見出し画像

「新たなスタート」をする時に、心がけていること

スタートしても失敗するのが当たり前

性格的に「新しいことをスタートする」ことが好きなので、

この休業期間も新規事業を考える良い時間にはなっています。


今まで色々なサービスにチャレンジしてきましたが、

そのうちの99%は失敗してます(笑)

100回やって1回うまくいくかどうか、

大袈裟ではなく、本当にそれくらいの確率です。

もちろんスタートする時は「必ずうまくいく」と思ってスタートしてますが、

実際にやってみるとそんなに甘くないですね。

スタートしてみないとわからない難しさもたくさんあります。

長者番付一位のユニクロ創業者の柳井正さんでも「一勝九敗」と言うくらいです。

一勝九敗(柳井正 著 新潮文庫)

けれども、失敗を怖がって何もしないよりも、

失敗してもすぐに次に向かう方が生産的です。

以前の記事にも書きましたが、失敗もノウハウになります。


そんな失敗だらけの中でも色々と発見があります、

失敗したからこその発見とも言えます。

①「好きなこと」「得意なこと」「需要があること」

例えば、今まで成功した事業は、

「好きなこと」

「得意なこと」

「需要があること」

の3つの要素が入っている、ということです。

僕自身もそうですが、若い時は

「好きなこと」や「得意なこと」に特化してビジネスをスタートしがちです。

好きなことなので仕事自体は楽しいのですが、

なにしろ需要がないので売り上げはありません。


売り上げがなければ好きな仕事も継続できないので、

いずれはそのビジネスは終わってしまいます。


それとは反対に、世の中に需要があることをビジネスにすると、

需要があるので売上は伸びます。

けれども自分自身がそのビジネスに熱がなければ、長続きしません。

「売上を伸ばすため」と割り切れる人や、

資金をためるために期間限定でやる、

ということであればそういうビジネスもありですが、

長く続けることを考えると厳しいです。


「好きなこと」で「得意なこと」で「需要があること」

ここを、僕自身は新規事業の時にまずは意識します。

現在のパーソナルトレーニングスタジオもその3つがすべて入っているのでうまくまわっている、と感じてます。

②事前準備

次に大事なのは「事前準備」です。

準備(インプット)だけして

実際に行動(アウトプット)しなければ意味がないですが

最低限の準備は必要です。

競合の調査、値段の相場、その分野の基礎知識、いつから収益化を狙うか。

人に聞いたり、本から学んだり。様々な方法で準備します。


元々僕自身は、「準備するよりまずは行動」の

「見切り発車」タイプです。

沖縄きた時なんかはまさに見切り発車です、計画なんかありません(笑)

そうやって行動しながら修正していくタイプですが、

事前準備した方が成果が出るまで圧倒的に早い、

と30代に入ってからようやく気付きました(笑)


また、昨年からコンサルやりだして気づいたのは、

「ひたすらインプットを繰り返し、いつまでも準備してる人」

と、

「全く準備しないで、事業をスタートしてから慌てる人」

がいかに多いか、と気付きました。

インプットとアウトプットのバランスがとれることが、

非常に重要だと感じてます。

③投資と消費の見極め

最後に、投資と消費の見極めがうまくいくと、事業も軌道に乗ります。

投資はリターンがあるもの、

消費はリターンがないもの。

何にお金を使い、何に使わないようにするか。

ここの見極めがうまくいく事業は、安定して収益化できます。


話が少しズレますが、

僕自身一番リターンがあると感じるのは「読書」です。

1000円の本が1万、10万を生み出すような知識を教えてくれます。

学生時代まで読書をすることなど皆無でしたが、

自分で起業して本を読むようになると、本一冊読むだけでこれほど大きなリターンが返ってくるのか、と驚きました。

もっと早くから本を読めば良かった(笑)

特殊な才能や能力が必要なビジネス(プロアスリート、エンターテイメントなど)は別として、

「知ってればうまくいく」

ビジネスもたくさんあります。

知らなくて損する人と、知っていて得する人のビジネスの方が多いかもしれません。

株や不動産投資もそうかもしれません、

知らない人が手をだしたら大損しますが、きちっとした知識がある人はうまく回る気がします。


これだけ情報化社会になっても「情報弱者」はたくさんいますし、

情報弱者がビジネスをスタートするのは非常に危険です。

そう考えたら、本から様々な情報を常に学んでおけば、

「できるビジネスが増える」

と言えます。


「特殊な才能が必要なビジネス」

は気持ちよくあきらめがつきますが、

「知識や情報があればできたビジネスを、勉強不足のせいで取り損ねた」

というのは、僕自身はすごく嫌なので(笑)、毎月かなりの量の本を読むようにしてます。

「100人中、入会はゼロ」という大きな失敗

なぜこうゆうことを痛感するかというと

僕自身かなりのトラウマがあるからです。

パーソナルジムの2店舗目を出店する時に、

まずは何がなんでもお客様をつかまえようとして、

「可能な限りの広告」

「人数無制限の無料体験サービス」

をやってしまい、僕らのビジネスに全然当てはまらないターゲット層の方ばかり集まってしまい、

100人無料体験やって一人も入会しなかった、という散々たる結果に終わったことがありました。

僕自身も含め、スタッフがただただ疲弊した苦い思い出になっています(涙)

「狙ったターゲット層に、サービスが提供できるかどうか」

という「ビジネスの鉄則」すら知らなかったんです。

今では笑い話ですが、何も考えずに

「とにかく商品を売ろう」

「とにかくお客さんを集めよう」

となると、こういう結果を招く、と痛感しました。


そんな経験から、きちっとビジネスを勉強しようと一念発起しました。

僕の失敗は極端なケースですが、本は知識向上に非常に役に立ちます。

まずは週に一冊からスタートでも良いと思います、

そうしたら月に4冊です。

ゲームやネットサーフィンしている一ヶ月と、

本を4冊読んだ一ヶ月では、

一年後二年後の差はあきらかです。

それくらい本はコスパの良い投資だと思います。

まとめ

話が飛び飛びになりましたが、まとめると

①「好きなこと」「得意なこと」「需要があること」の3つが当てはまる

②事前準備(インプットとアウトプットのバランスを考える)

③投資と消費を見極めてスタートする(最強の投資は「本」)

が重要かなと、現段階では感じています。


そして一番重要なのは、「失敗してもやり続ける」ことだと思います。

やり続ければ、周りが勝手に脱落していくので、やはり粘り強さも大事ですね。


今経営しているパーソナルジムも6年目に入りましたが、

うちの経営がうまくいったかどうかよりも、

3年も経過するとバタバタ脱落していくジムが出てくる、

というのが現実です。


「勝つ」前に「負けないこと」も大事だと思ってます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?