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なぜ台湾の多くの新幹線駅がターミナル駅になっていないのか

台湾で旅行するたびに思うことを書きたいと思う。

日本から台湾旅行に行く時や台湾に住んでいるが、まだ日が浅いし台北しかよく知らないと言う人は是非読んでみて欲しい。

先ず台湾島の西側と東側ではいろいろなことが違う。

東側は西側よりマイナーなうえ、旅行へ行くとしても外国人にとっては少しアクセスし難い場所が多いので今回は西側について書いていく。(ちなみに旅行ガイドの記事ではない)

例えば西側の中心より南にある台南に行きたいとなった時は台北と桃園国際空港からは台湾新幹線(高鐵)使うことをお勧めする。

台湾新幹線の路線図を見ると台南新幹線駅(高鐵台南站)があるので便利だと一瞬思うかもしれないがここには罠がある。

台南新幹線駅(高鐵台南站)と台南駅(台南火車站)は全く違うのだ。

これは『台南』だけでなく大都市で言うと『台中』もそうだし、似たような感じだと桃園空港と高鐵桃園站も全く近くない。

更に最悪なのが、高鐵站と電車の駅(火車站)では駅の名前も全く違う。

台南新幹線駅(高鐵台南站)に隣接している電車の駅(火車站)は沙崙(Shalun )と言う駅で最悪なことに駅名も全く違うのだ。

観光客、特に外国人観光客には、とても優しくない作りになっている。

しかも台湾の電車(火車)は日本の国鉄時代のようにいろいろと問題だらけで、使い勝手が非常に悪いのだ。

台湾内で新幹線の駅と電車の駅が隣接しているのは、台北駅と板橋駅と高雄の左營駅のみだ

誰もが街中にある駅、台南だったら台南駅(台南火車站)に新幹線の駅も隣接させれば駅の利用者も増えるし地元の人にとっても良いのではないかと思うだろう。

ではなぜ他の駅も台北駅と板橋駅、左營駅のようにターミナル駅にしなかったのか。

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