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砂漠で満天の星空を見る+マラケシュに戻る 〜年越しモロッコ旅行その⑤〜

前回はこちら↑


砂漠のテントで1泊

この旅のメインイベント!!
砂漠のテントで1泊です!

Veltraで2泊3日のパッケージを予約したんですが
検索するといろいろあって、
なんかめちゃくちゃ安いのとかもあったんですが
ちょっと不安な気がしたので、
思い切ってラグジュアリーと銘打ったツアーを予約。

そしてこの日はラグジュアリーテントに泊まる
予定になっていました。外観がこちら!

少し暗くなってきた頃に到着して雰囲気たっぷり。

期待が高まる〜〜

このテントしか泊まってないので他はわかりませんが
ラグジュアリーでこれなら、これにして良かった…

前日まではホテルだったので暖房があったんですが
今日は暖房無し
壁、というか厚手の布です。うん、テントだ。
(やったことないけど)勝手にグランピングのイメージでした。
だがしかし、ここはモロッコ。

モロッコの宿の毛布は静電気がすごいです。
厚めな布の壁なの伝わるかな。



シャワーはお湯出るんですが、
室温≒外気温→かなり寒いので
ドライヤーも無く湯冷めする未来しか見えません。
(すごく乾燥してるし、と思って私はシャンプーはパス)

そして私たちはダウンコートを車内に置いてくる、
という大失態をやらかしています。
せめてジュラバを着ていて良かった…

モロッコのお宿全体に言えますが、
ちょっとセキュリティとプライバシーが弱いですね。
夫は夜物音で目が覚めたそうです。
本人はラクダがテントの裏通った、と言ってましたが
果たして…私は爆睡してました。

などなどいろいろこれってラグジュアリー?って
疑問なこともありましたが
(もちろんご飯はいまいちです)
立地は最高です。だって砂漠のど真ん中
ちなみにWi-Fiは無く、圏外。
デジタルデトックスもできちゃいますね!


お夕飯後に少しテントが集まっている敷地から離れて
砂漠の方に散歩しに行ってみました。
テントの明かりがないとものすごく暗いです。
スマホライトで照らしながら歩きます。

獣の唸り声みたいなのが聞こえたと思って
なかなかにビビったんですが
ラクダさんがお休み中でした。
暗くて本当に気付かない!

ちょっとだけ離れたところで寝転がってみます。
満天の星空が…!
月も出ていたので最高のコンディションではなかったですが
天の川が私の裸眼で見えるくらいの綺麗さ!!

一昨年両親と長野の阿智村(日本一の星空が見えるらしい)に
行ったんですが、阿智村ごめん、
サハラ砂漠はすごかったよ。

写真撮ろうと思ったんですが、全然ダメで…
スマホじゃダメダメでした。
いいカメラが欲しくなっちゃう瞬間ですね。

ご飯があんまり美味しくないとか、前日のホテル嫌だったとか
全部どうでも良くなるくらいの星空です。


4月にエディンバラに来て
いろんな大変なことがあって、
それもこの星空を見るためだったのかも、
なんて考えてしまうくらいの絶景でした。
寒くなかったらずっと見ていたい。
本当に来られて良かったな〜
夫と二人で頑張ってよかったな〜
人生ベスト星空更新です。



テントに戻っても外気温と変わりません。
ふと夫の背中を見ると黒くて丸いものが…
ラクダの💩の上に寝っ転がってたみたいです。笑
そこらじゅうに落ちてるので寝っ転がるときは
お気をつけください。

面白かったので写真。笑
草食動物だからなのか、臭いは全然ありません。

ラクダさん part2

朝は7時集合と言われていました。早ーい

朝ごはん会場で今日ラクダに乗らない人?と聞かれます。
え?何それ?というかラクダで戻るって今知ったよ?

