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健康そうに見えて、実は良くないもの

世の中には、

「健康そうに見えて、実は良くないもの」

というものがたくさんあります。

①ノンオイルドレッシング

例えば、サラダはどうやって味付けしますか?

体重を増やさないように、

「ノンオイルドレッシング」

を使用している方も多いと思いますが、結果的に太ります。

というのも原材料表記をみたらわかると思いますが、

・砂糖

・果糖ブドウ糖液糖

・トランス脂肪酸

がたくさん入っているため、

「ノンオイルだけど、糖質が多い」

というのがノンオイルドレッシングです。

ノンオイルだからと多量に摂取していれば、糖質過多になり、当然太ります。

②酸化油、トランス脂肪酸

そもそも「油(=脂質)」は悪ではないですよね。

貴重なエネルギー源です、三大栄養素に入るくらいなので。

さらに油はビタミンの吸収を促してくれるので、

「ビタミンが含まれる野菜(サラダ)と油の組み合わせ」

は最高に相性が良いです。

その相性の良い油をわざわざ減らす(=ノンオイル)にする必要はありません。

体内に油(=脂質)が不足するしないと「便秘」「月経トラブル」も引き起こします。

油が悪ではなく、「悪い油」があると言えます。


悪い油というのは、

【酸化した油】

- 加熱を繰り返したり、長期間空気と接することで酸化する

- 胸やけ、吐き気をもよおすリスク上げる

- 外食は注意

【トランス脂肪酸】

- 自然界には存在しない油で、その製造過程から「食べるプラスチック」とも呼ばれる

- マーガリン、ショートニング、水素添加油脂、ファットスプレッドなど

- その危険性から、使用制限をしている国もある

- コンビニパンなどの菓子パン、食パンに多く含まれる

などが挙げられます。

迷ったらオリーブオイル一択

じゃあどんな油が良いかというと、

酸化しにくい「オリーブオイル、えごま油」はサラダにオススメですし、

オリーブオイルは加熱調理にも使えて便利です。

オリーブオイルをたくさん使う地中海の国や、

魚の摂取量が多く、魚の油をたくさん摂取してきた日本人が、

健康なのも偶然ではないと思います。


ちなに僕自身はオリーブオイルと沖縄の粟国の塩をサラダにかけます、

これが最高に美味しいです。

というのもサッカーの三浦知良選手が、

サラダにオリーブオイルをかけて食べている、

という記事を見てからそのまま真似したのですが(笑)、

結果的には健康に良い食べ方でした。

まとめ

「健康そう」に踊らされず、

正しい知識を身につけることが必要です。

食べるもので体はできるので、

どんな食材を体に取り入れるかで、

人生のパフォーマンスもぐっと変わってきます。


ただし、栄養の話をする時にいつもお伝えするのが、

「何を目的にするのか?」

で、良い悪いが変わってきます。

今回はあくまで「健康」「太りにくい体」をテーマにお話しましたが、

「美味しさ」「嗜好」「楽しさ」を目的にすれば、ノンオイルドレッシング、カップラーメン、ジャンクフードが好きな方はたくさんいます。

僕自身もキャンプや登山で食べるカップラーメンは最高に好きです。

食品批判ではなく、ケースバイケースに応じた栄養、というご理解でお願いします。

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