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ADHD気質な僕が、集中力を上げてきたコツ

集中力のなさは「仕組み」で解決できる

自分自身を客観的に見ると、

自他共に認める「注意散漫」「集中力が続かない」タイプです。

興味のあることならまだ良いのですが、

興味のない、手間がかかるものには全く集中力が続きません。

検査を受けたことはないですが、おそらくADHDの気質があると思ってます。


そのため、この集中力のなさを「仕組み」で解決してきました。

例えば、

・気が散らないように、作業デスクには必要なもの以外はおかない
・小さい物音でも反応してしまうので、ノイズキャンセルのイヤホンをする
・そもそもタスクを多く抱えない、人に任せるものは任す

などで、ある程度は集中力のなさをカバーできます。

最近ではipad airを購入したのもすごくよかったです、

ipadにはSNS、動画、電話、メールなどのアプリはいれずに、

仕事に必要なものだけ入れているので、集中力が切れることが減りました。

それでも「集中力」を上げたい

けれども最近は「やっぱり集中力をもっとつけたい」と改めて感じてます(笑)

というのも、やりたいことをやるのに24時間では足りなくなってきたので、

限られた時間でもっと成果を上げたいからです。

そこでなんとなく買ってみたこちらの本が、かなりよかったです ↓

ボリュームがありますが、

興味のあるところだけピックアップして読んでみても良いかと思います。


この本では、

本能的な欲求を「獣(けもの)」(辺縁系)
論理的な考え、理性を「調教師」(前頭前皮質)

と呼んでいます。

相反するのが獣(辺縁系)と調教師(前頭前皮質)で、

「仕事をしなければ!(前頭前皮質)」

と考えても、

「酒が飲みたい!(辺縁系)」

と主張したり、

「将来に向けて貯金しよう!(前頭前皮質)」

と考えても、

「旅行に行きたい!(辺縁系)」

と主張します。

獣は長期的な思考が苦手で、短期的な欲求を好みます。

獣(欲求)はおさえられない

結論としては、

「獣が暴れ出したら、調教することは不可能」
「獣が暴れないように、日頃から調教しておくことが必要」
「獣が暴れないために、①食事②習慣③睡眠をコントロールする」

と主張しています。

まず、健康の話を深掘りすると必ず「食事」「睡眠」「生活習慣」といった当たり前の話になりますが、

それくらいこの基本的なことが重要だということです(笑)

高価なサプリや高価なダイエット器具で一発逆転を狙うのではなく、

基本を徹底するしかありません。


本題ですが、

「獣(欲求)が暴れ出したら、調教すること(理性)は不可能」

という話は、まさにダイエットに通ずる話で、

「お酒が飲みたい」「甘いものが食べたい」

と思ったら、止めることは不可能なんですよね。

そこをなんとか我慢しても、あくまで我慢なので、

遅かれ早かれ爆発して、必ずリバウンドします。


なので、

「お酒が飲みたい」

「甘いものが食べたい」

という感情がどこからきているのか明確にして、

その感情がそもそも出ないように工夫することが、ダイエットには必要です。

獣が出てこない「体づくり」「仕組み」が必要

例えば、寝不足が続いてコルチゾール(ストレスホルモン)が出れば、

当然お酒や甘いものが欲しくなります。

だとすれば、睡眠をしっかり取ることで、お酒や甘いものが欲しい欲求は消えます。

もしくは、リビングや職場の休憩室にお菓子が置いてあれば、

当然食べたくなります。

だとすれば、見えるところにお菓子はおかない、

もしくはお菓子自体をストックしておかない、という仕組みで解決できます。


このように、目的に向かって集中したい時に、

それを邪魔する欲求(獣)がでないように

「仕組み」

で解決したり、

「欲求がでないような体に整えておく」

ということが重要になります。

集中力は後天的に向上できる

ちなみに、集中力の50%は遺伝で決まるそうです。

この数字を多いとおもうかどうかは人それぞれですが、

残りの50%は後天的になんとかなると思えば、希望がでます。

天才認知心理学者ハーバード・サイモンは、

「情報量が激増する社会では、人間の集中力こそがもっとも重要な資産になる」

と述べています。


今まで集中力を上げるために、

「エッセンシャル思考」

「シングルタスク」

も非常に効果がありましたが、

この著書にある

「獣が暴れないようにコントロールする」

という考えも、かなり役立ちそうです。

具体的なテクニックがたくさん書いてあるので、

興味のある方はぜひ呼んでみてください。



一つだけ著書に書かれている内容を上げると、

脳を覚醒させる最強ツールはやはり「カフェイン 」だった

→ ただしカフェインは副作用も強い。一度に飲む量は「200~300ml」まで(スタバのショートで240ml、トールは350ml)。

→ 寝起き90分は覚醒作用が自然に働くので、寝起きにカフェインを入れてしまうと覚醒しすぎて、「焦り」「頭痛」「動悸」がでやすい。

→ そのためカフェインは寝起き90分以降に入れること

とありました。

ちなみに、寝起きは「白湯(さゆ)」がおすすめです。

腸を活動的にしてくれますし、副交感神経(リラックス)から交感神経(興奮)に切り替えてくれます。

コーヒー(カフェイン)は寝起き90分以降にすると良いですね。


いろいろな健康法があって頭が混乱するかもしれませんが、

一つずつ実践していきながら習慣にしていきたいですね。

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