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#4 読書記録 『話し方入門』

今回、読んだのは『話し方入門』です。

この本を読んだ目的としては
『人前で自信をもって、聴き手に印象に残る発表ができるようになりたい』
と思ったからです

大学の卒論発表の際に教授からグラフの見せ方や、発表の構成についてなどアドバイスを頂きました。

そして他の学生や先輩の発表を聞く中で、研究内容・実験結果の良し悪しよりも話し方、資料の見せ方、特に発表内容のインパクトの残し方が大事だと感じました。

どのような話し方をすることで聴き手にインパクトを残すことができるのか

学会発表や修論発表までに活かせる点がないか、探すために読みました。


本の内容


話し上手になるには

  1. よい話し手になろうと一途な執念をもつ

  2. 話す内容を知り尽くす

  3. 自信ありげにふるまう

  4. とにかく練習する

これらが何よりも大事である。

1.よい話し手になろうと一途な執念をもつ

上述した4つに関して当たり前だと思うかもしれないが、この当たり前をできていない人が多いのではないか

実際、私は『よい話し手になろうと一途な執念をもつ』ことができていないと感じた。発表の1週間前くらいに資料を作り終え、練習を数回するだけで終わっていた。

これでは執念を持っているとは言えないと感じた。常に発表の事を考えて、より良い発表をするにはどうしたらいいか試行錯誤を繰り返すくらいでないといけない。


2.話す内容を知り尽くす

話す内容を自分が一番知り尽くしていないと、相手に何を伝えたいのか不明瞭になり、また熱量を持って伝えることができない。

筆者は著書の中で、
『実際に話をする量よりもはるかに多い知識を蓄える
 それにより、話に熱意(伝えたい)や含みを持たせることができる』
と述べている。


これについて私は何事も周到に事前準備をするタイプですが
気になるところを調べ始めると、さらに疑問点が浮かび上がり自分が研究している内容についても、知らないことが多すぎると痛感します。

話す内容を知り尽くすことは現状ある程度できていると自負しているため、社会人になって時間が足りないと思うことがあっても妥協しないようにしたいです。


3.自信ありげにふるまう

これは、就職活動を通して何よりも痛感したことです。

就職活動を始めた当初、周囲の様子に圧倒され自信がありませんでした。
結果、GDで落ち、面接で落ち、と全くうまくいきませんでした。

しかし、途中から意識して自信ありげにふるまうことで自分の発言にも自信を持てるようになり、逆に周囲が圧倒されているようにすら感じました。
そこからはGDや面接で落ちることが減っていきました。


人前に立つうえで、何よりも重要で、しかも自分の気の持ちよう一つで改善できることだと感じています。


4.とにかく練習する

自分の実力を把握する


小手先のテクニックのようなことも書かれているが、何よりも大事なのは
上述した4つであり、この4つをしないでテクニックに頼った発表はかえって不自然な話し方になってしまう。


まとめ

今回は、話し方入門 を読みました。
正直なところ、書かれている内容としては目新しいことはなく
当然でしょ、と思うことが多かったように感じます。

ただ、普段意識していない『当然』を認識するために読むのはいいのかなと感じました。


ここ最近読み返している本に共通している点として

小手先のテクニックに頼らず、根本を正す

ことが書かれているなと感じた。

私もそうだが、何かを身に付けたいと思った時にどうしてもすぐに実践できるテクニックを知りたがるが、

どんなことも楽をして手に入れられるようなものではないのだなと


読んでいただきありがとうございました。


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