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選挙に行かない人の気持ちがわからない!

 来たる7月7日に東京都知事選挙が迫っている。選挙の通達が来るたびに思うことがあって今回文章にしてみることにした。私は、選挙権を得た時から行かなかった選挙がないので、投票に行かない人間の気持ちがわからないのである。

 昨今は全体的に投票率が落ちていて、特に働いている若者世代の投票率が落ちているという話を聞くことがある。私の家は、昔から親が選挙に行く時に一緒について行ってその後美味しいものを外食で済ませるというのが選挙の時のルーティーンになっており、今や25になった私も同じルーティーンで選挙に行った後は美味しいものを食べに行くということが身についている。ふと疑問に思うのだが、投票率が落ちてきているが世代間で差があるということは、選挙に行った親の子供は選挙に行くとは限らないということもあるのかもしれないということである。そうなるとどうして選挙に行く親の姿を見ているはずなのに、自分の番になったら行かないということをするのだろうか。面倒くさいのか?時間がない?わざわざ人を選ぶのが手間がかかる?一体なんで行かないのかわからない。

 そもそも自分たちの生活と政治とは密接な関わりがあると思っている。自分の生活が楽になるのも苦しくなるのも政策次第なのだから今の自分の生活に不満があるなら、自然と政治に目が向くはずだという思い込みがあるのだが、実際はそうではないのかもしれない。私にとって政治は、自分の生活に影響を与える重大な要因であり、なるべくなら楽に生活できるように政治家を選びたいものだと思っている。そのためになら候補者の政策を吟味する時間だって惜しくはないし、自分が投票した候補者が当選したら嬉しさも感じられる(なお自分が投票した人間が当選した途端に酷い政策を出し始めると恥ずかしさと絶望に苛まれることになるが)。よって私には選挙に行かない人の気持ちがわからない。自分の生活に関わっている政治に関われる選挙を諦めるということは自分の生活を諦めることに等しいとすら思っている。

 ああわからない。なぜせっかく自分の意思を表明できる機会を逃そうとするのか、貴重な1票を無駄にするその勇気がどこから湧いてくるのかがわからない。自分の生活が楽になるチャンスかもしれないのに!
 

君も候補者を吟味して選挙に行き自分へのご褒美に美味い飯でも食べに行かないか!?


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