コロナ禍後のシンガポール-街中のキャッシュレス化-
シンガポールの街中でははっきり言って現金が不必要だ。
コンビニ、ショッピングはもちろん飲食店や一部の自動販売機(そこら中で見かけた生搾りオレンジジュース販売機はキャッシュレス)も日本のクレジットカードを登録したApple Payで支払うことが出来た。
何度も言うが、これが本当に便利なのだ。
海外のお金は使い慣れていないので、どれがいくらなのかお札もわかり難いし、コインなんて数字をよく確認しないと使うことは難しいだろう。
何より悪意あるお店の人に誤魔化されたり、間違えたりする可能性がある。
しかし、キャッシュレスだと慣れない現金を確認する必要がないので間違えて渡してしまうこともないし、お釣りの受け取り間違いもないのだ。
そして使い難い小銭が溜まって帰国する時にどうしようとなることもない。
「クレジットカードだとレートが悪い」と言う人もいるかもしれないが、爆買いしない限り現地で使う金額はたかが知れているだろうし、現地通貨に両替して使い残したらまた円に両替と往復両替をすることを考えるとむしろクレジットカードの方がレートはいいのではないかと思う。
もちろんレートは変動するので、たまたまとても良いレートで現地通貨に両替でき、ピッタリ使い終わったとかならお得かもしれないがそのお得になった額も多くはないだろう。
なので、どう考えても数日間の旅行くらいなら現金を現地通貨に両替して使うよりもクレジットカードで払う方がメリットは大きいのだ。
現金は落としたら終わりだし、支払い時に足りないのもかなりやばい。
ここまでかなりキャッシュレス押しで書いてきたが、しかしながらシンガポールにもApple Payで支払えない場所がある。
それはローカルフードのお店が並ぶホーカーセンターだ。
ここシンガポール各地にあるが、どこもApple Payやクレジットカードは使えないようだ。
しかし現地の人の為のQRコード決済は用意されているようだったが、試してはいないが旅行客は恐らくシンガポールのQRコード決済は使えないので現金を使う他ない。
僕もこのホーカーセンターで食事を取りたかったので、シンガポールに着いた2日目の夜に1万円だけ両替した。
現金を両替して感じたことはやはり確認と管理がめんどくさいと言うことだ。(両替して現金を受け取った時も“必ずその場で確認”して下さい)
幸い僕は最終日にチャンギ空港のジュエルで松发バクテーを食べ、支払いを先ず現金で払い足りない分をApple Payで払ったので全て使い切ることが出来たがやはり、この様な管理が必要になってくるので面倒だ。
アフターコロナに初めて行ったシンガポールだったが、中国ほどとは言わないもののかなりキャッシュレス化が進んでいて本当に驚いた。
でもよくよく考えると現代では技術的に難しいことではないし、キャッシュレスの方が明瞭会計なので不正をしたい人以外は皆ハッピーなのではないかと思う次第だ。
そう考えると日本も(特に)台湾も中途半端にキャッシュレスが発達していて微妙さが否めない。
キャッシュレスは100%に近づいてこそ本領を発揮するので、中途半端は本当に良くない。早くどこの国も中国レベルでキャッシュレス化を進めるべきだろう。
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