高橋ユウの20代は夢迷子 その1 フラメンコダンサー編
ペンを入れながら改めて読み返してみて本当に恥ずかしくなってしまいました。20代のあの頃の自分にタイムマシンで会えに行けるなら会ってグーで殴りたいくらいですよ。そのくらいフラフラしていた私…。
しかし当時は自分が「何者か」になりたくて無理やり好きなことを探していました。いつも職業に結びつけようとするから失敗してたんだと思います。
この時代は大学生も結構元気があって、インド旅行やバックパッカーなども流行っていた時代。今より閉塞感が少なくて自由な感じだったと思います。
フラメンコをやめた後はしばらくはフラメンコトラウマになり、見るのも嫌だったのですが、実際にヨーロッパに住み、スペインに旅行してフラメンコを見た時に、ものすごく心を打たれ「ああ、魂が入るというのはこういうことなんだ」と初めて悟りました。それ以来フラメンコがまた好きになり、たま〜にまた習いたくなったりもしています。今だったらもっと感情込めて自分のペースで踊れる気がする!と感じながら。懲りないですね、私。でもまあ、お金がないので今はやめておきます。笑
ちなみにこのフラメンコ教室に通っていた友人の1人は、その後転々と教室を変え、どんどん上達し、今やソロで大舞台で踊るほどに!彼女の踊りを見ていると心からフラメンコが好きなことが分かります。見ていて気持ちがいい。やはり心からの「好き」に勝る上達はないなと感じます。
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