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体調改善には「オキシトシン」

文明病とは?

人間の感情に関わるホルモンは3つあると言われます。

①ドーパミン(興奮、快楽)
②オキシトシン(満足、安心)
③アドレナリン(驚異、警戒)

現代はドーパミンとアドレナリンを常に行き来していて、

②のオキシトシンが圧倒的に足りていないと言われています。


NetflixやYouTubeで好きな動画を見てドーパミンが出て、

SNSの投稿やコメントに妬み、怒りなどのアドレナリンが出る。

それが慢性ストレスにつながり、

「不眠」「うつ」「注意散漫」「食欲増加からの肥満」

など、様々な不調につながる。

そんな状態を「文明病」と呼ぶそうです。


ではストレスを軽減し、満足感をもたらしてくれる「オキシトシン」を出すにはどうしたら良いか?

そのためには、

①自然と触れ合う
②信頼できる人と一緒にいること
③人のために行動する

という3つの行動が重要になります。


対策①「自然と触れ合う」

まず①の自然。

人間の本能として、自然の中にいるだけでオキシトシンが分泌されるそうです。

朝から夜までオフィスの中で作業、

夜は自宅でスマホやテレビの強い光を見て興奮状態。

そんな日常では当然自然と触れ合う時間がないのですが、

スマホの画面を山、海、川など自然の映像にするだけでも効果があるそうです。

または部屋に観葉植物をおいたり、

自然音をBGMとして流すだけでも効果があると言われます。

「自然」「公園」「キャンプ」など実際に行えれば理想ですが、

そうでなければまずは映像や音声だけでも変えるところからスタートしたら良いかと思います。

対策②「信頼できる人と一緒にいること」

次に②の「信頼できる人と一緒にいること」、

具体的には「家族+親友5人」くらいの規模で十分だそうです。

文明病の理由には、食生活の乱れや運動不足だけでなく「孤独」も含まれるそうです。

損得ではなく「信頼できる人」がいるかどうかが、オキシトシンの分泌には重要と言えます。

赤ちゃんが授乳をしている時も「オキシトシン」が分泌されると言います、

泣きじゃくっていた赤ちゃんが授乳後にニコニコしているのもよく見られる光景です。

対策③「人のために行動すること」

最後に③の「人のために行動すること」

自分のためにではなく、人のために行動すると「オキシトシン」が分泌されます。

これは僕自身が仕事で感じることです、

自分たちのスキルや知識でお客様が喜んでくれると、

なんともいえない満足感があります。

「徹底的に人のために行動すること=利他的行動」

が、結果的に自分のためになると言えます。


毎日が慌ただしく興奮と不安を行き来しているような状態であれば、

上記の3つのいずれかを少しずつ実践して、

「満足感=オキシトシン」

が分泌されるような生活にしていきたいですね。


今回の参考文献



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