茨城県つくば市に新しい整形外科クリニックが始まります。小児整形外科や股関節脱臼の治療を専門にしています。
自己紹介ページを見ていただきありがとうございます。
ここは初めて来られたの人のための記事です。(2021年10月5日)
よろしくお願いします。
まずは簡単に自己紹介です。
名前: 中川将吾
職業: 医師(小児整形外科医)
生息地: 茨城県つくば市
テーマ: いつか股関節脱臼をなくします。全ての人が遊んで楽しく身体を鍛えられるクリニックを作ります。
HPを作りました
→建設の様子などを掲載しています。ぜひこちらからご覧下さい。
先天性股関節脱臼など、乳幼児の股関節に関する疑問を中心にLINEで相談窓口を設けています。友だちに追加してなんでも質問してくださいね。こちらはもちろん無料です。
LINE友だち追加←相談受付中
AI自動問診で自動応答になっています。少し頭が悪い対応になりますが、よく読んで回答していってください。
最後まで入れてくれた方には必ず応答しています。
新しい形のクリニックの始まり
2020年2月。それまで普通に診療している中で感じた疑問「みんなの頼れる場所がない。自分で動かないと何も変わらない」。
そう思って『こども』、『家族』、『リハビリ』を中心にした、新しい形の整形外科クリニックを作ることを決めました。
こちらのマガジンではこれから作るクリニックのメインコンセプトについても軽く触れています。ここをオープンにする目的は、始まる前からコンセプトを大切にし、共感できる人材を募集していくためです。
すでにこれを見て数人の希望者がいます。まだまだ開院までは時間があるので、一緒に理想のクリニックについて語りましょう。
身体を作りたい、強くしたい、楽しく動きたい。
そう思って訪れる全ての人。そしてそれに応えたい全てのスタッフの想いを組んだ施設にしようと思います。
特集①股関節脱臼はもっと予防できる!!
クリニックでは自分の専門分野である股関節脱臼(先天性股関節脱臼、発育性股関節形成不全も一緒だよ)の予防にも力を入れたいと思っています。これまでの医師キャリアの中で治療や手術なども含めて学んできた知識や、そこから得た新しい考えを伝えています。
股関節脱臼の予防??コアラ抱っこなどは良く知られていますが、はっきりとしたエビデンスのない「スリングの禁止」や「おむつ2枚」がいまだに続いていたりします。
股関節脱臼について、もっともっと多くの人に知っていただき、赤ちゃんのときに偶然起きてしまう運動発達の間違いを解決することで、脱臼の発生予防ができればと思います。(ここについてはマガジン『専門医の考える股関節脱臼について』を読んで下さい)
新しく起ち上げるクリニックでは、乳児股関節健診や赤ちゃんの相談。マタニティヨガなど産前産後のお母さんケアなどにも力を入れていきたいですね。
そうすることで、より一貫性を持って股関節脱臼に向き合えると思っています。
これまで書き残した、『専門医の考える股関節脱臼についての記事』のまとめがあります。赤ちゃんのいる方、これから産まれる方はぜひ一度見てみて下さい。
②脳性麻痺の子どもに正しいリハビリテーションを!!
大学院では脳性麻痺児のリハビリテーションについて、ロボットスーツHALというものを用いて研究を行い、博士号の学位を取得しました。
その中で、今の医療体制の問題点、子どもたちを取り巻く環境の疑問点がたくさん出てきました。身体を動かすことが治療なのに、そのための場所がなかったり、リハビリの中で正しい動きに矯正されるため、動きを制限してしまっている場合がありました。(←ここに気付いていない方が多数います)
動きたくても動けない。
練習する場所、遊ぶ場所の不足。
医療制度による治療の限界。
情報格差。
これらの問題を肌で感じているのに何もできないことが、病院の中で働いていてモドカシイと感じた理由です。
そこで、治療と遊び、運動の境を曖昧にすることがその解決策だということに気づきました。
あとは自分で作るしかない。
そう思って動き出しています。
③どうせなら家族まとめて身体を動かそう!!
運動の継続の重要性に関しては記事の中で何度も触れています。
継続する事で経験値が増し、運動量も増えます。
ヒトは慣れの動物です。慣れる事、学習する事で力をつけていきます。
病院とは通うことを出来るだけ少なくする場所です。治療のために来院し、終わればそれで終了です。継続と言う内容とそもそも相性が悪いのです。
そこで病院らしくない、遊びに来れる施設がコンセプトの始まりです。
家族で来院しても、時間を潰せたり、一緒に楽しめたり、生活の一部にこのクリニックが入ることで健康を意識できる。そんな存在になりたいと思っています。
体を鍛えることで予防できる病気は多数あります。
運動器の疾患、腰痛や肩こりは元より、膝や股関節の変形、そして生活習慣病のほとんどが予防可能です。無理なく継続できる仕組みを作り、こどもと一緒に体を動かすことで疾病予防を目指します。
スタッフ募集としてのnoteの役割
クリニックの開院はまだ先の話です。
2021年10月の開院を目指していますが、今後の状況で変わるかもしれません。精一杯準備しています。(2022年春になります!!)
自分の記事を見てくれている方の中には、クリニックに通いたいと思ってくれる方、自分の働き方の参考にされたい方、情報を集めたい方などいろいろいらっしゃると思います。
このnoteで新しい試みを行っています。
開院まで継続し、ファンを増やすこと。ファンの人の中からスタッフを。
noteは毎日一回更新しています。
多くの方に来院してもらうことはもちろんですが、ここで働くことになるスタッフさんにもこのクリニックの目指す方向について知っていただき、ファンになってもらいたいんです。
採用目的の記事も多く書いています。(マガジン100円です)
すでに行動に移されている方もいて頼もしい存在です。ともに考え、想像し、未来の形を一緒に作っていこうと思います。
では、長々とお付き合いいただきありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします🤲
中川将吾
小児整形外科専門ドクター
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?