は遊ぶ約束してたなら遊んできなさい。」と言ってくれました。
すぐに信頼している先輩に連絡をし、夕方に会う約束をしました。

母に言われた通り、遊びに行きましたが、当然遊びに集中することもできず。頭の中は先輩のことでいっぱいです。スマホを気にしながら様子がおかしかったと思います。


とりあえず夕方に信頼している先輩と会いました。
今までの相談されていた会話の内容などすべて話しました。
どうやって『終わらせる』を解決するか、話し合っていた時。
『もう我慢できない。今日終わらせる』と連絡が来ました。

私の心境としては、もう、必死だったと思います。
そして、私が先輩を甘やかして私だけで抱えてしまっていたから、こんなことになってしまったんだ・・・と自分を責め始めていました。


信頼している先輩(以下A先輩)の仲の良い人に先輩(以下B先輩)の家へ行ってもらうことになりました。
※設定がややこしくてすみません…

B先輩は部屋にひきこもり、刃物をたくさん準備している状態でした。
部屋も閉まっていて中に入れない状態です。
なんとか説得して中に入れた時に一斉に刃物類を集めたそうです。
そして刃物類を隠しましたが、目を離したすきにB先輩がバッグを持って外に脱走。そのバッグの中には刃物があったそうです。

そこから私たちも合流して捜索が始まりました。

A先輩と一緒に車で捜索をしながら、無事でいてほしい、と泣きながら願っていました。あの時のことは本当に忘れません。
夜8時~10時ぐらいまで捜索していたと思います。

そして、『捕獲された』とB先輩から連絡が来ました。
A先輩がいろんな人に連絡したところ、B先輩は歩道橋でぶら下がっていたところを同級生に助けられたそうです。

逃走後、裏山に行って腕を傷つけましたが終わらせることができず、歩道橋にぶら下がり力尽きたときに終わろうと考えていたそうです。

B先輩から『今から会える?』と連絡が来ました。
時間は日付が変わるごろでした。
A先輩には一人で大丈夫か、と言われましたが、B先輩は家に帰っているし、助けた同級生たちも一緒にいると思うから、と安心して一人で行きました。

B先輩に会いました。

血だらけのタオル、血が付いた洋服、直視しにくい腕。

今でも鮮明に覚えています。


先輩は一人でした。
一緒に住んでいるおばあちゃんが別の部屋にいるぐらいで、他に誰もいませんでした。
その状況にも驚きましたが、私はとにかく無事でよかったと号泣し、B先輩に自分を傷つけないでください、と必死にお願いしました。
一緒に泣いて、一時間ぐらい話して、お互い落ち着いたので帰宅することに。
私の一人暮らしのアパートまで徒歩圏内だったため、歩いて一人で帰宅。


こういう日に限ってアパートの電気が切れていて、真っ暗な中、帰宅しました。家の電気をつけて腕時計を外すと、その腕時計には先輩の血が。

怖くて悲しくて寂しくて辛くて、感情が溢れ、すぐに母に電話しました。
母もそんなことになっているとは思わず、話を聞いて泣いている私の声を聞いて、親子で号泣しました。





とりあえず、今日はここまでにしようと思います。
まだまだ長く続きそうなので、、、(笑)

この続きはまた。

少し重い話題ですみません。
読んでいて辛く感じた方がいたら、本当にすみません。


記録として残させてもらいます。
何かありましたら消します。

読んでくださりありがとうございました。

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