前日ラクダが嫌すぎたスペインパパを始め
スペインキッズ(と言ってもみんな高校生以上)と
中国フレンズはみんな4WDで帰るらしい。
(いくら追加料金だったのか知りません)

私たちは砂漠でラクダ!ロマン!!!
もう1回乗れるならそれも最高!!
と思って迷わずラクダ選択。
私たち以外はスペインママx2だけでした。

まだ暗いうちにラクダさんに案内されます。
特に誰のグループとかも誰にも把握されず乗せられ
ちゃんと合流できるのか不安なまま
ラクダさんに揺られる part2。

何も言われず、なんだか降ろされて
あ、朝日のタイミングってことね、ということで
ラクダで夕日に加えて朝日も拝めちゃいました。


朝日を見ておいで〜と待機してくれているラクダさんたち。
ジュラバが砂漠にやっぱり合いますね。
夫が乗ってたラクダさんは鼻水?がすごかったです。お大事にしてほしい。
サハラ砂漠の日の出!初日の出ではないけれど、拝みたくなります。

ラクダさん、楽しかったよ。ありがとう。

砂漠に行かれる方にアドバイスとしては
夜より朝の方が寒いです。
そしてラクダさんのハンドルは鉄製なので
めちゃくちゃ冷えますが、これ捕まってないと
本当に落ちそう!!
冬に行く方はぜひ手袋を…!
あと乾燥+低温で皮膚が出てる部分が結構痛いです。
私はジーンズから少し足首が出ていたんですが
なんだかゾウの皮膚っぽくガサガサになりました。

砂は当たり前ながら靴にめちゃくちゃ入ります。
夫のスニーカーVS私のデザートブーツだと
スニーカーは4倍くらい砂入ってました。
ちょっと上までカバーできる靴の方が良いかもです。

ひたすらにマラケシュまで戻る

ラクダさんから降ろされて
どっちに行けとも言わずに先導さんたちは撤収。
スペインママたちも居なくて
(だいぶ後から来た)アタフタしてました。
(このツアー結構説明無しに放っておかれる)

どうやら私たちは先頭グループだったらしく
後から人が来て、みんなが歩いていく方向について行きました。
するとドライバーのおっちゃんが。
ここでやっとダウンコートと再開します!!
会いたかったよ!

4WD組を待てど暮らせど来ない。

結局1時間くらい待ってました。
このラグはドライバーのおっちゃんも想定外だったのか、
なんだかこの後ずっと焦ってました。

ツアー行程に載ってたバラグッズお土産屋さん
(義母のお土産買おうと密かに楽しみにしてた)
をすっ飛ばしたり、結構急いでたみたいです。
それでもマラケシュに着いたのは9時過ぎ。

暗黙了解なのか、ツアー代金外のチップをあげる、ということで
スペインパパからスマホ画面を見せられました。
みんなで足並み揃えようね、ということだったらしい。
相場がわかってないからスペインファミリーの
気遣いがありがたかったです。


道中車から撮った夕日。ちょっとボケちゃった。

この日のホテルもくねくね道沿いにあったので
降ろされたのはちょっと離れた場所。
シートベルトをちゃんと締めてなかったり
行程管理が雑なところあったり
解説をスペイン語でしかしてくれなかったりしたけど

おっちゃん、長時間の運転ありがとう。
チップを渡してお別れです。

最大のアクシデント:ホテルに泊まれない

ただ座ってるだけとは言え、
長距離移動はやっぱり疲れます。

私は前日シャンプーをパスしていたのもあって
(これは正解だったと思う)
早くホテルでお風呂に入りたかったです。

とりあえずまずはお夕飯。
夫が見つけてくれていたレストランに向かいます。
スーツケースがらがらしてるので観光客丸出し。
やたら変な声をかけられます。

そっちは立ち入り禁止だよ、とか。
罰金取られるよ〜お兄さん〜とかとか。
そんなわけねーだろ(^_^;)

振り切ってご飯食べて、
よし、ホテルに向かおう。
道がくねくねなので直線距離で近そうでも
経路検索すると意外と離れてることもしばしば。

そんなこんなで22時過ぎにホテルに着きました。
やったーーーーーー着いたーーー

スタッフのお兄さんに名前を伝えて待ちます。
パスポート出して、と言われるのでお預けします。

そして数分後。
お兄さんがパスポートを返しながら
予約がありません。今日は満室なので泊まれません

いやいやいやいやいやいやいやいや
Expediaで予約しましたよ!
予約画面見て!!

「最近Expediaとは契約を切った。今はBooking.comとしか付き合いがない」
「こういうケースが最近複数回あって困ってるんだ」
「今日は泊まれないよ」

えーーーーーーーーーーーーーー



大混乱+疲労 in マラケシュ@深夜。
果たしてどうなる!
珍道中はまだまだ続きます。

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