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【自己紹介】自分語りをします②

こんにちは。
長くなって区切った①の続きです。
よかったらこちらもご覧ください。

さぁ、新卒2年目で退職した僕はその後どうなったでしょうか。

好きなことできるか?


とにかく動いてみようということで、4歳の時から続けていたとある武道の事務局に、自分がフリーになったということを伝えました。

かつて大学に行くときに、『特に目的もなく大学に行くのなら、うちに力を貸してくれ』と、先生に仰っていただいていたのです。
そこからしばらく、指導員という形で3〜4教室くらいを任される様になりました。

同時に、高校のときにやっていたアルバイト先に出向いて、再び使って貰えるようにお願いをしました。

武道をやっているときはとても楽しかったですが、いざ勤めるという立場で関わると苦労も多くありました。
今でこそ、そこそこ経済や経営の仕組みがなんとなくわかりますので、あの頃は若かったなぁという話にもなりますが、やっぱりお金が回らないみたいな話が後を絶たなかったです。

カルチャースクールを拠点にしていたのですが、習い事ってシナジーの最たるもので、パーソナルトレーニングとかでない限り、1人教えるのも100人教えるのも、極端に言えば人件費は変わりません。であれば1回のレッスンで100人から月謝をもらえる方が、圧倒的にコスパがいいわけです。

当時、震災含め、社会事情がだんだん暗くなっていく中で、あまり積極的に子供に習い事をさせる親が少なくなったのでしょう、あるいは勉強や語学の塾などに集中していたか。僕が子供の頃よりも生徒数は少なくなっていたように思います。

また、僕は武道で喧嘩や腕っぷしが強くなるというよりかは、本当に門下の熟練した先輩や先生と稽古をさせていただけていたので、まるでアクション映画のような俊敏や円熟な動作を目の当たりにしていたので、そういう部分を前面に押し出して、もっと本質的なところで訴えていくべきだと、立場もわきまえずに提言したりしましたが、上述の状況に加え、ちょうど「モンペ」が取り沙汰されてき始めたというタイミングもあり、厳しくしないで楽しくやりましょ〜と雰囲気が全体的に大きな流れになっており、その様な考え方と、経済事情が如何ともしがたくなってきたので、門を離れる決意をしました。

しかしこの頃は門下のごく一部の方に大変な愚痴を吐いたり、無心をしたりと大変に人格的に粗末な状態でもありました。
周りに迷惑をかけ、自分の稽古も不完全なまま学びを断つというのは、今でも人生の中で大きな後悔の一つです。

ついに好きなことできそうか

門を離れた頃、友人が音楽系のイベント会社の派遣をやっているという話を聞きました。
君はずっと音楽を目指しているから、きっと為になることが多いんじゃないかと言って、紹介してくれたわけです。

そこでは数年間、のちに契約社員として働くほど、濃い時間を過ごしました。
結論から言うと、自分の心身衰弱により不祥事、不始末を起こし、自ら退職を願い出ました。

在職中は有名フェスに帯同させていただいたり、名前は出せませんが、おそらく国内随一の舞台監督さんにつき、ツアーで働かせていただいたりしました。

実際に憧れていた業界の現場で働くみなさんのマインドも含めて、その頃自分が得たものは、今でも自分の中に入っていると思います。

またもや長くなりました。
書いていると後悔が蘇るようで嫌ですが、まぁこれも必要なことだと思って、物好きな方はお付き合いいただけると幸いです。

続きます。

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